ウェブサイト [コラム]
たまには、息抜きに告知でも作品の解説でもなく、ブログを書きましょう。今、自分たちのウェブサイトを検討しています。人に頼むのではなく自分でつくることにしたので、なかなかハードルが高いけれど、いろいろ開設の説明など読んでいても、わかるようなわからないような・・・。でも自分で作ったほうが、のちのち変更したいときも自分で自由に考えて行けるだろうと。やたらカッコいいものではなく、シンプルに誰でも分かりやすく見やすいページにしたいという考えのもとに進めています。
一昔前までは、HTMLのことが分からないと制作はもうお手上げという感もあったと思います。でも、最近はweb制作の知識がほとんど無い自分のような初心者でも、テンプレートを使えば何とか作れそうです。その中にも、どのシステムを使うかなどいろいろありすぎて迷うところです。自分たちが考えている構造が複雑になりそうな部分もあり、どうするのが良いか考えたりもしながら進めています。
思えば、このブログも随分長いこと書いてきました。最近の更新はたまーに、となっておりますが。このソネットブログは、通常で言うウェブサイトの代わりとして使っているので、これしか無い中でよく活動もやってきたなあとも思います(タンブラーの作品集もありますが更新しておらず・・)。このブログを見てずいぶんご依頼も頂いたり、実際に出会いにつながった事も数多くあるように思います。このページも残すかもしれませんが、早く新しいウェブサイトを完成させたいなあと思っています。
1年間ありがとうございました [コラム]
2015年も今日で終わり。今年は春から休む事無くいろいろと走り続けた一年でした。今一息ついている感じです。
春には渋谷で個展、夏には神楽坂のイベント、秋には神戸で個展、12月にはサンデーマーケット。特に個展を東京と神戸でできとても充実した一年になったように思います。東京では3年ぶり、神戸では4年ぶりの個展だったので、久しぶりにお会いできる方も多く、そして前回の個展以降にインスタグラムなどで作品の投稿を見て下さっているたくさんの方々とお会いでき、とてもうれしい時間となりました。来年は、さらにもう一歩進めるようがんばりたいです。応援いただいたみなさま、今年1年どうもありがとうございました!
サンデーマーケットではありがとうございました! [コラム]
最近はブログが放置されがちになっておりスミマセン!お久しぶりです。インスタグラムは日々更新していますので、ご覧いただけましたら幸いです。
遅くなりましたが、先日12/6には三軒茶屋のklalaさんのお店にて、サンデーマーケットに参加させていただき、無事終了しました。人気店が多かったイベントでしたが、わが家のブースにもたくさんのかたにご来場いただき、妻のベーグルとぼくのデザイングッズやマッチ箱などの販売を行いました。ご来場ありがとうございました。
ベーグルは、妻も不安もあったようですが無事完売御礼!途中、「ベーグルサンド食べてみて美味しかったのでまた買いに来ました」といううれしいお客さまも何人かいらっしゃいました。ありがとうございます。ぼくが言うのもなんですが、ホントおいしかったからなあと思います。
ぼくのグッズ販売も、初めて手にとっていただいた方もいらして、いつもインスタグラムを見て下さっているという方もちらほら。最近インスタグラムを見て下さっている方がとても増えており、個展のときも感じましたが、何より力を感じるSNSだなと思います。
また今回は珍しく?二人そろっての出店でしたので、それもまた新鮮でもあり楽しくがんばることができました。年内のイベント参加はこれで最後ですが、また来年も新しいことがいろいろできると良いなと思います。お越しいただいた方々、遠くで応援してくださった方々もほんとうにありがとうございました!これからもよろしくお願いいたします。
御礼 神戸の個展が終了しました [コラム]
