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ボブ・ドロウの陽気な歌声 [音楽]

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ぼくはジャズ・ヴォーカルも好きで結構聴きますが、これまた、ぼくの場合は「本格的なジャズヴォーカル」のファンのかたとは多分好みが違っているように思われ、歌い上げるような名盤というより、まったくもって自分の好みで聴いています。そもそも楽器系のジャズでも、夜のお店のような音も時には良いけれど、ぼくは陽の当たる明るい場所に似合うような明るいジャズが大好きです。
Bob Dorough(ボブ・ドロウ)はそんな空気感を持ったアーティストで、ピアノを弾き陽気にうたうアメリカのジャズ系シンガー。多分、素朴なヴォーカルで技術的には評価されているかは??ですが、その曲のセンス、サウンドアレンジなど楽しいアーティスト。
写真上の「マルティプリケイション・ロック」という70年代のアルバムは、ABCテレビで放映された子ども向けテレビ番組のサントラ盤。しかしながら、ジャズテイストのタイトなサウンドは子ども向けとは思えないカッコ良さ満載。これはボブだけではなく、グラディ・テイト、ブロッサム・ディアリーなど他のシンガーも参加しています。算数をテーマにした教育的な曲などもあって音楽的に楽しい。写真下は「ジャスト・アバウト・エヴリシング」。これも明るい雰囲気の楽しい曲が並ぶ良いアルバム。とりわけ「I've got just about everything」など気に入っています。これが気に入る人は、多分、モーズ・アリソンというシンガーも気に入ることでしょう。
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