ふたたび松本民藝館へ その1/富山・松本民藝の旅4 [民藝・手仕事・古道具]
メキシコのリスの絵が入った皿
何年か前に初めて松本へ行ったときにも松本民藝館へは行きました。その頃は、東京でも日本民藝館へは時々行っていたのですが、ここまで深く民藝には入り込んではいなかったと思います。それでも、松本の民藝館をゆっくりと楽しんだ記憶があります。
そして、今回が2回目。やはり前回とは同じものを見ても見え方が違います。そういう、見る側の違いによっても違って見えるということも民藝の面白さのひとつであるように感じます。まずは鳥取の民藝をきっかけに陶器に強く興味を持ち、日本の郷土玩具などが好きになり、そこから世界の民芸にも目を向けて・・・という今の状態でもう一度みるとき、いろいろな国のものがしっくりと馴染んで同居しているように感じます。それをじっくりと感じられる全国にある民藝館という空間は、自分にとってとても楽しい場所です。素直でまっすぐな造形をみて、いつも何か新しい感覚に気がつくことができる場所でもある民藝館はぼくにとって大切なものです。
美しい日本のガラス