久しぶりの神戸の個展をぼくは楽しみにしていました。元町にある「ハオス」「ダンタン」「トーロ」と食堂「ハオスダイニングルーム」はデフカンパニーが経営するお店です。それぞれに特色があってどのお店も品の良い洋服やプロダクツが置かれている素敵な空間。その中のToolo(トーロ)の2階で今回個展をさせてもらいました。以前「映画の影響」というテーマで個展をさせてもらってから、もう4年が経っており、本当に久しぶりの神戸。10月31日から4日間の開催でしたが、まず、30日に一人で設営をし、31日と11月1日の2日間は在廊しました。
在廊中は、たくさんの方にいらしていただきました。お店を閉めてまで駆けつけてくださったお店のオーナーの方もいらっしゃいました。自分の作品を見るために、本当にありがたいことです。じっくりと作品を見て下さる方も多くとてもうれしかったです。最後まで、会場にいられなかったのが残念です。今回の個展は渋谷に5月でやった内容ですが、旅立った作品もあったので、10枚以上を新作に入れ替えて神戸バージョンでの展示となりました。その新しく出来た作品が、自分としてはなかなか気に入っています。
今回のテーマ「民芸品と暮らす日々」は、自分なりに自由に捉えて日々接して楽しんでいる「民芸」の(モチーフというより)まわりにあるエピソードを、自分の感性とアイデアで自由に表せたら、と思いながら作った作品たちです。自分の家にある世界の民芸品が、国を超えて楽しく共存するように、今回作品を見てくださった方々のそれぞれの眼に、作品はいろいろに映ったようです。ときに北欧デザインだったり、フランスだったり、日本の郷土玩具を感じてもらえたり。そんな皆さんの反応は、ぼくにとって楽しいものでした。いろいろな方とお話でき、その方がどう感じたのかを知る事、ぼくの作品をどう見てるかを知る事ができるのは、とても楽しいことです。
渋谷と今回の神戸の個展で、何か大きな方向性が見えて来たように思います。少しずつ、自分だけの形に近づくために、続けて行こうと思っている「ちょっきんきりえ展」。これからも、ご覧いただけましたらうれしいです。神戸へお越し下さったみなさま、遠くから応援してくださったみまさま、本当にどうもありがとうございました。神戸で開催できてよかったです。オーナーの金子さん、スタッフの皆様、本当にお世話になりありがとうございました。また神戸で個展が開けますように。
鳥目の夜に [コラム]
新しい大事な絵の仕事も始まるし、また雑誌の取材もある。いよいよ自分のウェブサイトも作りたい。新しいグッズも作りたい。関西での個展はできるかな。その作品の補充も必要・・・やることはたくさんあって、考えなければいけないこともたくさんある。がんばらねば。
インスタグラムでは先日の個展で出展した作品(旅立ったもの)を発表しています。よかったらご覧ください。
http://websta.me/n/yuya_chokkin_kirie
次へ向かって [コラム]
個展が終わって、やっと部屋も少し片付け、作業できるようにした。このあと、自分のある目標に向かって、やることが山盛り。プラス、依頼の仕事などもあるから相当忙しくなるはず。とはいえ、楽しく乗り切りたいという決意でいる。今回、渋谷で開催できた個展は、自分にとって間違いなく何かの転機になると思っている。この個展に至るまでの3年間で、いろいろな新しい人々と出会えたこと、本当に好きな物と出会えたこと、そしてその影響による今回の作品もそうだし、その中で制作していく中での自分の精神的な変化もそうだと思う。ここで、はっきりと方向を決めたいと思う。そのための個展だったようにも思っている。それが決まりつつあることは、今回の個展の大きな収穫だったように思う。
個展無事開催しました! [コラム]
昨日が初日でした。無事に個展がスタートしました。
たくさんの方々にいらしていただき、心から感謝です。
あと2日、今日・明日もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまのご来場お待ちしております!
ちょっきんきりえ展vol.7 民芸品と暮らす日々
絵と文:YUYA(切り絵作家/イラストレーター)
音楽選曲:吉本 宏(音楽文筆家/bar buenos aires)
会期:2015年5月22日(金)23日(土)24日(日)
時間:11時から19時まで
*3日間ともぼくは在廊します!
