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東北民芸の旅その2_小田中耕一さんを訪ねて [民藝・手仕事・古道具]


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ふすまに貼るためにデザインされたという幾何学文様の和紙。
動きのあるデザインと明るい色合いが軽やか。

今回東北へ行きたかった理由のひとつが、型染めで制作をされている小田中耕一さんにお会いすることです。さまざまな本の表紙や、お菓子のパッケージや、ハガキやカレンダー、たくさんの場で小田中さんの型染絵を拝見します。文字にも絵のような魅力があり、どれも魅力的なデザイン。小田中さんの作品には、ぼくはグラフィックデザインをとても感じます。お会いするのは緊張したのですが、実際とても優しい方で、お仕事もあったと思いますが、東京からおじゃましたぼくたちを歓迎してくださいました。東京での生活のこと、芹沢銈介の工房での修行時代のこと、民芸のこと、デザインアイデアのこと・・・いろいろなことを楽しそうにお話して下さいました。こうして作り手の方にお話を伺うのは、とても貴重なことです。自分の興味を広げるきっかけにもなりますね。そして、作り手の方により、それぞれ考え方と方法と表現が違う。考えれば当たり前のことですが、それが感じられるときがまた楽しいです。玄関に置かれていた作品を見せていただき、一枚風呂敷を買わせていただきました。それから、光原社で気に入っていた小田中さんの「のれん」を思い切ってやはり買って帰ろう!と二人で決心し、お店へ向かったのでした。

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これが、光原社(盛岡)で買ったのれん。
写真はお店に飾られているところ。

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