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布博 at 町田パリオ へ行ってみる [美術・デザイン探訪]


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自分のハンカチが初めて出展していただけるということで、東京町田で開催されている手紙社主催「布博」へ行ってみた。今日が最終日。思った通り、会場はすごい人の数、ほとんど女性。ぼくは妻と一緒に行ったので良かったですが、男性一人ではちょっと入れないですね(笑)。いろいろと作る側の目線で見ていたのですが、アイテムのアイデア、それからグラフィック的な意味でも、勉強になりました。やはり女性は布というものが好きなのだなあということ、布は絵がやわらかい表現に見えることなど、いろいろと発見もあり行ってみてよかったと思っています。また、ひとつやりたい技法が生まれました。もしかすると、型染めよりも自分の表現には合っているかもしれないという技法。やってみなければ。自分がデザインしたこのハンカチ、買ってくれている方がいてうれしかったです。

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そういえば、マリメッコも [美術・デザイン探訪]


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そういえば静岡でもう一カ所行ったところ。短い時間でしたが、ドロフィーズインテリアというお店へmarimekko(マリメッコ)のファブリックを使った雑貨なども見に行きました。アトリエぬいやの山内武志さんが、「マリメッコが見られて、面白いと思うよ!」とおすすめがあり、お店の名前まで調べてくださったのでした(場所はわかるんだけど、名前が分からなかったらしい。そういうこと、確かにありますね)。都田建設という会社がプロデュースしているお店だそうで、小さなお店が同じ通りにいくつか並んでいるスタイル。マリメッコのファブリックを使った商品をたくさん集めたお店、カーテン?のお店、雑貨を集めたメインのお店、ヴィンテージの北欧食器を展示しているお店など。こうしたプロダクトを見ると、こういうグッズも良いなとアイテムのアイデアの点でもとても勉強になります。

山内さんから教えていただいて、一瞬、型染めとマリメッコ?と思ったけれど、共通点があるように思います。最近、布のデザインの仕事で絵を考えたりもしているので、北欧に限らずにいろいろな外国のファブリックのデザインを集めた本なども見たりしますが、ぼくがグッとくる好きなものは、シンプルで明快で美しいもの。それは山内さんの型染めに通じるものがあるなあと静岡から帰ってからも思い出したりしています。みんな手仕事はつながっているのだと思います。「これが好き」というものをハッキリと持つことはとても大事だと思っているけれど、同時に他のものもたくさん見るという事も、またとても大事だと思っています。そもそも、人の手がつくるものが持つ本質は同じだろうから。それを、どう組み合わせるかということがモノづくりではないかなあと思っています。

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イエラ・マリ展/板橋区立美術館 [美術・デザイン探訪]


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「イエラ・マリ展 - 字のない絵本の世界」を見に久しぶりに板橋区立美術館へ。イエラ・マリはイタリアの絵本作家でありデザイナー。何冊か持っていて知っていて、文字の無い絵本の人というイメージでしたが、それをもう少し深く理解できた気がします。とても静かで独特の空気が流れるこの人の絵本は、子ども向けというより、大人が楽しめるものかもしれません。文字が無いことで、より話の内容も際立っているように思いました。絵について見てみると、繊細で、かなりデザインされた絵だと感じました。計算されつくされたレイアウト、線、調子、色合い。動物など顔の表情も決して笑っていない、媚びていない。けれど、冷たい感じとも違う。とても不思議ですが引き込まれる絵本の世界です。ロビーのところには、イエラ・マリ以外の「文字の無い絵本」が集められていて、これも楽しめました。この中で最近出たものでも良いなあと思うまったく知らなかった絵本作家のものもあり、良い勉強になりました。板橋区立美術館へは以前もブルーノ・ムナーリ展を観に行きました。良い展示をやっていてもう少し近ければ良いなあと。

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鹿児島睦の図案展2014/doinel [美術・デザイン探訪]


