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また棚をつくりました [コラム]


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きょうは午前中、板を買うために渋谷の東急ハンズへ。家に新たな棚をつくるため。昨年あたりから、いろいろ棚をつくっている気がする。「民藝うつわ」様が増えて来たので(あれだけ買えば当然ですよ)、キッチンの吊戸棚の中を整理してあまり普段使っていないようなものを移動しようということになり、その溢れたもの(お菓子の焼き型など)の移動先としての棚。わが家には1室だけ和室があるのですが、曲がって入る入口で、そこに「半畳」のスペースがあります。その上にある使わない空いている空間に目をつけました。

東急ハンズでは図を書いて寸法を伝えれば切ってくれて、あとはネジや釘で組み立てるだけなので、手軽に棚が作れます。ぼくは建築をやっていたけれど、だからこういうことが出来るというわけではないと思っています。あくまで自己流ですが、たとえば「ここはこうしたら構造的にもつかな?」ということは、常識的な感覚で判断する「勘」です。だいたい、バランスの良いものというのは、キチンと成り立つ気がするのです。これだけ長さがあるから、ここへ1枚支えを入れる、とか。そう、何かこう、特別にデザインしたものではない「普通の感覚」の表情が気に入っています。そこに置かれる民芸品や古本などがいろいろな表情を持っているから、棚そのものは素っ気なくて普通で、手作り感ある感じが良く、カッコ良すぎないのが好み。

そして、午後からベランダで棚を組み立てて、約1時間で完成。家というのは少しずつ姿を変えて行きますね。最近そういうのがまた良いことだなと思います。自分たちにとって、居心地の良い場所になっていくように感じます。実はついでに別な棚の板も買って持って帰ったのですが、そちらまでは今日は気力がなく出来なかった。また天気の良い別な日に!
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春の気配 [コラム]


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昨日の朝、駒沢公園へ歩きに行ったら、梅が結構咲いていた。全く咲いていない木もあったので、早く咲く種類のものかも知れない。こうして季節の植物を見たり、ベランダへやってくる鳥を見たりすることは、毎日をより楽しくしてくれる。音楽や古本が無くても死ぬわけではないし、民藝の器でなくとも事足りるし、絵だって無くても生活は普通に出来る。でも、これらはぼくにとって全部大事なこと。そしてそんな楽しい日常の出来事によって作品が生まれるように思う。
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