SSブログ

一年ぶりに益子へ。 [民藝・手仕事・古道具]


sankokan.jpg
鳥のスリップウェア大皿(益子参考館)

一年ぶりに益子へ行ってきました。今回初めて陶器市の時期に行ったのですごい人出だった。去年行った益子の街とは違う景色という気がしました。陶器市自体は、正直なところ、ぼくにとっては良いものはほんの一部分だけというのが印象だけど、その中から自分が好きなものを探すというのが楽しいのかも知れない。安いから、有名だから欲しいとかでは、もちろん無い。自分にとって良い作り手を見つけたり、全体に陶器市はどういうものが出ているのか知りたかったから。今回、我が家ではおなじみの若手作家の佐々木康弘さんのテントで買い物し、あと何人か良いなという作り手の方がいらっしゃいました。陶器市は比較的若い世代の人や、近くに窯やお店を持っていない作り手やお店の人々が中心にテントを出して広場などで販売している感じ。もちろん共販センターなどもいつも通りに営業されていて、たくさんの人で賑わってました。

そしてもちろん益子の民藝館といえる浜田庄司による「益子参考館」にも行きました。昨年は震災のあとの(建物の)修復工事で、入れない部屋があったのです。その部屋は一番好きな色々な国々のものを集めた「世界の民芸」の部屋だったのでもう一度行けて本当に良かった。不思議なことに、あんなに陶器市は人がたくさんなのに、こちらは空いていました。それはぼくたちにとってはとても良かったけれど。そして去年に続いて参考館の入口にある「浜田窯」のショップで器を購入しました。浜田窯の器はどれもバランスが絶妙でぼくはフォルムも大好きです。民藝でもありながら、敢えて「デザイン」とでも呼びたくなる要素もあるように思います。とても気に入っもものがいくつか買えました。

で、さらに。陶器市にもだされていない室田窯(室田嘉一郎さん)の工房を訪ねることも大きな目的のひとつでした。室田さんは民芸店ましこでも器が取り扱われている実績ある方です。室田さんのところへ今回おじゃまでき本当にうれしかったです。とても素敵な器だった。そして民芸店ましこへも今回2回も行き、今回は迷ったうえで、我が家で前から欲しいと思っていた念願のものを買いました。これらのことは必ず後日書きます。今日はとりあえずここまで。
nice!(5) 
共通テーマ:アート

nice! 5

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。