会場:haus&terrasse ハオス&テラス3階「テラス」にて
渋谷区渋谷1-20-3(渋谷駅9分、表参道駅10分、明治神宮前7分)
会場ハオス&テラスのサイトはこちら
今週末はいよいよ個展 [コラム]
なんだか3年ぶりともなると、久しぶりすぎて感覚が追いつきませんが、がんばって個展の準備を日々進めています。ああ、つかれ・・・いや、そんなことない。最後まで終わらすことが大事。
それはそうと、親戚の人々に会った時、「今回の個展は民芸品が置いてあるの?」なんてことを言っている人が何人かいらしたので、説明をしておくことにします。今回の個展は、もちろんいつものとおり「ちょっきんきりえ展」、切り絵作品の展示会です。
・・・・日々、民芸品を見たり接したりしている中で覚えた感動したことや、民芸品から影響して生まれたアイデアを絵にした、という作品が中心です。前回の「映画の影響」や「旅の影響」と考え方は同じ。今回はタイトルを「民芸品の影響」としなかったのですが。だから、民芸品を忠実になぞるように描写したわけではまったくないし、もっと自由です。民芸品を見て生まれた別の作品と言っても良いでしょう。あとは、実際に原画を見ていただきたいなあという気持ちが大きいです。いくらPCやインスタで画像を見ていただいても、やはり原画を見ていただくと、画像で見るよりもその良さがもっと伝わるのではないかと思います。
そして、今回はグッズの販売も結構がんばります。手ぬぐいをこの個展のために新たにつくりました。4色あり。それから、A4サイズのポスターを初めてつくってみました。2種類あり、額に入れても飾れて、そのままテープで壁に貼っても良い。それからそれから、いつものポストカードも新作を4種つくりました。今迄のポストカードもたくさん販売します。ポストカードは全部で4種類のセットあり。それから、マッチ箱の在庫も販売します。全部切り絵の原画付き。それから、一筆箋の在庫も販売します。こちらは、あまりもう無いものもありますが、4種類あり。
昨日迄はいろいろキャプションの文章を書いたり書類をつくったり。個展をやるというのは、本当にいろいろな雑用がたわわに生まれます。生まれないでください。やめてください。おっと。キャプションは、全部で30個くらいありましたが、それぞれ200字くらいで書きました。書きたいことは生まれてくる。200字って結構短くて、何かひとつの空気を出すのにギリギリ間に合う感じ。その具合が楽しくて、すぐに30個書いてしまいました。実は、絵を書くのと同じくらい(それは言い過ぎか?)文章を書くことも好きです。だから、今回の個展のDMでは、「絵と文:YUYA」なんてわざわざ書いてみました。わざわざそうしましたから。
そんなふうに準備している個展も、もう今週の金曜日には始まるというから、自分でも今、驚きの表情をしてみています。終わらせることは大事。終わらせることが大事。夜が来て朝がくるから。ぜひ、個展にいらしてください。楽しみにお待ちしております!
ちょっきんきりえ展vol.7 民芸品と暮らす日々
絵と文:YUYA(切り絵作家/イラストレーター)
音楽選曲:吉本 宏(音楽文筆家/bar buenos aires)
会期:2015年5月22日(金)23日(土)24日(日)
時間:11時から19時まで
*3日間ともぼくは在廊します!
