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古い年鑑本で、世界のデザインの旅へ。 [本と古本]

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スイスのデザイン年鑑「グラフィス・アニュアル」。年鑑ではない単なる「グラフィス」も(今もおそらく)出ています。この年鑑本の1950-1960年代のものは、ぼくにとってバイブル的存在です。あわせてイギリスから出ている「モダン・パブリシティ」の年鑑シリーズも同様。どちらも、その年に発表された世界の素敵なグラフィックを満載した本で、この年はこういう傾向だな、などが見て行くとわかります。そして、この50-60年代はイラストなどの手作り感あるデザインが多用されていて、グラフィックデザイン全体にとても温かみがあり、色合いや手法などの面でもとても役に立ちます。また、具体的にモチーフというよりも、こういうイメージでつくってみたいなと絵に役立てることもあります。昔の優れたデザインへの旅は、自分に創作意欲をくれるとても大事なものなのです。
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