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新しいウェブサイトに移行します。 [お知らせ]
このブログでは、今回が最後の記事になります。
まずはお知らせです。今年(2016年)の秋から、東京・中野にアトリエを構えて、ぼくは切り絵・イラスト・デザインなどなど、妻はパン・お菓子の教室などをメインに食の仕事をしていくことになりました。思えばこのブログでも、いろいろなお話をいただいたり、たくさん出会いがあったように思います。今まで本当にありがとうございました。
さて、アトリエのスタートに向けて、今いろいろと絶賛準備中です。その準備の中のひとつでもある新しいウェブサイトをようやく(完全ではありませんが)公開したいと思います。
確か、2009年(だったような…)にブログを始めてから時代は移ろいました。最近、情報発信はSNSが主流となり、ぼくも多くの方が見てくださっているインスタグラムがメインとなっています。このブログを書くことも減りましたが、新しいウェブサイトでは、また改めて、時間があるときには日常のブログを新しいweb内で書いていこうと思います。
↓ 新しいウェブサイトです。
今後はこちらをご覧いただけましたらうれしいです。
◉YUYA|ちょっきんきりえの部屋(名前は同じですが新web)
http://chokkin-kirie.com/
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それから、食の活動をしている妻・スパロウ圭子のウェブサイトです。
◉食のアトリエスパロウ
http://atelier-sparrow.com/
二人が拠点にしているアトリエのウェブサイトです。
◉Atelier FOLK アトリエ・フォーク
http://atelier-folk.com/
以上3つのサイトはお互いにつながっていて行き来ができます。
また、インスタグラムが一番日々の動きを見ていただけると思います。
◉YUYAインスタグラム(PC表示)
https://www.instagram.com/yuya_chokkin_kirie/
このso-netブログはそのまま残しておくと思いますが、更新は今回で最後になります。
今までご覧いただき本当にありがとうございました。
引き続き、これからもどうぞよろしくお願いします!
YUYA
AZU BAGEL アズベーグル/ショップカード+シンボルロゴ [作品]
ご縁があり、千葉県の鎌ヶ谷にオープンしたAZU BAGEL(アズベーグル)さんのショップカードとシンボルロゴを制作しました。今回のご希望は、「鳥を入れてほしい」「切り絵の感じ」とのことでした。素朴な風合いを残しながら、色の重なりなども生かして、あたたかい風合いに仕上げました。色合いもご本人の希望から、ショップカードはこのカラーリングに。ベーグルはシンプルな形なので、ベーグルらしく見せるのはなかなか難しいです。
◎AZU BAGEL アズベーグル
千葉県鎌ケ谷市右京塚9-13
東部野田線「鎌ヶ谷」駅から徒歩10分
TEL 047-442-1809
オープン:水木金土の11:00-18:00
※ベーグルが無くなり次第閉店
※6月17日からオープンされています
こちらがシンボルロゴ。あたたかい風合いに。
雑誌掲載のお知らせ_nid(ニド)vol.45 [お知らせ]
いままでにも何度か民芸特集などで掲載いただいているおなじみの雑誌、nid(ニド)に掲載されました。創刊10周年を迎えたというnidの今回の特集は「ニッポンのイイトコどりライフ」。その中の「これから10年の暮らし方ともの選び」というコーナーで6ページにわたってわが家を載せていただきました(P38〜)。
自分たちが長く愛用してきたものとモノ選びのこと、民芸との出会い、作品について、暮らしのこと、食のこと、これからの活動・・・など、お話したことを丁寧に掲載いただいています。中でも「今後の大きなお知らせ」の前振り?も載っていますのでぜひご覧ください!
ミズタマ舎で「ちょっきんきりえ展mini」開催中 [お知らせ]
ミズタマ舎の新しいショップカードのデザイン
大阪のお店「ミズタマ舎」さんにて、現在「ちょっきんきりえ展mini 民芸品と暮らす日々」が4月末まで開催されています。miniというのは、いつもより少し小規模なので。切り絵の原画のほか、手ぬぐい、ポストカード、一筆箋なども販売中です。
そもそも今回のミニ個展、ミズタマ舎さんのショップカードの依頼があり作ったときに、店主の平山さんから「個展もやりたい」というご希望をいただき、実現したものです。渋谷、神戸とまわったこの「民芸品と暮らす日々」の作品たちは、毎回旅立った作品があるので少しずつ顔ぶれが変わっていってますが、この「民芸品と暮らす〜」のテーマでは、今回で最後となると思いますので、ご覧いただけたらうれしいです!
