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ほどよい都会 [コラム]

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串田孫一さんの本を読んでいると、独り山へ行って小屋に泊まったり、動物や植物のことなどを愛情ある目で眺め考えたり、里で知り合った人の家に泊めてもらったりしているような素敵な日々が描かれている。いつも独特の風景が頭に浮かぶような気がして、読んでいるとなんだか美しい場所に行った気分にもなる。ちょっとした旅に出た気分が味わえるのだ。
でも、実際にぼくは山や人里離れたところに住みたいとは思わない。それは、多分「ある程度」の都会が好きだから。ちょっと歩くと楽しい店があって散歩も楽しく、適度に欲しいモノもあり、音楽やアートを語れる人たちもまわりにいる。そんな「ちょうど良い都会」が日本にはたくさんあるのだろうなあと思った。この前行った岡山もまさにそういう街だった。まだ知らない街、もっと訪れてみたい。
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