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ワークショップの方法と意味 [作品]

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(↑ぼくがwhytrophyのワークショップに参加して作らせてもらったもの。)

「太陽と星空のサーカス」の中で開催させていただいた2日間のぼくのワークショップが無事終わりました!勉強になったことが多かったなあと実感しています。たくさん参加していただき心から感謝いたします。一緒に何かをつくるというのとはまたひと味違うもので、ワークショップを開催して「やってもらう」という立場。何度か「先生」などと呼ばれて戸惑います。

今回、ワークショップを引き受けて一番大事にしたかったのは、当たり前かもしれないですが、一般的なやりかたで誰にでもできる方法でなにかを作るというところです。ぼくがもともとやっている「ちょっきんきりえ」という一連の作品も、そこが重要ポイントでもあるのですが・・・誰にでもできる方法で、自分だけにしかできない作品をつくること。それを、ワークショップで皆さんにやってもらいたいとぼくは願いました。それを実際に短時間でできるモノに置き換えて、分かりやすく明快な方法で。でも、ぼくの作風を押し付けない自由につくれる展開を。あらかじめ書いてある絵をなぞって切ってもらって作ることなどは、ぼくはあまり意味がないと思っています。

今回どうなるかと思いましたが、やってみて得るものがとても大きかったです。なにかを作るときの意図、そして感情。それが伝わってきて目が離せない瞬間がありました。参加してくださったかた。そして興味をもって会場のぼくのテーブルを覗いてくださった方。心から感謝いたします。また、どこかでお会いしましょう。今回のチビッコたちの本当の意味での作為の無い「かわいい」作品の写真は、ぼくの宝ものであります。どうもありがとう。

そして、ワークショップ全8回を終えたあと、イベント全体をブラブラと見ていたら出展していたwhytrophyの高澤さんご夫婦を発見。以前、世田谷で毎年展示をしたときによく会場のお店でお会いしました。「作っていきませんか?」といわれて、じゃあやってみようと。これ「ロゼット」といって、シャレた人たちの間で話題なんだそう。もともと、勲章みたいな意味があるうれしいものなんですね。小さな円形の中に絵を描いて、布の色を2種類選んだらあとは加工してくださいます。ぼくは自分の好みで色数を減らしてこんな感じにセレクトしたら、知らずと思い切り自分らしいカラーリングになってて面白いなと思いました。今回、初めて自分のワークショップを開催した良い記念にもなりましたー!!
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