・・・って、告知を載せるのが遅すぎてすみません。インスタグラムは日々更新中ですので、ご覧いただけたらうれしいです。
インスタグラム:yuya_chokkin_kirie
ちょっきんきりえ展mini 大阪2016「民芸品と暮らす日々」
絵と文章:YUYA(切り絵作家・イラストレーター)
会期:2016年4月1日から30日
会場:大阪 ミズタマ舎
https://www.facebook.com/mizutamasya/
11時から18時・月曜休
TEL:06-6152-8481
ウェブサイト [コラム]
たまには、息抜きに告知でも作品の解説でもなく、ブログを書きましょう。今、自分たちのウェブサイトを検討しています。人に頼むのではなく自分でつくることにしたので、なかなかハードルが高いけれど、いろいろ開設の説明など読んでいても、わかるようなわからないような・・・。でも自分で作ったほうが、のちのち変更したいときも自分で自由に考えて行けるだろうと。やたらカッコいいものではなく、シンプルに誰でも分かりやすく見やすいページにしたいという考えのもとに進めています。
一昔前までは、HTMLのことが分からないと制作はもうお手上げという感もあったと思います。でも、最近はweb制作の知識がほとんど無い自分のような初心者でも、テンプレートを使えば何とか作れそうです。その中にも、どのシステムを使うかなどいろいろありすぎて迷うところです。自分たちが考えている構造が複雑になりそうな部分もあり、どうするのが良いか考えたりもしながら進めています。
思えば、このブログも随分長いこと書いてきました。最近の更新はたまーに、となっておりますが。このソネットブログは、通常で言うウェブサイトの代わりとして使っているので、これしか無い中でよく活動もやってきたなあとも思います(タンブラーの作品集もありますが更新しておらず・・)。このブログを見てずいぶんご依頼も頂いたり、実際に出会いにつながった事も数多くあるように思います。このページも残すかもしれませんが、早く新しいウェブサイトを完成させたいなあと思っています。
年賀状2016/申年 [作品]
明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願い申し上げます
今年も最初に載せる作品は年賀状にします。今回も年末のある日、サクッと考えてデザインをつくりました。紙に描いた線画から加工しているので、切り絵の原画があるわけではありません。思い付いたまま、あれこれいじってもいなくて、素直なまま仕上げました。
潔くシンプルに、あたたかく。これからそういう作品を作って行きたいと思っている最近。今回は、最初から赤1色+モノトーンで行こうと思っていました。シンプルなほど強く印象に残る。シンプルなほどバランスが難しい。シンプルなほど美しい。みなさんが穏やかに楽しくなる作品やデザインをつくっていけたらと思っています。
さて、今年はどんな年になるか・・・もう一歩先へ踏み出したいと思っています。変わらずにどうぞよろしくお願いいたします。
2016年1月 YUYA
1年間ありがとうございました [コラム]
2015年も今日で終わり。今年は春から休む事無くいろいろと走り続けた一年でした。今一息ついている感じです。
春には渋谷で個展、夏には神楽坂のイベント、秋には神戸で個展、12月にはサンデーマーケット。特に個展を東京と神戸でできとても充実した一年になったように思います。東京では3年ぶり、神戸では4年ぶりの個展だったので、久しぶりにお会いできる方も多く、そして前回の個展以降にインスタグラムなどで作品の投稿を見て下さっているたくさんの方々とお会いでき、とてもうれしい時間となりました。来年は、さらにもう一歩進めるようがんばりたいです。応援いただいたみなさま、今年1年どうもありがとうございました!
サンデーマーケットではありがとうございました! [コラム]
最近はブログが放置されがちになっておりスミマセン!お久しぶりです。インスタグラムは日々更新していますので、ご覧いただけましたら幸いです。
遅くなりましたが、先日12/6には三軒茶屋のklalaさんのお店にて、サンデーマーケットに参加させていただき、無事終了しました。人気店が多かったイベントでしたが、わが家のブースにもたくさんのかたにご来場いただき、妻のベーグルとぼくのデザイングッズやマッチ箱などの販売を行いました。ご来場ありがとうございました。
ベーグルは、妻も不安もあったようですが無事完売御礼!途中、「ベーグルサンド食べてみて美味しかったのでまた買いに来ました」といううれしいお客さまも何人かいらっしゃいました。ありがとうございます。ぼくが言うのもなんですが、ホントおいしかったからなあと思います。
ぼくのグッズ販売も、初めて手にとっていただいた方もいらして、いつもインスタグラムを見て下さっているという方もちらほら。最近インスタグラムを見て下さっている方がとても増えており、個展のときも感じましたが、何より力を感じるSNSだなと思います。
また今回は珍しく?二人そろっての出店でしたので、それもまた新鮮でもあり楽しくがんばることができました。年内のイベント参加はこれで最後ですが、また来年も新しいことがいろいろできると良いなと思います。お越しいただいた方々、遠くで応援してくださった方々もほんとうにありがとうございました!これからもよろしくお願いいたします。
マッチ箱完成、12/6は三軒茶屋サンデーマーケット! [お知らせ]
ひとつ前の記事でお知らせしましたが、12/6はサンデーマーケットの出店です。今回もマッチ箱を新たに作りました。今回のために新たに、案外やっていなかった「ロウソクと炎」、クリスマス前ということでサンタ(なぜか赤と青?)、それから神戸で好評だった青空を飛ぶ白い鳥の図案。日曜は三軒茶屋で二人でお待ちしております。他にも素敵なお店がたくさん出店されますので、お時間ございましたらぜひお越しください!
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サンデーマーケット出店
切り絵作家 YUYA & 食のアトリエ スパロウ
イラスト/デザインを手がける切り絵作家YUYAと、
食のアトリエを主宰するスパロウ圭子(食のアトリエスパロウ)。
世界の民芸品に囲まれながら世田谷に暮らす二人が、
デザイン雑貨と手づくりベーグルを販売します。
日時:2015年12月6日(日)12時から17時まで
場所:三軒茶屋kalala周辺
klalaウェブサイト http://www.klala.net/
サンデーマーケットfacebookページ
https://www.facebook.com/3tea.sundaymarket/?ref=hl
ベーグルはそのままのもの、具材をサンドしたものと両方あります
手ぬぐいは、ブルーグレーのほか、東京ではまだ販売していなかった青とピンクもあります
ゆらぐ炎が誘います!
三軒茶屋「サンデーマーケット」出店のお知らせ [お知らせ]
マッチや手ぬぐいもあります!(マッチは違う図案になるかも)
12月6日(日)12時から、三軒茶屋で開催される「サンデーマーケット」に出店することになりました!3か月に1回開かれたくさんの人が訪れる人気マルシェです。主催者でもある人気雑貨店klalaさんから今回お誘いいただきました。今回は、ぼくたち夫婦での出店で「切り絵作家YUYA&食のアトリエスパロウ」。ぼくは神戸でも販売した3色の手ぬぐい、クリスマスに向けたnewマッチ箱、一筆箋などの雑貨を販売します。妻スパロウは自作のベーグルとベーグルサンドを販売。ぼくたちの出店場所はklalaさんのまわりになりそうです。ぜひ遊びにきてください!お会いできるのを楽しみにしております!
