世田谷ボロ市で買ったもの [民藝・手仕事・古道具]
先日、世田谷ボロ市へ行ってきました。今回はじっくりとジロジロといろいろ見まわして堪能しました。毎年行っているのでどういうお店がどこに出ているか、どこのエリアが面白いかなど、知り尽くして来ているわが家。もちろん、最初は代官餅を食べてからスタート、今年はなかなか良いものが買えました。
まずは「お鷹ぽっぽ」などでも有名な山形の「笹野一刀彫」のにわとり。程よく古びていて形、大きさとも気に入りました。工芸喜頓の近くのエリア、上町周辺に出ていた民藝の陶器なども扱うテントにありました。300円。
もうひとつは、どこの国か分からないのですが(多分スペインかイタリアあたりのヨーロッパ?)、クジャクの陶器のオブジェクトです。これもなかなかエレガントなシルエット。あたたかい風合いながら、洗練された感じもありますね。あまり見かけない感じのもので、気に入ったので買うことにしました。500円。
工芸喜頓で店主の石原さんとも話したのですが、こうした自分たちが気に入るものというのは、ボロ市や骨董市でも、本当にごくわずかしか見つからないものです。雑多なものに囲まれた状態で見たとき、いつもフラットな眼で見ていないと、埋もれてしまって見逃したりもします。そんな中から、自分たちが気に入ったものを、ヒョイと抜き取る。そう、中古レコード屋で良いブツをサッと掘り出すのとも似ています。モノを買うのは楽しいですね。