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石川昌浩・井上尚之 二人展/学芸大学 yuyujin [民藝・手仕事・古道具]


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学芸大学にある器店yuyujinで、石川昌浩さん(ガラス)と井上尚之さん(陶)の二人展が11月2日(日)まで開催されています。今日25日は初日ということで、石川さんと井上さんもいらっしゃいました。以前、我が家は小代焼ふもと窯へ伺ったことがあるのですが、井上さんに久しぶりにお会いできました。石川さんとも今回初めてお会いでき、今日行ってみて良かったです。井上さんの白い小さい花器をひとつ持ち帰りました。面取りがなんともエレガントな曲線を描いています。井上さんの器は、どこか西洋やアフリカなどの雰囲気も感じられ、でも同時に日本の感じもあるような・・・見ているととても楽しい。今回並んでいた器の中でも象嵌(ぞうがん)のものが特に良いなあと思い、今後買いたいと思いましたが、今日はこの壺だけにしました。以前倉敷へ行ったときに倉敷民藝館で買った石川さんのガラスのコップ、我が家では夏の間大活躍でした。

そして、今日は偶然にも、いろいろな方にお会いできました。まず店内を見ているとうつわの本などでもご活躍されているライターの澁川祐子さんにお会いし、澁川さんとお話していたらSMLの宇野さんがニッコリとやって来て、それからしばらくするとちょうどいらしていてご紹介されたのがずっとお会いしたかった静岡のお店「うつわ暮らしの道具テクラ」の宮入さん。東京では今日25日からスタートするうつわの展示がたくさんあるそうで、皆さんにその情報を教えていただいたりしました。民藝ネットワークとでもいうか・・・民藝というものを今の世代なりの柔軟な見方で楽しんでいるであろう方々です。自分も多分そういう中にいる一人なのかなと思っていますが、でも、伝統から外れすぎている(ああ今風だなと悪い意味で感じるものは大体そのタイプ)のは嫌だなあと思う。感性の部分だから難しいのだけど、そういう頃合いも全部分かり合えるのが、この方々なんだろうなあと思っています。こういう感覚の人々がつながっていくと、何か新しい流れができていきそうだとも思います。

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