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サンデーマーケット出店
切り絵作家 YUYA & 食のアトリエ スパロウ
イラスト/デザインを手がける切り絵作家YUYAと、
食のアトリエを主宰するスパロウ圭子。
世界の民芸品に囲まれながら世田谷に暮らす二人が
デザイン雑貨とベーグルを販売します。
日時:2015年12月6日(日)昼12時から
場所:三軒茶屋kalala周辺
klalaウェブサイト
http://www.klala.net/
サンデーマーケットfacebookページ
https://www.facebook.com/3tea.sundaymarket/?ref=hl
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●切り絵作家 YUYA
手ぬぐい、原画付きマッチ箱、ポストカード、一筆箋などのオリジナルグッズを販売します。手ぬぐいは東京で未発売の新色。
●食のアトリエ スパロウ
黒ごまなど和洋の食材を練り込んだ米粉のベーグルを販売します。自家製ジャムをはじめオリジナルペーストサンドもご用意。
スパロウ製の手づくりベーグル、ぜひお試しを!
ポストカードやホロホロ鳥の一筆箋もあります!
手ぬぐいは神戸の個展で発売し、東京ではまだ発売していなかった色!
世界の民芸品に囲まれて暮らすぼくたちが作り出す作品やフードを販売!
まちがえて入ってくる [奇妙な世界]
米男(コメオ)といいます。これまた昔の話。まったく何事かと思うでしょう。しかし重要なことなので伝えに来ました。自分がまだ小学生か中学生くらいだった頃のいつかの日曜日だったかと思う。家にいたら、まったく見た事も無い知らないおじさんが家に入って来て、リビングの座布団に座ったのです。一体この人は何なのか!ぼくたちは何も言えないままに何秒か過ぎて、確か、母が「あの何かご用でしょうか?」とかそういうことを言ったように思う。そこで急におじさんは何か気がついたようで、「人の家と間違いましたー!」となり、帰って行ったのです。しっかし、まちがえて入って来て、リビングの部屋に入って、席について、まだ気がつかないっていうのも驚きです。あのとき「ああ恥ずかし」とかそういう気分はあのおじさんにはあったのだろうか?無いように見えました。あの大胆な神経がうらやましいです。わたくしもそうなりたいと願う。今日もありがとう。二度と会うことはありませんが、お元気で!
ごはん粒でできたケーキの味 [奇妙な世界]
あれはいつのことだったろう。ぼくはまだ小学生だったかと思う。母、姉、自分の3人でどこかへ出かけた帰り道、母が「帰ったら良いものがあるよ」と言ったので、ぼくたちは(ケーキかな。おいしいものがあるのだな!と)とても楽しみにしながら帰った。
夕飯を食べ、そのあと母がお皿に乗ったケーキを持ってきた。やっぱりケーキだ!とぼくたちは思った。大きいホールの丸いショートケーキ。でも、よく見てみるとなんだか様子がおかしい。ケーキの表面がでこぼこして・・・まるでご飯粒みたいな・・・?スポンジケーキではなく、ごはん粒できたケーキであった。そこに、生クリームやいちご(だったか・・・)が載っていて、普通に甘いケーキ風に形作られた恐ろしいもの。料理の本か何かで見て作ってみたのか、母は本当にごはん粒でケーキを作るとは!
ぼくたちがごはん粒であることに気付いて「こんなのいらない!」とかなんとか言ったとき、母が「おいしいから、食べてごらんよ!」と言ったと思う。「だまされたと思って」も付いていたかもしれない。姉とぼくは一口くらいはだまされて食べたかと思う。やっぱり、どうしてもダメだった。母には悪いけれど、ごはんケーキだけはちょっと無理でした。母は器用で、ケーキや洋菓子をつくるのは普段からなかなか上手な人だった。普通のケーキだったらよろこんで食べたのに・・・とたまに思い出そうとしても思い出せなくなりつつなっている、ごはんケーキの驚きの味。
御礼 神戸の個展が終了しました [コラム]
久しぶりの神戸の個展をぼくは楽しみにしていました。元町にある「ハオス」「ダンタン」「トーロ」と食堂「ハオスダイニングルーム」はデフカンパニーが経営するお店です。それぞれに特色があってどのお店も品の良い洋服やプロダクツが置かれている素敵な空間。その中のToolo(トーロ)の2階で今回個展をさせてもらいました。以前「映画の影響」というテーマで個展をさせてもらってから、もう4年が経っており、本当に久しぶりの神戸。10月31日から4日間の開催でしたが、まず、30日に一人で設営をし、31日と11月1日の2日間は在廊しました。
在廊中は、たくさんの方にいらしていただきました。お店を閉めてまで駆けつけてくださったお店のオーナーの方もいらっしゃいました。自分の作品を見るために、本当にありがたいことです。じっくりと作品を見て下さる方も多くとてもうれしかったです。最後まで、会場にいられなかったのが残念です。今回の個展は渋谷に5月でやった内容ですが、旅立った作品もあったので、10枚以上を新作に入れ替えて神戸バージョンでの展示となりました。その新しく出来た作品が、自分としてはなかなか気に入っています。
今回のテーマ「民芸品と暮らす日々」は、自分なりに自由に捉えて日々接して楽しんでいる「民芸」の(モチーフというより)まわりにあるエピソードを、自分の感性とアイデアで自由に表せたら、と思いながら作った作品たちです。自分の家にある世界の民芸品が、国を超えて楽しく共存するように、今回作品を見てくださった方々のそれぞれの眼に、作品はいろいろに映ったようです。ときに北欧デザインだったり、フランスだったり、日本の郷土玩具を感じてもらえたり。そんな皆さんの反応は、ぼくにとって楽しいものでした。いろいろな方とお話でき、その方がどう感じたのかを知る事、ぼくの作品をどう見てるかを知る事ができるのは、とても楽しいことです。
渋谷と今回の神戸の個展で、何か大きな方向性が見えて来たように思います。少しずつ、自分だけの形に近づくために、続けて行こうと思っている「ちょっきんきりえ展」。これからも、ご覧いただけましたらうれしいです。神戸へお越し下さったみなさま、遠くから応援してくださったみまさま、本当にどうもありがとうございました。神戸で開催できてよかったです。オーナーの金子さん、スタッフの皆様、本当にお世話になりありがとうございました。また神戸で個展が開けますように。
ちょっきんきりえ展 神戸2015 民芸品と暮らす日々/神戸トーロ 10/31から! [お知らせ]
明日10月31日(土)から4年ぶりの神戸の個展です。
神戸だけの新作原画10点以上追加、
新色の手ぬぐいもどうぞお楽しみに!
