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熊本国際民藝館へ その2/民藝の旅・九州 [民藝・手仕事・古道具]


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さて、世界の郷土玩具が素晴らしすぎてすごかった熊本国際民藝館。今回は、その玩具について写真で紹介します。上の写真はインドの「馬乗り人形」。「世界の民芸」の本にも載っていたもので、まさか実物が観られるとは思いませんでした。日本、韓国やインドなどのアジア、メキシコやヨーロッパやブラジルやペルーなど南米まで・・・さまざまな国の玩具が同じ場所に、入り交じって豊富に展示されていました。それでいて、全体としてとても統一感があります。世界の人々の玩具に対する気持ちというのは、皆同じなのかもしれませんね。なんだかとても温かいまなざしと、手の跡が残る、素直な気持ちが現れている優しい造形の数々。これが観られただけでも、熊本に行って良かった。残念なのは、今は造られていない、手に入らないものがとても多いということ。それによって、また骨董のような扱いになってしまうことがまた残念。この素敵な造形の数々を実際に観て、次はどういう作品を造って行こうかとぼくは考えています。この体験がまた、旅の影響を受けた作品につながるだろうなと思っています。

熊本国際民藝館
熊本市北区龍田1丁目5-2
10:00-16:00/月曜休
TEL:096-338-7504

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金属でできた人や動物をモチーフにしたペルーの素朴な置き物。

続きもぜひご覧下さい↓

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エジプトの鶏です。ちょっと、どういう動きをするのかわからないですが、首が上下に動くみたいです。

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さまざまな国の玩具がケースの中に並べられています。豊かな色彩、優しい形。

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日本のものも豊富にありました。土人形から木のものまで。郷土玩具は無くなってしまうんでしょうか。

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素朴でかわいい鳥。

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これはまた、古い「木の葉猿」です。九州熊本の代表的な郷土玩具。ぼくもこの民藝館で販売されていたものを買いました。その宇宙人のような風貌は、また別記事で書きます。
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