SSブログ

世界の民芸/浜田庄司・芹沢銈介・外村吉之介 [本と古本]


sekaino1_bl.JPG

朝から急いで妻と二人で映画を観に有楽町あたりに出かけたのだけど、満席で入れず。そのまま淡路町の「近江屋洋菓子店」へ。またしてもやりたい放題の喫茶室。何杯も手作りジュースをおかわりし、肉の入ったコンソメスープをおかわりし、ケーキとアイスクリームを食べて大満足で帰ろうかーとなった。帰りは神保町から電車で1本なので、駅まで歩く途中、やはり古本屋を覗いてしまう。

そんな中、源喜堂書店を通ったのでやはり入ってみたら、なんとこの本があったのだ。これ、前から欲しいと思っていてネットで探すと、大体1万円前後で売られていて買えないなと思っていた。しかし今日はなんと700円で見つかり即購入。値段が1桁間違えてるのでは?と思った。
内容はすばらしく、世界各国の素朴で美しいものを民藝の世界の偉大な三人の解説とともに1点1点丁寧に紹介された本。この本はアーティストが作った作品を集めた本ではなく、その土地の人々の手から生まれた、健康的な美しさを持った素朴な造形を選んだ本。それは生活の道具そのものだったり、何かを願う人形や立体だったりさまざまだ。最近こういう存在のものに憧れているぼくは、自分の絵が少しずつでも(精神的な意味で)この世界に近づければ良いなとも思っています。

sekaino2bl.JPG
スイスのパン屑集めの道具。
ハケとちりとりになっていて、使い終わったらすっぽり収まる。

sekaino3bl.JPG
トルコの麦飾り。
収穫や豊作を願って家の戸口にかけるもの。
nice!(3) 
共通テーマ:アート

nice! 3

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。