10/31(土)から4日間、神戸で2度目となる個展を開催します。前回は「映画の影響」もう4年前のことです。この「民芸品と暮らす日々」は5月に渋谷で開催してから、今回は関西へ巡回したいと思っていたので、神戸のトーロで開催できることはとてもうれしいです。神戸のためにDMも新たに制作し、5月の渋谷以降に制作した新作の切り絵10点以上を追加しての展示となります。手ぬぐい新色リニューアル版も神戸で発売。
ぼくは4日間のうち10/31土・11/1日の2日間、会場のお店トーロに在廊予定です。みなさまお会いできましたらうれしいです!
◉ちょっきんきりえ展 神戸2015 民芸品と暮らす日々
会期:2015年10/31(土)から11/3(祝・火)
会場:神戸Toolo(トーロ)
JR・阪神「元町」駅徒歩8分
兵庫県神戸市中央区海岸通2-4-7 TEL 078-392-6781
個展会期中11:00から19:30(11/2のみ12:00から)
◉YUYA在廊日:10/31土、11/1日
日々ともに暮らす世界の民芸品。その素朴さと素直な愛らしさは生活に楽しい空気を運んできてくれると同時に、ぼくの作品にも大きな影響を与えます。一方、建築を学んでいた頃からの憧れであるモダンデザイン。自分の中で隣合うように同居するこの2つの感覚を自由に行き来しながら、あたらしい切り絵の作品が生まれました。久しぶりの開催となる神戸トーロでの「ちょっきんきりえ展」。屋根裏部屋のようなあたたかく明るい空間で、友人・吉本 宏さんによる音楽選曲とともに楽しい空気を持ち帰っていただけたらうれしいです。
YUYA/切り絵作家
延興寺窯の白いピッチャー [民藝・手仕事・古道具]
今日から10月25日(日)まで、青山のべにや民芸店で開催されている「延興寺窯 山下清志・裕代 作陶展」へ行って来た。何年か前に鳥取へ行ったときに山下さんのもとを訪ねてから、この窯の器が大好きな我が家。何といっても、そぎ落としたようなシンプルな表現と、美しいフォルム。山下さんの器で、ぼくが特に好きなのは、白い器。あたたかみがあって、でも表情はマットで、でも触り心地が良い。その質感は他の方には無いものだなあと思います。山下さんにそういうところが好きだとお伝えしたら、やはり白にはとてもこだわっていらっしゃるということ、そして李朝の白磁にもつながっているというお話が聞けました。やはり白いものを選ぼうと思っていろいろ迷った結果、ぼくはこのピッチャーを選びました。また鳥取にいらしてくださいと山下さん。また、とても行きたくなる。
神戸の個展のための新色手ぬぐい [作品]
今年の5月の渋谷の個展のためにつくった手ぬぐい「民芸品の動物たち」は、その後のイベント出店などでほとんど在庫が無くなっていたので、10月31日からの神戸トーロでの個展「ちょっきんきりえ展 神戸2015 民芸品と暮らす日々」のため、再びこの図案の手ぬぐいを新たに染めてもらったのがこの写真です。リニューアルしたのは、図案を5月のものより少し小さくし、モチーフを1列多く入れています。色も新たなものを追加しています。今回の新色は、スカイブルー、やわらかいピンクの2色。もう1色は前回も好評で一番最初に完売となったグレーです。神戸は、自分の中では何となく横浜の雰囲気に近く、明るくきれいなブルーや品の良い色が似合うように勝手に思っています。そんなことをあれこれ考えながらデザインしました。お手に取ってご覧いただけましたらうれしいです。
また、奈良で10月15日から開催される益子の器作家である鈴木稔さんの個展「鈴木稔とゆかいな仲間たち」でも一足先にこの手ぬぐいを販売していただくことになっています。
ちょっきんきりえ展 神戸2015 民芸品と暮らす日々/神戸トーロで開催 [お知らせ]
5月の渋谷から4年ぶりに神戸へ巡回。
神戸だけの新作10点以上追加、
新色の手ぬぐいもどうぞお楽しみに!
10/31(土)から4日間、神戸で2度目となる個展を開催します。前回は「映画の影響」もう4年前のことです。この「民芸品と暮らす日々」は5月に渋谷で開催してから、今回は関西へ巡回したいと思っていたので、神戸のトーロで開催できることはとてもうれしいです。神戸のためにDMも新たに制作し、5月の渋谷以降に制作した新作の切り絵10点以上を追加しての展示となります。手ぬぐい新色リニューアル版も神戸で発売。
ぼくは4日間のうち、初日と2日目の土日に会場のお店トーロに在廊予定です。お会いできましたらうれしいです!
