アイデアのメモ

思いついた絵などのアイデアを、その場で作品にすれば良いのだけど、なかなかそうも行かない。なので、とりあえず言葉とかで携帯などにメモしておく。すぐスケッチすれば良いのだけど、「あとは作るだけ」みたいにしておいたのを単に作業するだけ、というのも実際机に向かって作るときに、なんだかつまらない気がするので、あえてしなかったり。スケッチしていって構図が決まって紙を合わせて・・というところがキモなので、そこに時間をかけることにしているから。ということで、言葉だけをメモしておくと、実際それを見ても、どういう絵にしようとしていたか、どうしても思い出せないものもあって、結局そのままになる。でも、それは仕方ないのかと思う。思い出せないということは、多分そんなにすごく良かったわけではないのだろう。
graphis annualという、確かスイス？のデザイン年鑑本があって、年鑑本の中でも、このシリーズは選りすぐりだと思う。このシリーズの60年代のものを見ていても作品は思いつく。どちらかというと作品の内容的なテーマというより、例えば技法とか構成の仕方であったり、色合いであったり、そういうことの参考になるという感じ。これは今出版されているわけでもなく、レコードと同じように古本で探すしかなく、しかもあまり安くは見つからないので、手頃な値段で見つけたら買う。こういうものは必要なものだから、無駄遣いではないよね。