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音感 [コラム]

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たまたま隣の家がピアノ教室をしていたため、ぼくは小学生のころ、6年間ほどピアノを習った。そのときに先生が簡単なメロディを弾いて、それを音階でうたうという訓練(なのか?)があった。そう、「耳コピー」のこと。なんだか練習曲のような曲がつまんなくて、あんまり練習していかなくなっていた当時のぼくに、先生が音楽に興味を持たせようと、やらせたのだと思う。

この耳コピー、ぼくにとっては(当時やってたことは)とても簡単だった。ピアノだと複雑な和音でなければ、すぐにどの音か分かります。絶対音感というのが多少あるみたいです。姉もピアノを習っていたのですが、その練習を聴いていると、あとから自分がその曲を習うとき、どの音をどう弾けば良いかわかってしまっているので、だいたいすぐ弾けてしまいます。そんなこともあり、小学生で始めて小学生でやめた割には、ピアノ・レッスンはなかなか進んだのでした。

結局、やめてから自分の好きな曲などを自分で練習することのほうが楽しかったというのが、ぼくのピアノ体験。いま思えば、ジャズを習っておくんだった。それだけが後悔。最近まったく弾いていないピアノ。やはりピアノの音が好きなのか、ジャンルに関係なく、ぼくはピアノが入っている音楽を気に入ることが多い。子どもの頃に音楽をやっていたことは、目に見えないところで大きく役立ってるように感じます。うまく説明できないんだけれど、絵においても間違いなくそう。
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