SSブログ

PAUL WINTER & CARLOS LYRA/The Sound of Ipanema [音楽]


carlos_paul.JPG

好きなアルバムというのは、考えずとも何度となく聴くけれど、これもそんな1枚。ボサノヴァだけど夏に限らず聴いている。初めて聴いたのは確か大学生の頃。もう20年くらいのあいだ聴いてることになる。極上の心地よい音楽というのは、こういうものをいうのだろう。それまで歌に関しては歌い上げることが当たり前だと思っていたけれど、ジョアン・ジルベルトやこのカルロス・リラなどのブラジル音楽を聴いて、まったく違った音楽の価値を知った気がした。生活の中にある音楽というのは、こういう自然な表現が心地良いのだと。このアルバムは夕飯のときや疲れたときにも聴いている気がする。カルロスも作曲家なので、彼の曲だけが収められているこのアルバム。ジョビンともまた少し雰囲気の違うメロディアスな曲で、どれもとてもキャッチーで印象に残るものばかり。ポールウィンターというアーティストは、正直良く知らないのだけど、このアルバムでは心地良いアルトサックスを吹いている。そういえば、カルロス・リラは10年近く前?に、一度来日の話があった。チケットを買っていたら中止になったのを思い出す。ブラジルの人は何となく、そういうことが多そう(失礼)なイメージがある。
nice!(4) 
共通テーマ:アート

nice! 4

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。