◉ちょっきんきりえ展 神戸2015 民芸品と暮らす日々
会期:2015年10/31(土)から11/3(祝・火)
会場:神戸Toolo(トーロ)
JR・阪神「元町」駅徒歩8分
兵庫県神戸市中央区海岸通2-4-7 TEL 078-392-6781
平日12:00から19:30
土日祝11:00から19:30
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日々ともに暮らす世界の民芸品。その素朴さと素直な愛らしさは生活に楽しい空気を運んできてくれると同時に、ぼくの作品にも大きな影響を与えます。一方、建築を学んでいた頃からの憧れであるモダンデザイン。自分の中で隣合うように同居するこの2つの感覚を自由に行き来しながら、あたらしい切り絵の作品が生まれました。久しぶりの開催となる神戸トーロでの「ちょっきんきりえ展」。屋根裏部屋のようなあたたかく明るい空間で、友人・吉本 宏さんによる音楽選曲とともに楽しい空気を持ち帰っていただけたらうれしいです。
YUYA/切り絵作家
このDMをいろいろなお店でお配りいただいています。
ご協力まことにありがとうございます。以下、敬称略
神戸=個展会場となるToolo(トーロ)/フクギドウ/まめ書房/みみみ堂/markka
的形=ハンモックカフェ
大阪=D&Department大阪/ミズタマ舎/ひふみ民藝店
器 暮らしの道具 フクギドウのショップカードデザイン [作品]
これはハガキサイズのもの
神戸の六甲にある、民藝の器を中心に扱うお店「フクギドウ」。以前から気になっており行きたいお店でしたが、実は先日神戸に行ったとき、初めておじゃますることができました。お店を経営されてる女性の表さんとは、以前からインスタグラムなどで交流してましたが、初めて実際にお会いできました。そのフクギドウさんから、ショップカードの依頼があり、デザインをさせていただきました。お会いするなりお願いしたいと思っていたと言っていただき、とてもうれしかったです。
明るくモダンにフクギドウ流に民芸を見せたいというコンセプトをぼくは感じたので、その空気感をうまく絵で表すことができたらと思いながら考えました。明るい、淡いトーンで光の感じを出したいと思い、明るいグレーをバックに、白抜きで器を表し、そこに幾何学模様を入れてリズムを出しました。ひとつはポストカードサイズ、もうひとつは名刺サイズの2種類のショップカードです。縦横の比率が多少違うのでレイアウトも異なりますが、楽しい兄弟のようなデザインのカードになりました。主に、商品を買った方に同封されたり、メッセージを書かれたりもするそうです。表さんからのリクエストにより、お店の名前の由来にもなっている沖縄に多くあるという「フクギ」の木も入れました。機会がありましたら、ぜひご覧いただけたらうれしいです。
こちらが名刺サイズのもの
鈴木稔とゆかいな仲間たち/DM作品提供+個展へも参加します [お知らせ]
以前より工房へおじゃましたり、個展でお会いしたり、またぼくの個展にもお越しいただいたり・・・交流させていただいていた益子の陶芸作家の鈴木稔さんから、今年の夏のある日、奈良での個展のためのDM作品を作ってほしいというご連絡をいただきました。加えて、個展にも参加してほしいとのお話。とてもうれしいお話なので、参加させていただくことにしました。今回、鈴木稔さんを中心に「その仲間たち」として、たくさんの方々が参加される個展です。
菓子:&SUGARさん、箱:TRUNKさん、漆器:田代淳さん、パン:日々舎さん、切り絵:YUYAといったメンバーの楽しい個展となりそうです。
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DM作品は、稔さんの器を中心に、秋の色合いでまとめました。ぼくは普段、自分の作品では、鳥でも人でも動物でも、「架空のモチーフ」を描いていることが多い。なので、実在する「稔さんの器」を描くようなパターンは珍しいのです。だから、まず普段よく使っている稔さんの器の特徴やフォルムを観察し、少しだけディフォルメして絵にしました。
さいごに、楽しい雰囲気を出したかったので器の中にたたずむフクロウを入れたいと思いましたが、稔さんがいるような感じにしたかったので、稔さんに好きな色をお聞きしたところ、その中に緑色があったので、緑のフクロウにしました。このフクロウのおかげで、全体が楽しい雰囲気になりました。
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そしてお知らせはまだ続きます。この個展は奈良の空櫁というギャラリーで、10月15日(木)から11月3日(祝)まで開催です。また、会期が重なりますが、10月31日(土)から11月3日(祝)までは、ぼくの個展「ちょっきんきりえ展神戸2015 民芸品と暮らす日々」を4年ぶりとなる神戸で開催します。こちらもぜひ、お近くの方はお越しいただけたらうれしいです!
また、稔さんの個展では、切り絵作品の原画数枚と、手ぬぐいなどをはじめとしたグッズの販売をします。原画は先日の渋谷の個展とも、神戸の個展とも違う作品を出品するので、ご覧いただけましたらうれしいです。後日、このブログにも詳細を載せます。インスタグラムは頻繁にアップしているので、よろしければご覧下さい。
インスタグラム yuya_chokkin_kirie
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◉鈴木稔とゆかいな仲間達
日時=2015年10月15日(木)– 11月3日 (火祝)
休=火・水(11/3 除く)
会場=空櫁
奈良県奈良市高畑町1445-1
陶:鈴木 稔
鈴木稔さんfacebookは、こちら
菓子:& SUGAR/箱:TRUNK/漆:田代 淳
パン:日々舎/切り絵: YUYA
益子の土、釉薬にこだわり作陶する鈴木稔さんの器は不思議な力に満ちている。
懐かしい感じがするのに、なんだか新しい。
その人柄も魅力的で彼の周りには楽しい人々が集う。
鈴木稔さんの器と彼に集う人々の作品や美味しいものを展示販売いたします。
鈴木稔さんによるワークショップ
*要予約
◎10/24 (土) 型で作るフリーカップ
時間:11時〜 参加費:4,500円 (日々舎のパンランチつき)
◎10/26 (月) 削って作る動物スタンプ
時間:11時〜 参加費:4,000円 (空櫁 特製ランチつき)
◎10/24 (土) 日々舎のパンの日
*取置き可
益子で人気のパン屋さん日々舎のパンがやってきます!
