世田谷文学館と町田市立国際版画美術館へ

きょうは、いろいろまわったので足がダルイ。
まずは世田谷文学館「和田誠／書物と映画」という展示を観た。和田誠さんはイラストレーターの巨匠なのでもちろん知っていたが、デザインまですべてこなす方だということは初めて知った。そして映画監督までしてしまう、マルチな人でほんとにすごい。原画も興味深く観たが、映画のためのシーン割りのサッと描いたスケッチなどのタッチがまた良かった。いい絵を描く人というのは、何を描いてもすばらしい。

そして、そのあとは町田へ。まず珈琲の殿堂プリンスという、あらかじめ調べて行ったディープな喫茶店へ言ってひと休み。妻は写真のパフェ、ぼくはもちろんナポリタンを食らう。なんか内装も凝りに凝っていて、なんと表現したらよいか。ジャングルふう？おじさんやおばさんや、若い人や一人客やいろいろな客層で賑わっていた。ひとつ残念なのは、お店全体がタバコ臭いこと。

さいごは町田市立国際版画美術館へ。駅からも結構離れていて遠い。版画だけを見比べたりすることもあまりないし、たくさんある版画の技法や仕組みのことも少し知ることができたので良かった。フランスの版画の企画展もやっていて、なかなか楽しい。日本人の版画家でも、ひとりだけ神戸の作家でとてもモダンな作風の人がいて、ほかの人が和風な作風ばかりなので、とても際立っていた。ぼくは前から版画にはちょっと興味があるのです。もともとぼくのキリエも版画も、版を重ねる感覚などは似ていると思っているので、版画にはいつかトライしてみたいとおもっている。

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