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ライブペインティングで描かれたという大きな絵

昼間に東京青山のお店doinel(ドワネル)でやっている鹿児島睦さんの個展、図案展2014を見に行ったら、ちょうど鹿児島さんもいらして、楽しい時間を過ごしました。いつも本当にサービス精神旺盛な鹿児島さんは、とても楽しい方。作品の解説、グッズのこと、制作のときの方法、沖縄のこと、絵のこと。短い時間でしたがいろいろとお話してくださった鹿児島さん。ぼくは少し自分の相談などもして、仕事のことでのアドバイスも頂いたりしています。作風は違っても、鹿児島さんの制作活動や考え方は、ぼくにとってとても参考になるし、鹿児島さんはぼくにとって憧れの存在の先輩です。鹿児島さんはもちろん、ぼくの周りには目標にすべき先輩がたくさんいてありがたいなあと、改めて感じています。今回の個展もとても興味深いものでした。アートディレクターの前田景さんが鹿児島さんの絵を素材にグッズなどを制作されているそうです。会場設営はimaの小林恭さんマナさん、下川織物(久留米絣)、小園由華さん(キナリ)、うなぎの寝床の5組がコラボレイトしての個展だそうです。鹿児島さんのプロダクトを見ていると、チームワークがとても素晴らしいのだろうなと思います。今回の個展では絣の作品など特に新鮮で、絵がまた違った見え方をしていてとても面白いです。鹿児島さんの作品を見せていただくと自分もがんばらねば!というよりもっとがんばりたい!とぼくはいつも思うのです。この個展は11月18日(火)まで。

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今回は魚の絵の皿が壁に展示されていて楽しい

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栗の季節 [美術・デザイン探訪]


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秋も深まって東京は朝晩が寒くなってきました。そろそろ年賀状を考えなければならないなあと思いつつ、最近は少しゆっくりと過ごしています。秋は栗の和菓子なども多いですが、お菓子のパッケージは本当に見ていて楽しいものが多いです。写真は栗ようかんの包装紙で鳥居敬一のデザインによるもの。文字をデザインしていてとても美しくインパクトがあります。鈴木信太郎による喫茶店の女性のトレードマークや、柚木沙弥郎による松本の開運堂のパッケージ。民芸やその周辺で活躍する方々のこうしたパッケージやイラストレーションは特に好きです。あたたかくも同時に洗練されていて、強く印象に残る名作の数々。

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崎陽軒 ひょうちゃんの蒐集について [美術・デザイン探訪]


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知らない方のために言っておくと、これは「ひょうちゃん」です。ぼくは元ハマッ子ですが、ハマッ子の基本でもある崎陽軒のシウマイでおなじみのキャラクターで、しょうゆ入れです。ああ、我が家にどんどん集まってきます。昨日たくさん入荷してしまいました。しかもこの大きなタイプ(もうひとつ小さいタイプもある)!ポイントは「集めてるんだ」と言っておくこと。そうすれば、捨てずに取っておいてくれるというわけ。敬意を込めて「ひょう」と呼び捨てにしています。

ぼくは元ハマッ子なので当然のことながらシウマイ弁当が大好き。もう何回食べたか分かりませんね。シウマイももちろんおいしいのですが、あのお弁当はごはんが他の弁当よりも格段にウマイ。最近は同じ崎陽軒の「チャーハン弁当」も良いなあと思っています。この「チャーハン」がまた、とても良い具合ですよ。ふつうのチャーハンというより餅米みたいな食感で、なんとも中華おこわみたいです。あっと!話がそれてますよ!今はこのひょうはシウマイ弁当に入っていないのが残念だけど(昔は入っていた気がするのだけど気のせいか?)、写真のものは今は「特製シウマイ」に入っているものです。特製は、シウマイが少し大きく、ジューシー。貝柱も多く入っているとか。情報によると、羽田空港で売っているものにはひょうちゃんが入っていないとか。飛行機に乗るときに持ち込まれることなど考慮されてのことなんでしょうか・・・

赤いのはイラストレーター原田治さんによるひょう。一番下の段、左から2番目は友人みやらさんにもらった柳原良平によるひょう。いろいろな限定モノのひょうもいるんだなとわかります。この二人のものは洗練された感じですが、普段のひょうは、ちょっと毒があるタッチのものも多く、それが何とも持ち味でまた素晴らしいところ。カンカンのひょう、喜ぶひょう、笑うひょう、泣くひょう。やれやれ。

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スタンダードな美しさ [美術・デザイン探訪]


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これは世田谷のd&departmentでふと見つけて買った山形の銘菓「マロン」です。dのトラベル本で山形特集が出たようで、その横に売られていました。これはデザインが素晴らしいなと思い、思わず買ったというもの。レトロと言われそうですが、ぼくはこういうデザインを見るとき、あまりそういう風には捉えていません。レトロ趣味なんかではなくスタンダードに美しいものと思っています。この心を捉える感じはどうだろう。栗のお菓子(まだ食べていないのだけど)だから、美しい栗のシルエットを花びらにしたフラワーのデザインセンス、色使い(ぼくがアレキサンダー・ジラルドの色使いを参考に太陽のデザインに使ったピンク×黄色の色合い)。こうしたお菓子はデザインチェンジも多いけれど、良くアレンジされることは少ないんだろうなと思います。良いデザインはきちんと残していくことも大事なことなのになあと思います。

