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藤富保男先生の絵 [美術・デザイン探訪]


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(C)藤富保男「乾杯の歌」

先日、詩人の藤富保男先生のお宅へおじゃました際にいただいた大分の「かぼす」。大分は奥様のふるさとだそうです。それを我が家で妻が酵母を起こし、かぼすの風味がほんのりと香る天然酵母パンを焼きました。せっかくだし面白いので、妻が焼いたパンを藤富先生に食べてもらおう!ということになり、ぼくがお持ちすることに。藤富先生のお宅へ今日お届けに行きました。
そうしたら先生が「まあまあ上がって行ってください」とおっしゃり、やはりちょっとまたおじゃましてしまい、先生はお仕事中だったと思うのですが、お茶などいただきながら、またいろいろと楽しいお話をしてくださる先生。先日デザインをお渡しした九州の女性の詩集の進行のこと、このまえ銀座で個展をされたことやそのいきさつなど・・・。奥様は早速パンを食べてくださって「かぼすの香りがしますね!」と喜んでくださいました。
そして、ぼくは前から先生に相談したいと思っていた事がありました。それは、先生の絵を買わせていただきたいと思っていたことです。今日思い切ってお話ししてみたところ、ちょうど展覧会を終えて帰って来た作品がここにあるから、今選んでくださいとのこと。しかも、買いますと言ったのに「差し上げます」などと言って下さり結局いただいてしまいました。まったくぼくは、パンをお持ちして絵をいただいてしまったわけです。なんとも申し訳ないのですが、妻と二人でとってもうれしく、先生の詩の感覚を持った素敵な大好きな絵をずっと大事にしようと思います。
藤富先生の絵は、誰とも似ていなくて、詩というものを文字ではなく絵で表したような作品です。線画がとても素敵で、前からハガキだけではなく実物を欲しいと思っていました。先生どうもありがとうございます。大事に家に飾らせていただきます。
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