SSブログ

袖師窯へ その1/島根の民藝 [民藝・手仕事・古道具]


IMG_9109.JPG

ちょっと回った順番とは前後しますが。島根へ行った目的のひとつ、袖師窯を訪ねました。一昨年島根へ行った際、時間が無かったのはもちろんですが、あまりよく知らなかったために行かれなかったので、その後ずっと気になっていた歴史ある民窯です。他に誰もいない中、2階へ上げていただくと、器が展示されている広いスペース。そして、そこにはたくさんの器がありました。同じ雰囲気のものがたくさんというよりもデザイン自体のヴァリエーションが多い感じといえます。
窯元ご主人の尾野さんともお会いでき、お隣の鳥取県のものではありますが、ぼくの作品が表紙に使われた「トリベル」を一冊お渡しし、ぼくは切り絵をしていることもお伝えしました。

IMG_9119.JPG

IMG_8949.JPG

袖師窯は、松江の公立の美術館などもあるような比較的中心地にあり、田舎の窯とはまた違うなという印象を受けました。

IMG_9006.JPG

IMG_8958.JPG

IMG_8957.JPG

袖師窯の器。青のラインが入ったスリップウェアは美しい模様です。これは他には無い色合いですね。伝統的なスタイルのものと、新しいもの、両方をつくっているとご主人の尾野さんがお話してくださいました。さっきも書きましたが、全体で統一感があるというよりは、いろいろなタイプの器を楽しめる窯という印象。

IMG_8968.JPG

お正月だったので、素敵な注連縄がかけられていました。毎年使われているのか、年期が入ったものでした。

IMG_8964.JPG

IMG_8965.JPG

工房と窯も見学させていただきました。きれいに片付けられて、ろくろがあるのは光が入る明るいスペースです。これから焼かれる器が置かれています。袖師窯は、花器などが特にカッコいいものが多いと思いました。袖師窯、やっと行く事ができてとてもうれしいです。尾野さんにはご親切にしていただきました。ありがとうございました!
nice!(3) 
共通テーマ:アート

nice! 3

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。