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Andy Cruzさんご夫妻に、ついに会う! [美術・デザイン探訪]


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おとといの晩はHouse Industriesでさまざまなプロダクトを発表されているデザイナー、Andy CruzさんとStephanie Cruzさんご夫妻の食事会に参加させていただきました。フォントを使った特徴あるデザインは見ていて楽しいです。日本には何度もいらしているようで、民藝などもお好きな二人。今回はもともとぼくたちの友人であるハーマンミラージャパンの佐々木さんからのお誘いでした。ぼくは英語が話せないのでとても緊張してしまいましたが(日本語でさえ緊張するのに)、AndyさんとStephanieさんはとても優しく、ジェントルでシックなお二人なのでした。ゆっくりと和やかに楽しい時間を過ごす事ができました。みなさんほとんど英語での会話だったので、ぼくは結構分からないことが多かったですが・・・苦笑。その場に出席された方々も、皆さんとても素敵な方々でお会いできてうれしかったです。

もともと、Andy&StephanieさんがインスタグラムやFacebookであるときにぼくの作品を見て下さって見つけてくださったのが始まりだったと思います。その後あるとき、住所を教えて?とメールが来て伝えると、House Industriesの素敵なプロダクトのプレゼントが家に送られてきました。こけしが描かれたブロック、キッチンタオル、そしてアレキサンダー・ジラルドのパンプレットなど楽しいプレゼントでとてもうれしかったです。ぼくたちも何かお礼を伝えたいなあと、ぼくの切り絵をしたマッチ箱、鷽を描いた切り絵、妻は手づくりジャムをお送りしたのです。そんなやりとりがあったりしたあと、今回ついにご本人たちにお会いできてとてもうれしかったです。こういう出会い方というのも面白いなあと思います。

写真は、Andyさんにいただいたプロダクト、Counting Coi(カウンティング・コイ)という名の教育おもちゃ?なのでしょうか。もちろん魚にも見えるし、一瞬、鳥のようでもある「鯉」。外国から見た日本という感覚がまた面白くてぼくは好きです。日本的なものは、外国の人々はどういう感覚で見てるんだろうなと思いながらこれを見ていると楽しくなります。ぼくたちは、先日作った鳥のグレーの手ぬぐい、一筆箋(Letter Paper)、太陽のコースター、そして妻の手づくりジャムをプレゼントしました。ぼくの作品についてAndyさんは「Beautiful!」と言ってくれてうれしかったです。作品というのは、言葉が通じなくても何かが伝わるという意味では、強い伝達ツールなんだなあと、改めて絵の力を感じ、自分は作品をつくっていてよかったなあと思います。出会いってとても面白い。

Andy & Stephanie,thank you so much!
YUYA

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カンタと刺子/日本民藝館 [美術・デザイン探訪]


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インド〜ベンガル地方の刺子「カンタ」の展示が日本民藝館で11月24日まで開かれています。ぼくは一度観に行ったのですが、もう一度行こうかなと思っています(民藝協会の会員で、民藝館パスもあるので)。素晴らしくて、とても刺激を受けます。もみじ市の前に観に行ったのですが、こういう絵が作りたいなあというのが頭に浮かんだりしました。作家ではないごく一般の女性たちの手による作品は、自然で素朴でありながら、アッと驚くくらい素晴らしくとても驚かされます。楽しい展示ですよ。そして、帰りに売店ではレンテン族のコースターを「今日の一枚」とか言いながら買うという。この展示、素晴らしいのでぜひ観に行って下さいね。

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太陽の塔フォーエヴァー [美術・デザイン探訪]


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ちょっと滞りました。旅へ出ていたのと(と言っても関西)、もみじ市へ向けた作品づくりやあれこれに毎日追われていてブログまで手がまわりません。関西は本当に楽しい旅でした。妻の実家が関西なのでたまに帰るのですが、今回はその近辺でも普段行かないようなところへ行けて、素敵な人々にも会えたのです。

ぼくは以前から太陽の塔が本当に好きで、実物を見るのは今回2回目です。この力強さと優しさが同時にある感じ、この顔、特に口(くち)がまたたまらない形。岡本太郎は民俗学もたくさん勉強していた人だから、世界中の民俗的な形が、自然に表現されて出てくるんでしょうね。万博公園へ行ったのは太陽の塔を見るだけではなく、公園内にある国立民族博物館(通称みんぱく)へ行きたかったから。大阪日本民藝館もありますが、ちょうど展示の会期中ではなく閉館中でした。でも、みんぱくがあまりにモリモリだったので、集中してみんぱくを見るので結果充分だったのです。本当に面白かった。
旅は、滋賀を拠点に、大阪/京都の南丹市/兵庫の丹波/京都の街という感じにまわりました。次回、みんぱくのことを書きます。

