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sence of Quiet:草月ホール/カルロス・アギーレ&キケ・シネシ [音楽]

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良質な音楽を発信するレーベルNRT主催、静かなる音楽フェスティバル「センス・オブ・クワイエット」。
15日に草月ホールで行われた、カルロス・アギーレ&キケ・シネシの公演を聴きに行った。カルロス・アギーレの音楽は、いままで自分が感じたことの無いたくさんの感覚を持っている。土のかおりとあたたかみを持っているのに、同時に洗練されてもいる。モダンなハーモニー、軽やかさと重厚感。さまざまな要素がまざりあった奥行き、繊細な美しさ。ピアノを弾いたあと、1曲終わる度にこちらを向いて、うん、うんと頷くアギーレさんはなんだかユーモラス。
そして、ギタリストのキケ・シネシとのデュオも、とても自然でぴったり息が合っていた。パーカッションがいなくても、見えないグルーヴにあふれた音楽。音楽で分かり合うとはこういうことか。
前半で登場の青葉市子さんというアーティストも初めて聴いたが、とても素敵だった。このフェスティバルにぴったりな、静かなる美しい声の持ち主。
音が溢れる東京の中のある一方での最先端と言える「あたたかい」音楽シーンを切り取った、素晴らしいイベントだなと思う。本当に行って良かった。3日目は行けないけれど、ブラジルのデュオ、ヘナート・モタ&パトリシア・ロバートもとても良いのだろうなあ!写真はこの音楽にぴったりなイベントフライヤーの一部。
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