鳥取トラベルブックの絵を考える

昨日は割と早起きをして机に向かい、鳥取のトラベルブックの表紙の絵を集中して考えました。大体まとまったのでラフ（とも言えないのだけど）を先方にお送りしたところ。どうかなー？と、このときがいつも気になって待つ時間なのです。今回は工藝（内容的に民藝と言っても良いか）を軸にした鳥取のスポットを紹介するというぼくにとって楽しい内容。柚木沙弥郎さんの型染ポスターのような雰囲気の絵というのがお題でした。でも柚木先生のモチーフなどをそのまま真似をしてもちょっとなと思う。そこが、なかなか難しかったところです。柚木先生の絵が持つ空気感だけ参考にしながら、ひとさじのユーモアを加えて自分の絵をつくるという方向性で考えることにしました。自分としては今までとは少し違ったアプローチで絵を考えられて楽しい作品になったのではないかと思っています。