SSブログ

桂樹舎 和紙文庫を訪ねて(富山県)/民藝の旅 富山・松本2 [民藝・手仕事・古道具]


IMG_0457.JPG

富山を訪れた一番の目的、和紙の産地である八尾にある桂樹舎和紙文庫へ。いくつかに分かれた展示室には、日本民藝協会の施設として紙にまつわる展示がされています。型染めの和紙などだけではなく、張り子や凧などの玩具、紙でできた衣服、うちわなど、日本にとどまらない世界のさまざまな紙の工芸品があり楽しめました。最後に売店があり、桂樹舎の製品を買うことができますが、あまり種類が多くはありませんでした。聞いてみると、全国のお店に出荷してしまうため、ここにはあまり商品が残ってないとのこと。旅行者はわざわざ観に行きたいからその土地を訪れるのに、東京の方が良い商品がたくさんあるというのは少し残念に思いました。民藝の器についてもまったく同じことを思った記憶があります。手仕事をめぐる旅をしていて、いつも残念だなと思うことで、その土地でつくる意味ってなんだろうなあと考えさせられたりするのです。とはいえ、和紙文庫を観に行くことができて良かったです。

IMG_0460.JPG
張り子の鳥。

IMG_0459.JPG
芹沢銈介のカレンダー作品。

IMG_0467.JPG
海外の紙の展示もあります。

IMG_0468.JPG
ポトの絵巻物。

IMG_0463.JPG
和紙でできた上着。

IMG_0454.JPG
入口には印象的なのれん。
nice!(5) 
共通テーマ:アート

nice! 5

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。