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原弘と東京国立近代美術館 [美術・デザイン探訪]

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竹橋の国立近代美術館で、日本のグラフィックデザインの創成期から活躍されたパイオニア・原弘(はらひろむ)の展示「原弘と国立近代美術館/デザインワークを通して見えてくるもの」が開催されていて観に行って来た。ジャクソン・ポロックという展示をメインでやっているが、これは美術館に行った目的ではない。
デザインは無名性である、という意志のもとに手がけたという130点を超えるという国立近代美術館の展覧会ポスター。確かに、どれも奇抜ではないが、品のあるデザイン。美しいレイアウトと上品な色使い。同じ美術館のポスターを一人のデザイナーが継続的に手がけるというのも、統一感が出て良いのかもしれない。シンプルさが際立っているポスターも結構あって、そういうもののほうが特に印象に残るものが多い気がした。
亀倉雄策、早川良雄、伊藤憲治、原弘、大橋正・・・などが集って1955年に開催された「グラフィック’55」という展覧会は紹介されているのを見るたびに、その場で観たかったなと強く思う。その図録の表紙を手がけたのも原弘だと紹介されていた。
そして、もうひとつ別な展示を別な美術館で観てから帰った。この原弘展の会期は5月6日まで。
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