◎10/25 (日) だいどころ飛鳥 かまどご飯とおばんざい
*要予約
毎回、大人気のだいどころ飛鳥さんの食事会。
空櫁のかまどで炊いたご飯と飛鳥さんが丁寧につくるおばんざい。
鈴木稔さんの器で召し上がって頂きます。
時間:11時〜、 13時半〜
参加費:¥ 3.000
各種ご予約は空櫁まで
soramitsu.shop@gmail.com / 080-6138-2957
お電話番号を添えてご連絡下さい
Carlos Moscardini/Manos カヴァーアート提供 [お知らせ]
アルゼンチンのギタリスト、カルロス・モスカルディーニ。日本盤初となるヒストリーアルバムCD「Manos」(=手)が姫路のハンモックカフェが運営するハンモックレーベルより9月17日に発売されます。(ハンモックカフェでは先行発売されているようです!)
今回、ぼくはこの作品のカバーアート(切り絵)で参加しました。音楽の解説などはハンモックレーベルのサイトにもあるので、ぼくは絵をつくった立場から、この作品について少し書いてみようと思います。
アートディレクションはアーガイルデザインの宮良当明さんです。ハンモックの中村夫妻とも宮良さんとも親しいですが、ふとしたところから、ぼくが担当することになったこのカヴァーアート。今回はどういう切り絵の作品にしようかという以前に、まず「アノニマス」=匿名性ということも意識しながら、「手」をキーワードに、「音を素直に形に表すとどんな表情になるだろう」ということを思いながら切っていきました。それは民芸品の感覚にも近いのではないかなどと思いながら3案ほどラフを作り、その中から選ばれて仕上げたのがこの案。
ジャケットのカバーアートを担当することになり、このCDの音源を毎日のように聴きながら、作品を考えました。モスカルディーニ氏のギターは、力強さもありながら柔らかく包み込む感じがあり、丸に近いけれどザックリとした円形でもある形をモチーフに、音の粒を並べて音楽を表現したいと思いました。中間色も多く使い、やわらかい音の表情を出しています。音は余白があることでより美しく刻まれていきます。余白が音をつくるとも言えるのかもしれない。ギターの音色は、途切れずに次の音へとつながって音楽になります。音楽を聴くという感覚と、音を聞くという感覚はどう違うんだろう。そんなあれこれを思いながら、ざっくりとした切り跡も残しながら音の断片を切り、手で音楽をつくるように少し重ねて並べていくと、自然と絵のようでもありながら模様のような作品になりました。音と音をつなぐことによって音楽になり、それは人々をつないでいく。また別の友人が「音楽でつながる関係って素晴らしいよね」と言った言葉も思い出します。切り絵の作品タイトルは Round & Sound for people です。CDのジャケット面は作品の中心部分を切り取ったものです。作品全体は、CDを開けるとブックレットの裏側に隠れているので、ご覧になってみて下さい。
このCD、毎日のように食事の時など聴いていますが、とっても心地良い。音も心地良いし、曲も心地良い。そして普遍的なものを強く感じます。音楽も、使う道具も、家具も、洋服も、民芸も。ぼくは普遍的なものを長く楽しんでいきたいです。この作品は、ぜひたくさんの方に聴いていただきたいです。どうかよろしくお願いします!
◉カルロス・モスカルディーニ「マノス」
Carlos Moscardini / Manos
*ハンモックレーベル第2弾 2 hummock
*ハンモックレーベル こちら
Amazonでも9月17日より発売 こちら
つくっている最中の写真が出てきました
東北民芸の旅その4_天童木工を見学 [民藝・手仕事・古道具]
天童木工は民芸ではないかもしれないけれど、何か相通じるものを感じたので、少しだけでも写真など見ていただけたらと思い載せます。山形では家具メーカー「天童木工」を見学しに行きました。大きな工房の一部がショールームになっているという感じで、古いデザインのものなども展示されていて楽しい。工場部分も見学させてもらった(予約制で事前に申し込む)のだけど、その製作者の方々の真摯な仕事ぶりを拝見し、改めて人の手によって美しい家具が生まれていることを目の当たりにしました。工業製品でつくられるモノにも、この天童木工の場合には、間違いなく人の気持ちがこもっているのだと感じました。うまく言えないのだけど、その作業する方々の動き、真剣な表情を見ているだけでも、それが充分に伝わってきました。
天童木工のアンテナショップで、世田谷に以前あったお店、天童木工PLYで、ぼくは通算4回も個展をさせていただいた。だから、天童木工の家具には特別な思いがあり大好きです。PLYでの個展を通じて、たくさんの人と出会い、自分の絵が少しずつ広がって行くことを感じられた大事な空間でした。残念ながら世田谷のお店はなくなってしまいましたが、あの空間での個展で流れた時間は、今でもとても大事な思い出であり、感謝の気持ちでいっぱいです。だから、なおさら天童木工の工場が見られてよかったなあと心から思ったのです。
これは天童木工の工場のオフィス部分に使われていた間仕切りの壁部分。
ポリカーボネイト?のような美しい蜂の巣状のつくり。
東北民芸の旅その3_柳宗理の木地玩具を制作する工房「高亀」へ [民藝・手仕事・古道具]
東北といえばこけしなのでしょうか。宮城県にある「鳴子温泉」にも一泊しました。こけしに囲まれた街、昭和の時間が残った雰囲気のひなびた感じが、なんとも気分出ます。民芸品をいろいろ持っているとはいえ、ぼくは特別こけしが好きで集めているということでは無いのですが。鳴子温泉には、こけしを工房で制作して売るお店がいくつもありましたが、1件、ふと入ってみてとても印象的だったお店が老舗「高亀」。実は、このお店を目指して行ったというわけでもなく、なにげなく入ったのですが、なにやら他のこけし店とは明らかに違った雰囲気がありました。