会場:haus&terrasse ハオス&テラス3階「テラス」にて
渋谷区渋谷1-20-3(渋谷駅9分、表参道駅10分、明治神宮前7分)
会場ハオス&テラスのサイトはこちら
個展に向けて/作品以外の準備 [コラム]
個展の準備は大変です。作品をつくれば良いわけではまったくない。作品以外のさまざまな準備が全体の3分の1は占めるように思います。ご案内DMの制作とその発送、作品を使ったグッズ制作とパッケージ、設営方法とレイアウト検討、額の準備、すべての作品のスキャニング、キャプションの制作、その文章書き・・・
今、設営方法を考えつつ、そのための材料など買って来たところです。今年は早めに全部準備して、最後まで作品をつくりたいと思っています。3年前の前回よりもグッズの種類も少し増え、一筆箋、原画マッチ箱などの手持ちの在庫や、新たにつくっている手ぬぐいも今回販売したいと思っています。できればポストカードも新しいのをこれからつくります。時間がないけれどがんばります!写真は、先日静岡で山内武志さんの染色工房でのワークショップに参加してできた型染め布。今回の個展の気分をあらわしています。
ちょっきんきりえ展vol.7 民芸品と暮らす日々
2015.5/22日(金)23(土)24(日)
渋谷ハオス&テラスにて11:00から19:00
3日間とも在廊
次回の個展に向けて [コラム]
最近ブログが二の次になっていますが、いろいろと時間が足りず、ブログを書く暇がないためです。もしよろしければインスタグラムをご覧ください。手軽なのでほぼ毎日更新しています。フォロー歓迎です。リンクはこちら。
yuya_chokkin_kirie
さて、ここのところ、毎日、個展の準備をしています。今日は案内DMハガキのデザインがまとまったところ。今迄とはまた少し雰囲気が違っているようにも感じられる、なかなか楽しいものだと思います。ぼくの作品は紙で作った原画なので、スキャニングにより変化してしまう色を、DTP対応するためにいい具合に調整することにはいつもとても苦労します。今回もようやく出力センターなどに通って、これで良いかなという感じになりました。
今度の個展では、前回のブログ記事(素朴な感覚とモダンデザイン)で書いた内容が、ひとつのキーワードになっているように思います。数年前から、民藝の世界が好きになり、そこから一気に世界が広がって、今まで好きだったモダンデザインとひとつにすんなりと自分の中でつながった感じがあります。それは、言ってみれば自分に足りなかった感覚かもしれないなと思っています。「民藝」というふうに語られる思想がどうとかではなく、モノが持つ感覚を素直に受け止めたいと思いながら、ぼくはいろいろなモノを見ています。それは本当に自分の直感のようなもの。民藝だから好きとか、そういうことでも無い。
そんな風に思っている日々のことが、絵に、線に現れているのかもしれないなあと思いながら、作品をつくっている毎日です。寝不足気味でもう寝ないとダメだ、という日もたまにありますが、今回は割と充実した制作ができているようにも感じます。あとは、昨年「もみじ市」でいろいろとトライしたことからのヒントで、今までの個展とは少し違った販売物を出来る範囲で作りたいなと思っています。もうすぐ発表できると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします!
素朴な感覚とモダンデザイン [コラム]
