さよならFRED&PERRY [コラム]
昨日の夕方は銀座へ。新しい出会いもあれば、お別れもあるんだなあ。5月に入ってから、FRED&PERRYが来月6月8日までで閉店してしまうとの連絡を店主の小林さんからいただき、自分の商品を引き取りに行きました。お店はたたまれ、神戸へ行かれるとのことでとても残念です。ぼくは今までとてもお世話になりました。いつもポストカードを置いていただき、記録を見てみたら、今までになんと570枚ものぼくのポストカードを売ってくださったことになります。間違いなく、このお店でぼくの絵を知ってくださった方がたくさんいらっしゃることでしょう。ちょうど、FRED&PERRYのお客さんの好みとぼくの絵のテイストもぴったり合っていたのかもしれません。ぼくはお店の雰囲気もとても好きだった。外国の図書館をイメージしたという趣味の良いインテリア。とてもカッコ良いのだけど、でも入りにくい感じはなく、ちょうど良い頃合いの素敵なお店です。
きっかけは、ぼくの3回目の個展「おいしいコンポジション」のときに展示DMを置いていただくお店を探していて、ぼくが連絡をとったのが始まり。小林さんは個展でも作品をとても気に入ってくださり、そこからのおつきあいです。とても親切にしていただき、お店に行ってはお話をし、いろいろなことを教えていただきました。FRED&PERRYさん、どうもありがとう!またどこかで、何かでご一緒できますようにと願ってます。友人の吉本さんといい、小林さんといい、なんでみんな神戸へ行ってしまうのか?と不思議に思っております。
お店の看板としての絵はぼくの作品です。ああ、作りましたなあ。なんだかとても懐かしい。今みるととてもがんばって作っている感じもしますね。これは神戸に持って行くとおっしゃってました。うれしいな。
お店のインテリアも◎
このショップカードも、お店の空気感をよく表しているなあと思います。