結婚式ウェルカムボードのありかた

春に結婚式をするということで、ウェルカムボードをつくることになったお二人と渋谷で打ち合わせをした。ずいぶん前からお話をいただいていたが、お互いに都合が合わず、今日になってしまった。いろいろご希望も聞けたので、あとはどういう風にしようか考えて作るだけ、と言葉で言えば簡単ですが。落ち着いた雰囲気のお二人でした。どうぞよろしくお願いします。

ぼくにウェルカムボードを頼んでくださる方にとって、式が終わってから家にインテリアとして飾れるということが良いみたいです。いや、それを求めているから頼んでくださるのかと思う。名前がデカく入れてある「ハッピーウェディング！」のような「表示として」のボードではなく（だって、そんなの後で家に飾れないと思う。）、あくまでさりげなく名前を入れた品の良い「絵」としての記念になるウェルカムボード。そういうものは多分実際にあまり無いから、ぼくはあっても良いのではないかと思い、そういうスタンスで作っています。

さて、打ち合わせが終わったら、東急ハンズに寄り、無くなってきていた色の色紙を補充。それからついでにディスクユニオンにも寄りCDをいくつか発掘。ブラジルのジンボ・トリオの昔のリイシューが安く出ていたので買い、帰って聴いてみたら、なんとレコードで持っているのと同じ内容だった。でも、レコードとはジャケットが違っているので分からなかったのだった。でもCDでもすごく欲しかったものなので結果OK。そういうことが過去にも何回かあった気がする。
そして「フライングブックス」という古本屋さんにも行き、イタリアの６０年代のイラスト、ピアッティという人の作品集を安く手に入れる。なんだかどこに行っても音楽と古本だなあと思いながら帰って来てちょっとしたらもう夕焼けの色になった。昼間は日当りが良くストーブいらずなのに、夕焼けの時間になると部屋が急に冷えてくる。ああ、一日はあっという間に過ぎる。