こけしだけではなく、壁には各地の郷土玩具のコレクションが飾られ、中央のショーケースには良い色に茶色くなった古いいろいろな木地玩具。見たことがある鳩笛や、モダンな形をした西洋風のこけしなど。そう、ここは、柳宗理の木地玩具すべてを専属で制作しているという、特別な工房でありお店なのでした。
制作過程でできたいろいろなプロトタイプの古びたものがあり、それを見るのもとても楽しい。どんなジャンルでも、制作過程にはやはり試行錯誤がたくさんあるもんですね。お店の奥さまが、いろいろとうれしそうに説明してくださって楽しかったです。柳デザインのものを制作していることを誇りに思っていますとおっしゃっていました。お店に見本として置かれているヴィンテージなプロトタイプの数々は売り物では無いのですが、「これは売っていないのですか?」と聞かずにいられませんでした。
柳宗理のモダンなフォルムを持ったプロダクトの数々は、時代に左右されないものだなあと感じますが、こうしたこけしの街の工房でつくられていたというのが何ともあたたかい気分にさせてくれます。あのモダンな鳩笛や亀、フクロウ、西洋風こけしなどが持つフォルムの感覚は、日本のこけしにも、確かに緩やかにつながっている。お店へ行ったときにちょうど、柳宗理デザインの鳩笛がひとつ完成したということで、ぼくは持っていなかったので買わせていただきました。思わぬ楽しい出会いがあり、うれしい時間でした。
東北民芸の旅その2_小田中耕一さんを訪ねて [民藝・手仕事・古道具]
ふすまに貼るためにデザインされたという幾何学文様の和紙。
動きのあるデザインと明るい色合いが軽やか。
今回東北へ行きたかった理由のひとつが、型染めで制作をされている小田中耕一さんにお会いすることです。さまざまな本の表紙や、お菓子のパッケージや、ハガキやカレンダー、たくさんの場で小田中さんの型染絵を拝見します。文字にも絵のような魅力があり、どれも魅力的なデザイン。小田中さんの作品には、ぼくはグラフィックデザインをとても感じます。お会いするのは緊張したのですが、実際とても優しい方で、お仕事もあったと思いますが、東京からおじゃましたぼくたちを歓迎してくださいました。東京での生活のこと、芹沢銈介の工房での修行時代のこと、民芸のこと、デザインアイデアのこと・・・いろいろなことを楽しそうにお話して下さいました。こうして作り手の方にお話を伺うのは、とても貴重なことです。自分の興味を広げるきっかけにもなりますね。そして、作り手の方により、それぞれ考え方と方法と表現が違う。考えれば当たり前のことですが、それが感じられるときがまた楽しいです。玄関に置かれていた作品を見せていただき、一枚風呂敷を買わせていただきました。それから、光原社で気に入っていた小田中さんの「のれん」を思い切ってやはり買って帰ろう!と二人で決心し、お店へ向かったのでした。
これが、光原社(盛岡)で買ったのれん。
写真はお店に飾られているところ。
今週土曜日は、一日カフェ開催! [お知らせ]
8月8日(土)は神楽坂+で、妻の「スパロウさんの一日カフェ」開催です。
どうぞお越しください。ぼくも会場でお手伝いします!
◉スパロウさんの一日カフェ
日時:2015年8月8日(土)11:00から17:00まで
*ただし、売り切れ次第終了
会場:神楽坂+(カグラザカプリュス)
http://kagurazakaplus.ocnk.me/
どうぞお越しください。ぼくも会場でお手伝いします!
◉スパロウさんの一日カフェ
日時:2015年8月8日(土)11:00から17:00まで
*ただし、売り切れ次第終了
会場:神楽坂+(カグラザカプリュス)
http://kagurazakaplus.ocnk.me/
東北民芸の旅その1_盛岡と仙台の光原社へ [民藝・手仕事・古道具]
光原社で買ってきた民芸品
帰ってからいろいろ忙しかったために少し遅くなりましたが7月に行った「東北民芸の旅」のレポートを書こうかと思います(全部書けないかもしれない)。
東北では、以前から気になっていた民芸店「光原社」。盛岡と仙台にお店があります。とても素晴らしいお店を堪能しました。民芸店といわれるお店は全国各地にいろいろありますが、まずこのお店が違うなあと思ったのは、配置やレイアウトなど計算されてるのでしょうか、全体にとても美しい空間、魅力的に映る民芸品の数々。
まずは、盛岡の光原社(本店)へ行きました。世界の民芸品まで含めてとても幅広い品揃えで楽しいお店。それぞれエリアが分かれていて、1階が日本の民芸品、2階が海外を含めた民芸品、別館の世界の民芸品、宮沢賢治に捧げるという柚木沙弥郎さんによる絵画が飾られたマヂエル館。敷地全体がとても広く、まるで民藝館のようです。一方、仙台の光原社は町中にありコンパクトですが、品揃えもまた少し違って魅力的。盛岡とは違うものもいろいろと見られたように思います。郷土玩具などもレアなものが多かったような・・・
上の写真は光原社で買ってきたおみやげです。左の木彫り人形は仙台のお店で。これはペルーのワンカイヨという場所の民芸品で、芹沢銈介の解説により「世界の民芸(朝日新聞社刊)」にも紹介されています。今も作られているのですね。最近はあまり見かけないのと、気に入ったのでおみやげにしました。のみで素朴な風合いに削って作られた人間や動物があり、模様などがまた素朴な風合いに描かれていてなんともあたたかい空気感。
右のメリーゴーランドのようなCrayで作られた玩具はメキシコのもので盛岡のお店で購入。メキシコの民芸品はとても好きですが、今はなかなか手に入らない。もしあっても、70年代頃の程よい風合いとはどれも変わってしまっていて、見かけても、だいたい欲しいものは残念ながらありません。でも、このメリーゴーランド(?)は昔の造形に近くて、素朴な風合いが気に入りました。色合いも明るく、動物の表情なども、なんとも愛らしい。日本を旅しているのに、どうして世界の民芸品がわが家には集まってくるのでしょうか?