今、個展に向けた作品を日々作っています。個展は5月を予定しています。なので今ががんばるときです。作品を作っていていろいろ感じることがあります。思い通りに作れるかということについては、まだまだだなあと感じる。今回のテーマから、素朴であるということを常に考えていますが、ぼくは同時にモダンな感覚も大事にしたいと思っています。そう、両方が同時にあるような作品が理想。ぼくは世界の民芸のような素朴な感覚が大好きでありながら、モダンデザインもとても好きです。両者は隣り合わせにあるものだとも思っています。それは、建築時代のデザイン感覚(自分がデザインする、ということだけでなく見ることも含めて)と、絵を描くようになってから考えているモダンということ、民芸を見たときに感じる大らかで素朴な感覚という、そのすべてが切り離せないように自分の中で隣り合っているのです。素朴とモダンを行き来しながら考えている、今回の作品はどうなるかな。時間がどうしても足りないけれど、個展をまとめあげられるように日々がんばりたい。まだまだ努力が足りないなと思う日々。人に見せる作品をつくるというのは、改めて大変なのだと思う。
香川・徳島へ行ってきました [コラム]
香川と徳島へ旅行してきました。香川へ行こうと思ったのは、以前から猪熊弦一郎美術館に行きたかったから。それから徳島は、阿波踊り以外にはまったくもってどういう雰囲気の場所かわからないまま実は行ったのですが、東雲(しののめ)の東尾さんにもお会いしたかったのでした。東雲というお店は民藝なども扱うお店で、いつからかインスタやフェイスブックでも東尾さんとやりとりさせていただいていたので、一度お会いしたいと思っていました。徳島では東尾さん夫婦のおかげでとても楽しい旅のしめくくりとなり感謝しています。見たものなどもいくつか載せたいと思いますが、いま作品を作る日々に入っているので気長にどうぞ!です。徳島ってうず潮で有名なんでしたね。うずうずとかいうパンプレットをいつのまにか持って帰ってしまっており、うずまきのパワーにやられたようです。写真は、確か、香川の「うどんの山下」というお店の前で撮った満開の白いモクレンです。
やわらかい春の色 [コラム]
毎日作品のことを頭の片隅に考えています。今回のつくり方は1日で1枚必ず(なるべく?)完成させて終わらせること。そう、1日置いてしまうともっとこうした方が良いとか、気が変わってしまったり迷ったりすることがある。それが良いのか悪いのかもわからないのだけど、勢いで仕上げる感じが今回は良いような気がしているから、そうする。いまのところその掟で日々完成することができている。毎日やっていくと、「ああ、のってきた」という状態になってくる。そうすると良いのがリズミカルに出来る気がする。しばらく純粋な作品を作っていなくて久しぶりにつくる時は、感覚をつかめなくて時間がかかり、結局気に入らないものができたりする。それはカンベン。どうも!個展のタイトル、どうしようかな。写真は今部屋にあるチューリッパです。赤白黄色が良いとおもっていたけれど、透明感のある淡いピンクというのも春らしくて良い。
春に向けて [コラム]
春の個展に向けて、日々できる範囲でがんばっています。時間が無い日もあるから、毎日毎日できるわけでもない。キリっと「2時間くらい集中してつくる」ことがとても大事だなと感じます。今回のテーマは、なんとなくもう決まっています。一度考えたものを少しまた変えようかと思ってもいます。いずれにしても、作品は日々の暮らしの中から生まれるもの。今だからこそできる、今だけの作品をつくりたい。そして、力が抜けたものや、がんばりすぎていない自然体のものも作れたらいいなと思う。
作品制作中。 [コラム]
最近ほぼ毎日、個展に向けた作品を製作しています。とはいえ、もちろん調子の良くない日もある。何度やり直してもなんだかしっくり来ない、うまくまとまらない日。そうかと思えば、サクサクできてしまう調子の良い日。不思議なもので日によって違う。依頼された絵やデザインの仕事はそんなこともなく、集中できるかどうかによる気がしていてこれも不思議なことだ。個展の作品は自分の中の自由なものをカタチにするので、より調子の善し悪しが出るのかもしれない。なんだか変だな。
今年の目標 [コラム]
