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シャルロット・ペリアンと日本展/神奈川県立近代美術館 [美術・デザイン探訪]

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神奈川県立近代美術館(鎌倉館)は、坂倉準三設計(1951年)の建築もとても魅力的な美しい美術館。自分の好みのモダニズムな内容の展示も多いのでたまに観に行く。今日は家具やインテリアの仕事で知られるシャルロット・ペリアンの展示を。ぼくも建築時代に、本などではペリアンの作品を見たが、実際に展示を観るのは初めてだった。ル・コルビュジエ事務所に所属し、素敵な家具をたくさん手がけたペリアン。日本のデザイナーたちとの交流も多かったと、この展示をみるとわかる。日本ならではの素材を使ってのデザインもあったのだけど、やはりそこはフランスの人なので和風ではなくどれも洒落た感覚に仕上がっている。

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そして、この美術館といえば。建物の中央に大きくとられた中庭(建物の中央でなくても〈中庭〉と言う場合もある)の空間がとくに魅力的だ。ここにはコケシのような、見ているとしあわせな気持ちになるイサムノグチの男女二人の彫刻が。この美術館、とても古いのでそのうち建て直されてしまうのだろうか?そうだとしたら、それはとても残念なこと。
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