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鳥の民芸品 [民藝・手仕事・古道具]


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世界の民芸品には、鳥のものがとても多いように思います。もともとぼくも鳥のモチーフはとても好きですが、やはり鳥というのは世界中で共通して好かれる・惹かれるモチーフなのでしょうか。また、同じ鳥でもそれぞれに国によって表現が違っているのを比べたりするのも楽しいことです。上の写真は我が家の民芸品から3つ選んで並べた鳥。素朴なものですが、横から見る姿もなかなか美しいです。

一番奥の大きい鳥は、エジプトのものだそうです。エジプトの民芸品自体、あまり見かけない珍しいものだと思います。穴を開けられた模様が施され、味わい深い質感と深い色づかい。でもフォルムは美しくシュッとしています。真ん中のものは、どこの国か分からなかったのですが、裏に「ドブロブエ」という購入者メモが残されています。謎ですが、クロアチアのドブロという場所の鳥笛なのかも知れません。そして一番手前は、ペルーのプカラの小さな鳥。プカラの民芸品といえば牛(下の写真のものも、そのひとつ)が有名です。ぼくも3つほど持っていて気に入っています。ペルーではこれの大きなものが屋根に乗せられるそうです(cf/沖縄のシーサー)。素朴な感じに惹かれます。

民芸品を眺めながら暮らすのは、とても楽しいことです。また、民芸品はアイデアや楽しい気分をくれます。最近また棚を増やしたので、少しずつ増えて行くでしょう。金額的には高価なものは無いですが、ぼくたちにとっては毎日がより楽しくなる宝物なのです。

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