今年は年明けからとても悲しい出来事もありました。そしてもう2月になって日々はどんどん過ぎています。年が明けてから、今年の目標をいくつか決めています。個展を開催すること、ホームページを自分で作ること、布の染色の方法を学ぶこと。また一年はあっと言う間に終わってしまうから、今年は時間をうまく使ってなんとかこの3つのことを実現したいと思っています。写真は、1月に行った「骨董市で見つけたもの」という展示会で買い物をしたらプレゼントでいただいたネパールのカレンダー。神様のものが多かったなか、動物シリーズを目ざとく見つけていただいてきました。鮮やかな色なのですが、どこか優しいネパールの絵は好きなテイストです。鳥の絵はやはりどこの国でも魅力的に見えます。
雑誌 &プレミアムのイラストと記事掲載 [コラム]
ブログのアップが頻繁ではなくなっていますが、最近いろいろ提出もあり、少し忙しい日々でした。2月20日発売のマガジンハウスの雑誌「&Premium」=アンドプレミアムでは、インテリア特集。12月に取材を受けた民芸品と「棚」について、というか「棚とそこに飾るもの」という内容の小特集のところにぼくの記事が載ることになりました。加えて、つい先日依頼があり、全体の特集の入口のタイトルページ(用語では扉ページという)のイラストも描きました。見開き2ページのイラストです。いろいろ考えた結果、あんな風にしました。編集の方には好評だったので、ホッとしたところです。またお知らせするつもりですが、よろしければご覧ください。
新しい仕事 [コラム]
いろいろと新しい仕事など動いています。ひとつは広告代理店からのちょっと面白い仕事で、ぼくの布のデザインからあるものが作られるというもの。もうひとつも別件の布のデザインですが、これは試しにやってみましょうという感じでしょうか。そして新たな仕事は、楽しいけれどちょっと時間がなく大変な、これからエイヤッとがんばらねばならない仕事。何しろ時間がないからさあ!がんばって乗り切りなさい。民芸品からそう言われている気がします。どうしても良いのを作りたいけれど、まだ今ひとつまとまっていません。できる時は降ってくる感じなのにな。いつ発表できるかな。
インスタグラムアカウント [コラム]
最近はinstagram:インスタグラム(PCではwebstagramで見られます)での更新が手軽なので多くなっています。i-phoneなどのスマートフォンを使って日常生活を切り取る感じのインスタ。なかなかその人の趣味や生活具合が見える楽しいSNSじゃないでしょうか。頻繁に使う人はもうかなり減っていると思われるツイッターなんかよりもビジュアルで楽しめるのでぼくは気に入っています。とはいえ、長い文章をスマートフォンで書くこと厳しいので、ブログとはまた違った手軽な媒体ですが。インスタを通じていろいろとぼくの活動も広がっており、なかなか重要な媒体になってきています。
ここには書かないこともいろいろ更新していますので、よろしければぼくのインスタグラムご覧ください。フォロー歓迎です。
◎YUYA インスタグラム
yuya_chokkin_kirie
富士山 [コラム]
もう1月も半ば。少し前から毎日更新ではなくなっていますが、今年は少しのんびり書いていこうと思います。これは先日静岡へ小旅行したときに、日本平というところで買った「ほさか」というメーカーの栗せんべいです。富士山だなあという絵に、わざわざ富士山と書いてある微笑ましい一品です。銘菓などを含め、こういう素朴な食べものにはなんとも惹かれます。
のんびりとした時間 [コラム]
ベランダのバケツに凍った氷
年末から関西へ行っていました。元旦、朝は晴れていたと思ったら大雪が降りだし、なんとか帰ってくることができ、一息ついています。1月に入って東京も寒さが増しています。ベランダのバケツにたまった水が結構な厚さに丸く凍っていました。冬に近づく頃から、夕焼けがとてもきれいな最近。空気が澄んでいるからでしょうか。この正月は、絵のことも考えずに、ゆっくりと頭も休めることができたように思います。そういう時間も必要ですね。
最近の美しい夕焼け。中央には双子の駒沢給水塔。
メリークリスマス! [コラム]
みなさんメリークリスマス!
