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素朴で美しいもの [コラム]


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イデー自由が丘の展示「The Popular Arts of Mexico」より

最近はモノが気になって仕方がないです。自分でもこれは何だろうと思う。特に素朴なものに惹かれるという今迄に無かった自分の感覚にも新しさを覚えます。整っていない美しさや、偶然のすばらしい表情を持った素朴な玩具やフォークアート。そういうものに惹かれるのは、いまこの歳になったからこそなのかも知れない、とも思います。20代、30代ではわからない感覚の入口なのかもしれない。美しいという感覚は、たぶん人それぞれで、100円ショップの食器を使っている人だっているし、古道具をゴミとしか思わない人だっている。どれが正しいというのは無いと思う。モノの価値というのは、その人のモノに対する考え方そのものであり、イコール、生活に対する考え方そのものにもなるかなあと思った。
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