絵をつくるときの考え方 [作品]
ワークショップに向けてまたちょっと試作をしています。ぼくの場合、イラストを考えることはデザインと表裏一体の関係があります。イラストとデザインは違うことだということは、分かっていらっしゃらない方も多いかも知れませんが(ぼくもイラストを始めるまではよくわかりませんでした)。その話しはさておき、いかにシンプルで単純な形(もちろん考えた上での単純)を使って絵を作るかということをぼくは普段考えて絵をつくっています。それは、言い換えればいろいろにアレンジが効くということにもつながります。例えば、小さな正三角形を使って何かの模様や絵をつくる。正三角形を並べ替えることで、無限にパターンのヴァリエーションが生まれます。また、三角形ひとつだけを取り上げても全く別な絵ができますね。ここで具象と幾何学の間を自由に行き来ができたりします。そういう風に、ちょっと見方を変えるとまったく別なものになる楽しさを味わってもらえるワークショップもしてみたいなあと思うのです。ぼく自身がいつも楽しんでいるように。
↓こんなふうにもできるよ