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ギャラリーと民藝館と古書店へ行った土曜日 [美術・デザイン探訪]


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マックス・フーバーの作品の一部。動きのある幾何学が楽しい。

きのうは出かけていろいろ見てまわる日にした。まずは表参道のギャラリー5610へ。とても好きなMax Huberの展示で、インスタグラムで載せている方がいて知ることができた。加えて、このギャラリーは1950年代から活躍されたグラフィックデザイナーの河野鷹志さんが設立されたギャラリーだということで、余計に行かなければと思った。河野さんの作品は大好きで、よく本で観ていた。展示は、スイスのデザイナーマックス・フーバーとその娘さんの葵フーバーさんの二人展。幾何学的なモチーフが中心のグラフィック(と言っても出版物というよりアクリル絵の具で描いた絵もあった)で、好きなものが多かったのでじっくりと観た。

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日本民藝館で買った豆敷き(コースター)。展示とは無関係。

そして、そのあと日本民藝館へ。「生誕120周年記念 濱田庄司展」が8月末まで開催中。濱田庄司の作品は何度も観たことがあるけれど、やっぱりとても良かった。力があって、何かが宿っている感じがするものばかり。加えて、益子参考館から来ている海外の民芸品が「濱田庄司の眼」ということで別の部屋に展示されていて、こちらもとても楽しい。蒐集物ということですね。「世界の民芸」という大好きな本で見かけたものもいくつかあった。この展示、会期中もう一度は行こうと思う。

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最後に、渋谷から帰る途中に、好きな古書店、東塔堂へ寄った。古いデザイン書、建築、写真などの本が豊富にある。希少なものは高いのでなかなか買えないけれど・・・今日は集めているデザイン年鑑本が3000円で買えた。姉妹店として中目黒にdessinというお店があります。こちらも見かけない本が見つかる楽しい店。

こうして出かけると作品をつくる時間も減るのだけど、でもいろいろなものを観ることは、作品をつくる上でも、とても大事なことだと感じている。だから、観る必要があるものは、時間が無くてもなるべくみにいく。良いデザインソースになるような本は、ムダなものは買わずに、他のものをセーブしてでも必要だから買うようにしている。

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北欧と民藝 [美術・デザイン探訪]


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これは先日の「東京蚤の市」のときの写真で、北欧のポタリーです。建築をやっていた頃から、ぼくは北欧デザインがとても好きでした。その頃は家具などをよく見ていて、結婚してからも北欧の丸いテーブルに全部違う4脚の北欧イスを使っています。北欧のデザインは、日本に通じるそぎ落としたモダンな美しさがあるのと同時に、落ち着いた静かな精神をそこに感じてその佇まいがとても好きなのです。古い雑誌「DECORATIVE ART」の中で、北欧の陶器と浜田庄司の花器などが何の違和感も無く一緒に飾られていたのを見かけて、やはり日本と北欧(いや、民藝と北欧と言ったほうが良いのか?)はとても相性がいいなと思ったのです。最近、北欧のテキスタイルのデザインなどにもとても興味があり、その清潔でモダンでありながら遊び心あるデザインやパターンに、とても惹かれるのです。デザインにおける世界の旅はとても楽しく、終わりがありません。

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岡本太郎記念館へ/東京・青山 [美術・デザイン探訪]


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昨日は青山の岡本太郎記念館へ行きました。今までに何度か行って気に入っている場所です。坂倉準三の設計による岡本太郎の自邸を記念館にしたもので、アトリエやリビングルームなどが当時のままの姿で残されて公開されていて楽しい空間です。ぼくは太郎さんの作品が溢れる庭が特に好きで、この場所へ立つと不思議な異空間に来たような気持ちになり、パワーをもらえる気がします。大阪の万博公園にある太陽の塔もぼくは大好きで、初めて観に行ったときは大きなパワーを感じました。昔の偉大なる美術家は、幅広く活動して何でもこなす人が多いなあと思います。
そのあと、古民芸もりたというお店へ寄ってみました。骨董通りには骨董店や古美術のお店がいろいろとあるようですが、わが家が気に入るような「素朴な民芸品」があるお店って実はとても少ないように思います。古民芸もりたさんはいつも雑誌「民藝」の後ろの広告ページにお店が出てるので行ってみたのですが、今度から青山に行ったときには覗いてみたいと思う素晴らしいお店でした。