ぼくは家での静かなクリスマスを過ごしています。
スペアリブなど食べてケーキなども食べます。
毎年同じコップを使ってジュースなど飲んで、
毎年同じガラスのカップでお茶なども飲みます。
毎年変わらないあたたかなクリスマス。
それが心地良い。
ジラルドの本を見ながら、一段落の年末。 [コラム]
昨日は年末に向けて進めていたある仕事も昨日無事提出して終わり(あれでOKかな)、今日は少しホッとした気分の休日でした。今回の仕事はちょっと露出がありそうで、なかなか楽しんでやれた仕事でもありました。初めての「布」を媒体とした作品を考えるという仕事(というより、あるものを作るための布のデザインを考える)だっだのですが、最初に、自分の作品の「このモチーフで」という提示があり始まったデザインでした。
いま「デザイン」と言ったのですが、ぼくの仕事は結構デザインとイラストの間を行ったり来たりすることも多く、なかなか自分でもそれが楽しかったりします。例えば「額に入れて飾る絵」を依頼されたときは、それは完全に作品性のある(イラストというよりも)絵の仕事。でも、何かに使う布のパターンを考えてと言われたときは、パターンデザイン。だけどその前に絵を描くことになるのでイラストとデザイン両方を違う視点で考えながら進めることになります。
今回の布の仕事、自分としてはなかなか基本的で分かりやすいデザインになったと思うので結果よかったかも知れません。あるモチーフを使ったパターンと言っても、そのパターンの組み方によっていくらでも違うデザインができるので、なかなか奥が深いものです。色の部分では、予め微妙に色合いを変えたパターンを用意し、出力センターで紙に印刷してみて、実際の色味を比べて決めました。でも、色校正でまた違ってくるかも。この案件もそのうちお知らせできるようになるんでしょうか。そのときにまた!
写真は先日安く買えた、大好きなデザイナー、アレキサンダー・ジラルドの大型本。この人はフォークアートの蒐集家としても有名で、さまざまな民芸品のモチーフや色彩から影響を受けたテキスタイルパターンなどの美しいデザインをたくさん作り出した人です。先日わが家が「&プレミアム」の取材を受けた時もインタビューの中でお伝えしたのですが、民芸品など純粋に人を優しい気持ちにし、生活を楽しくする素朴なるモノたちからもらえるパワーやアイデアを得て、それを自分のフィルターに通した上で再構成して自分の作品をつくるという感覚は、ぼくも最近とても意識している部分です。今年は特に、一年間そういうことを考えながら作品をつくってきたように思います。集めているだけではなく、それらから吸収したことを作品にする。それは、多分自分にしかできない感覚かもしれないと思って取り組みたいと思います。
とても素敵なつくり手の方々、さまざまな民芸品、これから始めたい布を染めるという分野。今年もいろいろな出会いがたくさんあった良い年だったように思います。もうすぐクリスマスの休日に思ったこと。ではまた!
雑誌、&Premiumの取材 [コラム]
今日は日曜日。朝から、先日依頼があったマガジンハウスのライフスタイル誌、&Premium(アンドプレミアム)の取材がありました。インスタグラムなどから、ぼくの民芸品コレクションに興味を持ってくださったそうです。郷土玩具や世界の民芸の1個1個について、エピソードなどを聞かれると、ああ、これを買ったときは、こんなことがあったな、とか、いろいろと思い出しました。自分の最近の作品と民芸品が、どう関わってるのかということも話題になったりしました。女性三人でテキパキと取材が進んで行く様子をみせていただき、さすがプロの仕事です。楽しい取材の時間でした。2月20日発売予定だそうですが、どんな紙面になるのか楽しみです。
冬にはガベを敷いて [コラム]
12月ってだけで何だか落ち着かなくて慌ただしい気分の上に、やることもいっぱいあるイメージ。年賀状はとっとと印刷かけておいて良かった。が、これから書かないとならないですね。最近の年賀状のつくり方は、自分で紙に絵を描いてそれをマックでデザインして完全入稿データを作成、グラフィックという印刷会社へ入稿して印刷。自分でやるのが一番思い通りにできるけれど、紙質を初めてのものにするときは注意が必要。今回、少し黄色の度合いが強い紙を選んだら、赤(マゼンタ)が少し薄くなってしまったりしました。濃いピンクが少し薄くなったという。まあ、いいか、自分のだから。ということにします。でも、なんだか大らかな年賀状が出来たように思います。楽しい年になるように願いを込めました。