盛岡店の中庭にある「マヂエル館」の壁の飾り廊下のようなスペース。外の空間もとても雰囲気があり、全体が魅力的なお店です。盛岡店の様子を引き続き。
8月8日「スパロウさんの一日カフェ」開催! [お知らせ]
神楽坂+(カグラザカプリュス)では、8月15日までポップアップストア「ちょっきんきりえの棚」開催中ですが、その会期中、8月8日(土)には妻による「スパロウさんの一日カフェ」が開催です。メニューは天然酵母入りスコーン、シフォンケーキ、ダックワーズなど国産小麦の素朴な手づくりお菓子と、夏のフルーツシロップジュースです。当日はぼくも会場でお手伝いするので、ぜひお越しください!
◉スパロウさんの一日カフェ
日時:2015年8月8日(土)11:00から17:00まで
*ただし、売り切れ次第終了
会場:神楽坂+(カグラザカプリュス)
http://kagurazakaplus.ocnk.me/
雑誌 nid 掲載のお知らせ [お知らせ]
なんだか時間がなく、7月18日に発売されてから少し経ってしまいましたがお知らせです。民芸好きにはおなじみの雑誌、nid(ニド)の現在発売中の最新号に、わが家の様子や民芸品のコレクションが掲載されていますのでご覧いただけましたらうれしいです。nidは民芸専門の雑誌というわけではなく、ぼくがお声がけいただくのがいつも民芸特集のときなのです。今回は、「民芸が好き!」というストレートなタイトルで、民芸を日々の暮らしに取り入れて楽しんでいる方々が取り上げられています。わが家が掲載されているコーナーのトップに、大好きな染色家の山内武志さんが掲載されていて、すばらしいコレクションをじっくりと見せていただけてうれしい特集号です。わが家のリビングの棚の写真に、山内さんからいただいた年賀状が右上に写っています。
旅行や骨董市などで、少しずつ増えていったわが家の民芸品。それは毎日に楽しい空気を運んで来てくれます。今回の記事は、そんな様子をご覧いただけるかなと思います。
掲載ページ
◎P4 扉ページの見開き写真(リビングの棚)
◎P6 右上の器の写真
◎P22から25 部屋と民芸品
神楽坂+(カグラザカプリュス)で「ちょっきんきりえの棚」出店 [お知らせ]
神楽坂+(カグラザカプリュス)というお店が神楽坂駅から徒歩3分のところに6月にオープンしています。良いご縁があり、本日(7月9日)から、8月15日(土)までポップアップストアの形で、棚にぼくのオリジナルグッズ類が置かれて販売されます。その名も「ちょっきんきりえの棚」。
手ぬぐい・マッチ箱・ポストカード・一筆箋・A4ポスターなどを販売します。先日からインスタグラム(yuya_chokkin_kirie)に連日投稿しているマッチは今回のために40個新作。手ぬぐいは先日の個展のものを残りわずか並べます(グレーは完売したので、ベージュ、濃ピンク、ブルーグリーンの3色)。同じ色で再版は考えていないので、もし買い逃したという方はこの機会にぜひ。一筆箋は品切れだった太陽を増刷しました。ぜひのぞいてみてくださいね。 YUYA
◉YUYA「ちょっきんきりえの棚」
会期:2015年7月9日(木)から8月15日(土)まで
営業時間:10時から19時
会場:
神楽坂+(カグラザカプリュス)
新宿区神楽坂6-58RITZ神楽坂2F
東京メトロ 神楽坂駅より徒歩3分
http://kagurazakaplus.ocnk.me/
※本当は7月16日からの予定でしたが、なんと!既にご覧いただけてご購入可能です。プレすぎるプレオープン!です。いいのかなあ。
作品_飛ぶ鳥 [作品]
ちょっきんきりえ展vol.7 民芸品と暮らす日々 より、旅立った作品。鳥は以前より毎回何らかの形で作品にしているように思います。「今なら、もっと自然に、もっと自分のラインで作品ができるかも知れない」と思いながら切った作品。切り口には、温かみのある曲線と手の痕跡を残して。民芸品には、鳥のモチーフのものはとても多いなあとも思いながら考えた作品。
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◉飛ぶ鳥
世界の民芸品や日本の郷土玩具には、鳥をモチーフにしたものがとても多い。空を飛べる鳥は人にとって憧れの存在なのかもしれない。愛らしくも美しいフォルムを持つ鳥をモチーフにした民芸品は魅力的なものが多く、さまざまな形のものが見つかる。自分も鳥というモチーフに惹かれるので、鳥の絵をつくることが今までにも多かったように思う。いろいろな姿をした鳥の民芸品を眺めながら、大空を飛ぶ鳥の図案を考えた。
作品_しずく文様を持つ鳥 [作品]
ちょっきんきりえ展vol.7 民芸品と暮らす日々 より、旅立った作品。これは実は2014年に参加させていただいた「もみじ市」の前に作った作品。自分でもなかなか気に入っていたので、個展でも飾りたいと思っていました。今回、気に入って下さった方のもとへ行くことになりましたのでうれしいです。好きだという声も結構あった作品です。この作品をつくったのは2014年の夏頃?でしたので結構前。このドーンとした大らかな鳥をつくってから、こういうのもいいもんだな、と自分で思いながら少し方向性が見えて来たように思った時期でした。
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◉しずく文様を持つ鳥
これも「春の魚」と同じ、インドの布「カンタ」の展示を見てからできた作品。カンタの中にはさまざまな刺繍の文様があって、たくさんのデザインの素材を見つけることができた。多分カンタの中では装飾的な脇役のモチーフだと思うけれど、ほんの一部分に使われていて、ぼくの中では印象に残った「しずく」が連なるような単純な形の文様。これを使ってみようと思ってできた飛べない雰囲気の丸い身体の鳥。文様が豊かな表情をくれた。
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