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この「動物」と名付けられた作品の土着的で愛らしい表情がとても好きです。民俗学も深く研究し、本もたくさん書いた岡本太郎ってやはりすごい。

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鹿児島睦とおいしい仲間たち/吉祥寺ギャラリーfeve [美術・デザイン探訪]


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昨日はもうひとつ、吉祥寺のギャラリーfeveで開催中の鹿児島睦さんの展示会へも行きました。鹿児島さんからご案内を送っていただき、期間中いらっしゃるとのことで楽しみに行きました。器の作品は既にほとんど売れてしまったそうです。見るだけはOKということで飾られていました。世界を飛び回る鹿児島さんですが、仕事に対する考え方などもいろいろお話ししてくださって楽しかったです。作品もとてもユニーク(=唯一という意味)ですが、やはり鹿児島さん自体がとても面白い方です。だからなおさら、ああいう楽しいものが出来るんだろうなあと思います。型にはまらない自分だけの考え方でつくるからこそ、どこにも無い作品になるんだということに納得しました。鹿児島さんは民芸も好きだとおっしゃってましたが、鹿児島さんの作り出すものには「世界の民芸」にもつながるフォークアート的な感覚もあるように感じます。楽しい展示会です。
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柚木沙弥郎展「身辺雑話」/クラフトスペース わ [美術・デザイン探訪]


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今日は肌寒い日でしたが、午後雨が上がってから、渋谷のクラフトスペース わへ行きました。柚木沙弥郎さんの絵の展示会が開催されています。どこか外国人を思わせる人や、メキシコ民芸のモチーフ、身の回りのモチーフなどを味のあるタッチで描かれた素敵な作品たちを楽しみました。そして、なんと偶然にも会場に柚木沙弥郎さんご本人がいらしたのでお会いできました。わが家で柚木さんののれんを飾って楽しんでいることなどをお伝えできました。ちょうどいらっしゃるとはなんというタイミング。今回の展示会の作品ではないのですが、和紙に型染めされた作品(よく見たらレターセットでした)を1枚買ってきました。なんとも季節外れのクリスマスのものですが・・・とても素敵な絵です。
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こんなに集まりました [美術・デザイン探訪]


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先日も載せた「ヒマラヤスギの松ぼっくり」。松ぼっくりじゃないんですが。でもそう呼びたくなる形をしています。よく気をつけていると、駒沢公園にもたくさん落ちていました。ヒマラヤスギの木がどういう木なのかということもわかりました。知ることは楽しいことです。大きさや形、花びら?の具合も微妙に違うものがいろいろとあるようです。自然物は本当に美しいなと思います。花びらのようなものが一枚一枚バラバラになり、種となるようです。この中から、きれいな形のものを瓶にでも入れて保存してみようかと思います。木の実を集めるというのも楽しいかもしれない。

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花の形をした松ぼっくり [美術・デザイン探訪]


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先日拾った、花のような形をした松ぼっくりです。ぼくは知らなかったのですが、ヒマラヤスギの実のようです。松ではないから松ぼっくりではないのか。本当に花びらのように開いた美しいバラのような形をしています。貝殻といい、こうした木の実といい、自然物というのはとても面白いなと思います。作った美しさとは違う普遍的な造形だなあと思う。何かの意味をもってこの形になったのだろうなと思うのです。
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鈴木信太郎さんの絵 [美術・デザイン探訪]

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先日、ひさしぶりに西荻窪の「こけし屋」という喫茶店へ行きました。この喫茶店、昔ながらの感じでフランス料理なんかも出すらしい。印象的なのが、この鈴木信太郎さんという画家の絵。お店の雰囲気にもとても合っていて、いいロゴ的存在です。全国に鈴木さんのイラストを使ったお店はたくさんあるようで、学芸大学の「マッターホーン」などもそうですね。どんな絵を描いても、すぐにこの人のものだと分かるという作風ってとても良いなあと思います。そして、この絵があるお店はどこもいい雰囲気のお店なのだろうなあと。この画家の絵を探してお店に行ってみるというのも、なんだか楽しいかも知れないですね。まさに旗印的なものですね。
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北代省三の写真と実験 かたちとシミュレーション/川崎市岡本太郎美術館 [美術・デザイン探訪]


