国立民族博物館(みんぱく)へ [民藝・手仕事・古道具]
太陽の塔がある大阪の万博公園内にある国立民族博物館、通称みんぱく。念願かなってやっと行くことができました。世界の民芸に興味を持ってから、ずっと行って見てみたかった。思った以上にたくさんの展示で、最後のほうはもうヘロヘロになります。またいつか行きたいですが、そのときはもう少しうまく配分して展示を見る事ができるかなと思います。
印象に残ったものがたくさんあったので、少し写真を載せたいと思います。ぼくは自分が良いなと思った素直な感覚そのままに受け取り、自分の感性にプラスになれば良いなあと捉えており、そのためウンチクはまったく語れませんが、これは好きだなあ!という感覚を最優先して見るようにしています。なので、きちんとした解説にはならないかもしれませんが、味わってみてください。
上の写真はメキシコのオアハカ産の動物もチーフの木製玩具。少し前のもので、今のものも展示されていましたが、やっぱり違うんだよね。今のはとても技術的にきれいだけれど、この素朴なあたたかさが消えてしまっています。うーん、やっぱり70年代以前のものが良いなあと思ったのでした。
この壺は、我が家にある「シピーポ族」の壺にとても似ています(我が家のは写真を撮ったこと無かったかも)。なんともこの感じは和みます。まったくニコリともしていないのになんだかあたたか。
これはメキシコのテキスタイル。なんとも最高のかわいらしさですね。こうしたかわいさというのは、作為が感じられないから本当に品がいい。
これは軍旗だというのに、なんて楽しい雰囲気なんだろう。とても意外です。
こうした編んでつくった道具というのは、世界中どこか同じ雰囲気があって、まるで国なんて関係のない共通のルールがあるようにも思えます。
こうした布に描かれた(とは言わないか)絵の素朴さにやられます。
これもまた楽しさ爆発。
また行きたいなと思ったみんぱく。1日過ごせるくらいのボリュームです。