雨でベトナムを思い出す

昨日の東京は、晴れていたと思ったら突然大粒の雨。その後、一見晴れているのに、じつは雨も降っている時間。
そういえば、ベトナムに行った時はちょうど雨期で、毎日シトシトと雨が降っていた。でも、街の人々はとくに気にする風でもなく、レインコートを来て自転車も普通に乗っていたりする。自転車カゴまでをくるんで、雨に濡らさないように乗るワザがあることを知った。そして、雨が止んだあとのキラキラとした中でジューシーで鮮やかな色のフルーツが売られていると、なんだかしっくりくる。道ばたで売っていたバイン・バオ（肉まんの皮だけのようなもの）や、とてもやわらかいフランスパンでサンドしたサンドイッチを売るお店の味。サクサクとしていて、フランスパンとは思えない歯ごたえはちょっとクセになる。本物のフランスではなく、別な国での少しネジ曲がったフランスを感じると、なんだか楽しくなる。なんでこうなっちゃったの？という和風とかも、同じだよなあと思う。