近江屋洋菓子店のイラストレーション

近江屋洋菓子店。神田と本郷にある洋菓子店。本郷のお店には行ったことがあってたいへん気に入っていたが、古本屋探索をするときにもなぜか行ったことが無かった神田店。先日、初めて行ってみた。店のつくりと雰囲気は、本郷とよく似ていた。一瞬、すべて同じなのかと思えるほど。洋菓子も昔ながらの味とカタチで最高ですが、このお店のモチーフのイラストレーションがまた良いのです。写真は、発砲スチロール素材のコップに描いてあるもの。描いてある人の表情などは笑っていないものも多いのに、この柔らかな空気。色数を絞っているところもとても素敵だ。こういう本当の意味で洒落たデザインは、変えずにこの先も残していって欲しいと思う。最近お菓子のパッケージなどで、昔からのすばらしいデザインに余計な手を加えていて、とてもガッカリすることが多い気がする。余計なことはしなくていいのだ。

タグ：近江屋洋菓子店