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鈴木稔さんの工房を再訪!/益子の旅 その3 [民藝・手仕事・古道具]


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以前はじめて益子へ行ったとき、鈴木稔さんを訪ねました。一度もお会いした事もないのに、いきなり訪ねたのです。今思えば大胆だなと思いますが、そんなぼくたちを稔さんはあたたかく迎えてくださり、益子にとても良い思い出ができたのでした。それから2年ほど。今回の日帰りの益子の旅で、再び稔さんを訪ねる事ができてうれしいです。稔さんの器は、いわゆる民藝ではないと思うのですが、でも不思議と民藝と合う器だとも思います。民藝は和風だとはぼくは思っていませんが、稔さんの器は、一般的な日本の民藝のイメージよりも西洋のイメージ。北欧のような、イギリスのような、でも同時に日本のような。いろいろな表情を持った形をしていると見ていていつも思います。

リラックスしていろいろお話できたのですが、ちょっとお互い仕事についてのウラ話などもあり、楽しかったです。個展へ向かって行く時の制作の話、考えて仕上げていくときの自分なりの方法。ぼくも、ああ、そうだなあ!と思い当たることもあり、他の人がどうやってつくるのか、どういう気持ちでつくるのかということにとても興味があるので、ぼくにとってとても楽しいお話でした。

そして、震災後に建て直されたという新しい窯も見せていただきました。ピシッときれいに積まれたレンガが美しいこの窯自体がまるで作品のようです。工房では器をいくつか選ばせていただいたのですが、今回は湯飲みと六角形の小皿。どちらも良い表情をしていて形も気に入っています。ぼくたちは、自分のマッチ箱や、ちょっとしたお土産を持って伺ったのですが、選んだ器をいただいてしまいました。それにしてもさすがに頂いてしまうのは申し訳ないなと思いましたが、稔さんは物物交換だからいいからいいから・・・と。結局、ありがたく大事に使わせていただくことにしていただきました。稔さんありがとうございます。とても楽しかったです。また伺えて良かった。

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