ゴールデンスリップウェア/中目黒SM-g [民藝・手仕事・古道具]
中目黒の民藝中心の器ギャラリーSM-gで、今日から「ゴールデン・スリップウェア」が開催されています。早速行くことにしました。我が家にとって好みの器の展示が多いこのギャラリーは、すっかり定番となっています。
このSM-g、すべてが今までにあった器のお店とは違うように感じます。お店の雰囲気は明るく、展示スペースは合板で作られたシンプルな箱という感じで、器がフラットな空間に大事に展示されていて、全体の品揃えにとても統一感があるので、いわゆる民藝店とはイメージが異なります。見せ方によって、こんなにそのモノの見え方と雰囲気が変わってくるということに気づかされます。今の時代のインテリアにどう合わせるかということとも近いような感覚。ぼくは、もちろん雑多な民藝店も楽しくて好きですが、このお店はセレクトされている感が東京的な印象。あと、フライヤーがいつも工夫されていて、デザインが素敵です。器の展示は大体写真が使われることが多いように思いますが、SM-gのDMはイラストにしていることも多い。見せ方というのは、そのモノ自体の印象をも大きく変えるなと改めて思いました。たくさんの作家さんのスリップウェアの器が一堂に会する展示って滅多に無いそうですから、これは楽しい展示ですね。
◎ゴールデンスリップウェア展
会期:2013年4月27日から5月12日まで
会場:中目黒SM-g