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昨日は日本民藝館へ行ったあと、久しぶりに川崎市の向ヶ丘遊園にある岡本太郎美術館へも行きました。企画展の「かたちとシミュレーション」へ。北代省三という人はぼくは恥ずかしながら全く知らなかったのですが、この展示とても面白かった。写真家の人で、とにかくデザイン的視点の美しい写真がたくさんありました。加えて、グラフィックの仕事(イラストや図案を描いたりも)で冊子の数々の表紙のデザインなどもこなし、例えばコマ撮りで実験的な写真をグラフィカルに撮ったり、工房で道具から作って飛行機を作ったり・・・数々の作品のすべてがカッコいい。瀧口修造や北園克衛とも交流があった人らしいです。観に行ってとても良かった展示で、充実の図録も購入して帰ってきました。やはり良い作品を見ると自分も制作したいなあと意欲がわきます。何かを見ようと思ってきちんと見ることは、とても必要なことだなと思います。

◎かたちとシミュレーション
会期:開催中→2014.1.13祝 まで
会場:川崎市岡本太郎美術館
料金:一般900円
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大谷石採石場と教会を見にいく/栃木県 [美術・デザイン探訪]


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先日、益子へ行った帰りに宇都宮にも寄りました。宇都宮市大谷は「大谷石」が採れる場所です。大谷石の採石場の跡を資料館として公開している大谷資料館へ行ってみました。階段を下って行くと、地下に驚くような巨大な暗闇の大空間があります。大谷石採掘も手堀りから機械堀りへとなり昔と大きく変わってきていることが展示で説明されています。資料館の近くには、上の写真のような場所も道端にあり見学することができます。よく個人住宅の塀などに使われているのは、ここの石なのですね。

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藤富保男先生の絵 [美術・デザイン探訪]


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(C)藤富保男「乾杯の歌」

先日、詩人の藤富保男先生のお宅へおじゃました際にいただいた大分の「かぼす」。大分は奥様のふるさとだそうです。それを我が家で妻が酵母を起こし、かぼすの風味がほんのりと香る天然酵母パンを焼きました。せっかくだし面白いので、妻が焼いたパンを藤富先生に食べてもらおう!ということになり、ぼくがお持ちすることに。藤富先生のお宅へ今日お届けに行きました。
そうしたら先生が「まあまあ上がって行ってください」とおっしゃり、やはりちょっとまたおじゃましてしまい、先生はお仕事中だったと思うのですが、お茶などいただきながら、またいろいろと楽しいお話をしてくださる先生。先日デザインをお渡しした九州の女性の詩集の進行のこと、このまえ銀座で個展をされたことやそのいきさつなど・・・。奥様は早速パンを食べてくださって「かぼすの香りがしますね!」と喜んでくださいました。
そして、ぼくは前から先生に相談したいと思っていた事がありました。それは、先生の絵を買わせていただきたいと思っていたことです。今日思い切ってお話ししてみたところ、ちょうど展覧会を終えて帰って来た作品がここにあるから、今選んでくださいとのこと。しかも、買いますと言ったのに「差し上げます」などと言って下さり結局いただいてしまいました。まったくぼくは、パンをお持ちして絵をいただいてしまったわけです。なんとも申し訳ないのですが、妻と二人でとってもうれしく、先生の詩の感覚を持った素敵な大好きな絵をずっと大事にしようと思います。
藤富先生の絵は、誰とも似ていなくて、詩というものを文字ではなく絵で表したような作品です。線画がとても素敵で、前からハガキだけではなく実物を欲しいと思っていました。先生どうもありがとうございます。大事に家に飾らせていただきます。
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チェコの映画ポスター展/東京国立近代美術館フィルムセンター [美術・デザイン探訪]


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京橋にある東京国立近代美術館フィルムセンターというところで、チェコのポスター展が開かれています。先日、偶然、確かフェイスブックで紹介していた人がいて知りました(最近、実はそういう風に何かを知ることが多い)。で、入場料200円だったのもあり、そんなに期待せずに行ったのですが、これがぼくにとっては、とても好きな内容の展示だった。プラハの映画ポスター専門のギャラリー「テリー・ポスター」が所蔵するチェコスロヴァキア時代のポスターが並びます。時期は1950-1960年代が中心で、ぼくがまさに大好きな黄金のグラフィックデザイン時代のものが満載で、大変楽しめる内容でした。シンプルかつ大胆な構図が結構あり「やられた!」と思うものばかりで、こういうのを見ると、自分も、何とももっともっとがんばらなければ!という気持ちになるのでした。ジューシーな展示だった。会期は12/1まで。忘れないように図録を買って帰りました。写真はその表紙。

◎チェコの映画ポスター/テリーポスターコレクションより
会期:開催中 → 2013年12/1日 まで
11:00-18:30 料金:200円
東京国立近代美術館フィルムセンター7階
東京都中央区京橋3-7-6
TEL 03-5777-8600
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日々、うつわ展/CASE gallery [美術・デザイン探訪]