写真は、ダイニングで使っているデンマークのチェアに敷いたガベ(っていう織物)。これも世界の民芸と言えるものですね。いつか「倉敷ノッティング」も欲しいなと思っています。冬にこういうものを使うと気分まであたたかになります。
師走の日々 [コラム]
今年も駆け抜けるように過ぎたと思っています。このまえ年が明けたかと思ったら、もう師走。今年もいろいろなことがあったなあと振り返っています。個展はやれなかったですが、もみじ市にも出ることができたし、初めてお会いする方々も多くうれしい年でもありました。ソスィテー、布という媒体について目標も見えてきたので、これからがんばってみたいと思っている所です。
また、ここ何年か続いている日本国内の「民藝の旅」も、うつわだけではなく和紙や布など、新たなステージへと移りつつあり、人のつながりも新たな広がりを見せています。世界の民芸などのモノや古書との出会いもわりと多かったように思います。さて来年はどんな年になるのかなと思いつつ、またあっという間に過ぎてしまうので、なるべく目標を達成できるように気合いを入れたいと思います。(なーんて言っておくか)
あと、最近はインスタグラムをわりと頻繁に更新しています。昔の作品も載せ初めているので、良かったらご覧ください。
http://websta.me/n/yuya_chokkin_kirie
三保の松原/静岡 [コラム]
静岡の旅の続き、今回でラスト。城北工房のそのすぐ近くの住宅地にあり、以前からネット上でいろいろお話させていただいていたおなじみのお店「うつわ暮らしの道具 テクラ」さんへ。店主の宮入さんご夫婦にもお会いでき、お店に伺えて良かったです。ちょうど、安達健さん、岩田智子さんの器の展示が開催されていて楽しませていただきました。お店は新しくとてもきれいなギャラリーでした。
宮入さんとは、いつかインスタグラム(だったかな?)でつながり、それ以来ぼくの作品や民藝の記事などもいつも見て下さってコメントし合ったりしていました。先日は石川昌浩さん+井上尚之さんの二人展で東京の学芸大学でバッタリ宮入さんにお会いできたところ。今回は奥様にも初めてお会いできて良かったです。おみやげに(ぼくがとても好みの雰囲気の)お菓子までいただいてしまい、楽しみに頂いています。こういうのがさりげなくて一番心がこもったプレゼントだなとぼくは思います。宮入さん、どうもありがとうございます。
その後、三保の松原と日本平へ。三保の松原という場所は、砂浜と松と海。日本の美しい風景がそのまま残る場所です。とても美しかった。いつもタイムテーブルな旅になってしまい、こういう名所を見る時間がないことが多いですが、今回は少しでも時間がとれて良かったです。
宮入さんにいただいたお菓子。デザインもバッチリ。
八木アンテナ [コラム]
「あのう、まったく関係ないですが」
八木アンテナっていうアンテナがあります。昔、よくテレビアンテナとして屋根の上に立っていたもの。地デジになって最近見かけないですね。仕事をするようになってから、陸上無線どうのこうのという資格?をとるときに、講義を聴いていてもまったく(ひと粒も)意味がわからない中「八木アンテナ」っていう名前だけは覚えられました。そのとき「ああこの感じ、どこかで味わったような・・・」と思いました。
「そして、まったく関係ないですが」
そう、ぼくは高校生のとき理系で、大学は工学部の「建築科」を目指していたというのに、必須の物理がものすごく苦手(まさに、にがい感じ)でした。あるときの物理の期末テストだったか?で、「ニュートンリング」という言葉を答える1問だけが正解で、あとは全部(全部。)バツだったときがありました。5点とかだったように思う。物理の先生が「きみ、建築行くんでしょ?やばいんじゃないの?」と言ってました。苦笑。そしてなぜだか、美術大学の建築へ行くことになるんですが、美術大学に入るのには物理の試験は無かったからダイジョブー、ダイジョブー。
「それからまた関係ないですが」
そして、周りのみんなはデッサンなんかの修行をして美術大学へ入るのに、ぼくはそういう修行をしないで入ったもんだから、大学では絵を描く事に結構なコンプレックスがありました。それなのに!今は絵を描いたりしている自分が、なんだかおかしいのではないかと思います。なんで絵をやってるのか?と思います。ダイジョブーと言い聞かせてやっていくことにします。さようなら!