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今日は代々木上原にあるCase galleryで開かれている「日々、うつわ展」を観に行きました。このギャラリーで民藝の展示は結構珍しいこと。ギャラリーの坂元さんは、以前ぼくの「ちょっきんきりえ展」を観て下さったり、何度かお会いした事があったのですが、民藝の器のこと、郷土玩具のこと、デザインのことなどギャラリーでいろいろお話できました。ぼくのブログも見て下さっているそうで「最近民藝のブログになってますね」と。確かに!
さてさてこの展示、誠文堂新光社から出版されたという「日々、うつわ 民藝のうつわのある、おいしい日常。」という本に基づいた内容だそうです。この本は民藝の器に盛りつけた料理とのコンビネーションを紹介した本で、会場にはその本で実際に盛りつけに使ったという民藝の器の実物が展示され、壁にはその器に盛りつけた料理の写真が紹介されています。残念ながら器の販売はしていないとのことですが、中には珍しいものもあり、坂元さんともいろいろと話が弾みました。最後に「今度ごはんでも」と坂元さん。はいぜひ。

CASE gallery ケースギャラリー
会期:開催中 → 10/27日 まで
11:00-18:00
東京都渋谷区大山町18-23コートアネックス大山町1F
TEL 03-5452-3171
千代田線/小田急線「代々木上原」徒歩5分
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鹿児島睦の図案展/doinel [美術・デザイン探訪]


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先日、ご本人からご案内をいただいていた個展を観に、青山にあるdoinel(ドワネル)へ。鹿児島さんにもお会いできました。鹿児島さんの大人気の器に書かれた図案を取り出して2次元の紙へ、という逆の発想から生まれた展示で、アートディレクター、唐紙職人の方が加工されている作品も。そもそも、鹿児島さんのお皿や器は絵が素晴らしいので人気が高いのだろうなと思います。鹿児島さんは器作家でありながら、イラストレーターでもあり、デザイナーでもあるのですね。やっぱり考える事が面白くお話もユーモアたっぷり。実は先日、我が家が九州旅行に行く前、鹿児島さんのアトリエを訪ねても良いですか?と連絡をさせていただいたのです。快諾のお返事をいただいたのですが、でもロスで個展へ行かれた時期で日程が合わず。「また九州へ来たら、ぜひいろいろご案内します!」とうれしいことをおっしゃってくださったので、また機会があったら鹿児島さんを訪ねたいなあと思っています。この個展についてあえて詳しく書きませんが面白いので観に行ってください!

doinel ドワネル/東京都港区北青山3-2-9
銀座線/外苑前駅3番出口から徒歩3分
12:00から20:00/水休/03-3470-5007

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計算折紙のかたち展/東京大学内・駒場博物館 [美術・デザイン探訪]


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計算折紙?折り紙といえば鶴を折ったりするのを思い浮かべたけれど、そうではない。これは数学としての折り紙。平面である紙を、計算された図面を引いて山折/谷折のラインを折ることで数学的に成り立つ平面を持った(グシャッと丸めるとかではない)立体が出来上がるのだそう。上の写真は「ミウラオリ」という名前がついた折り方。アートではなくあくまでも数学であるところが面白くて、ぼくは見入ったのだった。目黒区駒場にある東大に、東大生でも無いのに入って行って見てきました。今、同じく駒場にある「日本民藝館」では柳宗理の素晴らしい展示をやってるので、ご興味あるかたはセットで見に行ってはどうでしょう?

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計算折紙のかたち展
会期:2013年9月23日(祝)まで
会場:東京都目黒区駒場3-8-1
駒場博物館(東京大学内)
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扇風機のデザイン [美術・デザイン探訪]


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最近、扇風機を買って取り替えたのです。写真は、いままで使っていた古いもの。左がおそらく1970年代後半、右が1960年代のものと思われます。どちらもそれぞれに好きなデザインでした。なにしろ古いので、コンセントの接触が悪くて電源が入らなかったり、最強の風を押してもそよ風みたいだったり。さすがにずっと使い続けるのも危険なので思い切ってここで買い替えることに。でもデザインは昔のものが断然素敵です。ひと言でいえば、この頃はあたたかみがあるデザインだった。人間的とでも言うか・・・ぼくは、昭和の方のデザインがどうしても好きです。でも、新しいものは機能がなかなか良いなあという。なんとも悩ましいところです。

ちょっきんきりえワークショップ
@ハーマンミラーストア
絶賛申込受付中!
http://chokkin-kirie.blog.so-net.ne.jp/2013-08-08
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大野麥風 展「大日本魚類画集」と博物画にみる魚たち [美術・デザイン探訪]


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東京ステーションギャラリーで大野麥風(ばくふう)という人の展示を観た。日本画で描かれた魚介類のたくさんの木版画。独特の世界だけど、とても精密で美しい絵だった。魚というのは絵に描く時はだいたい横から見た姿を描くけれど、実際には動いていることが多いということも充分に表現された、とても動きのある構図が多くて躍動感がある。魚というのは、もともと愛嬌がある顔をしているので、マジメに描いてあってもなんだかかわいく見える。もちろん、魚への愛あふれる人が描いているからというのもあるだろう。水族館にいるような気になるくらいの魚の版画がみられた。日本の古い絵という意味では、たとえば滋賀「大津絵」などを民藝館などでよくみかけるけれど、笑っていない鬼などが出てくるのになんだか愛嬌がある姿。単に笑顔を描くことなどとは違い、そういうものには深い明るさを感じる。
そのあと、コーヒーを飲んで、ハーマンミラーのお店を覗いて、三菱一号館美術館へ。「浮世絵Floating World」を観た。展示を2本観るのはなかなか疲れる。ちょっと駆け足になってしまったが、こちらも版画中心でなかなか楽しく、日本画の色合いはとても美しく、構図のすばらしい絵がたくさんあった。まったく違ったジャンルの絵でも、やはり展示を観に行くのはとても勉強になる。必ず「あのアイデアで作品をつくってみよう」などと、何かを思いつくことが多い。
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伊藤農園100%ピュアジュース [美術・デザイン探訪]


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伊藤農園という和歌山にある会社の商品「100%ピュアジュース」。いちばん身近なパートナーが10本セットを買ってくれました。このジュース、味ももちろん良いですがグラフィックも良いです。シンボル的に幾何学で表現されたミカンの樹のイラスト、手描きによる整ってないあたたかい文字。
色数は黒、柑橘の種類によるオレンジや黄色1色、木の幹の深緑だけ。おいしくてデザインも素晴らしいものってなかなか無いような気がします。いいなこれ。ちょっと見えにくいですが、瓶にもミカンの樹のロゴが入っています。
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ナンドックの袋 [美術・デザイン探訪]


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きのうは世田谷公園の売店でサクッと昼ごはん。焼きそばとナンドックを。ナンドックというのは、ホットドックのパンの代わりにナンが使われてる食べもの。その袋がなかなか良く、ゾウがなんとも良い。これは、最近のデザインなのか、それとも昔のものの流用なのか?たぶん一般的に業務用に売られててお店が買って使ってる紙パッケージなんだろうけど、アイスクリームのコーンのカバーとか、こういうものには、たまに、ああ良いなあというものがあります。この素朴な感じが日本のデザインの主流だったら、もっと楽しいのになと個人的には思います。

拡大したゾウ

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築45年の素敵なマンション [美術・デザイン探訪]


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今日は午後から自転車で世田谷美術館へ。メインの展示は残念ながら、今の自分の心には響かない内容のものだったけれど、2階で開催の柚木沙弥郎「いのちの旗じるし」という展示はやはりとても素敵だった。鎌倉の近代美術館(分館)で以前やっていた展示もみたけれど、それとほぼ同じ内容で、少し新しい作品が加わった感じ。布を使っているけれどとてもグラフィカルで、温かみのある絵としてみてもとても楽しめる作品たち。どれもモダンな空気が漂う。民藝に寄り添う作風でありながら、遊び心もあって楽しい。

帰りに、通り道で築45年ほどのマンションがオープンルームを開いていたので覗いてみる。100平米を超える広い部屋で、最上階、三方向をバルコニーが取り囲むとても抜けの素晴らしい部屋。我が家もとても明るい部屋だけど、これは素晴らしい!という部屋だった。リノベーションがされていて、一部残念なところもあったけれど(木目の壁紙を貼ってる壁があったり)、全体にとても素敵な部屋であった。引っ越す予定がなくても、たまにこういう古いマンションのオープンルームを見に行くのは楽しいものだ。残念なリフォームが施されていて「ああ台無しだ」ということも多い。

ちなみに、我が家はリフォームを自分でやってもらったので、下見の内見ではまったく今と違う姿であった。これでは売れないんじゃないの?というほどの状態で。でも、その状態で見ても、こうすれば良い部屋になるというのがすぐに想像できるのも、自分が建築をやってたおかげかもしれない。建築のことを多少なりとも知っていることは、暮らしていてとても役に立つなあと思うことも多いのです。
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