古本街で過ごす休日

きのうは神保町へ。ぼくは古本屋が好きで、たまに気分転換に行く。中古レコード／CD屋も同じような存在かな。そしてそこで見る古いイラストやデザインの本などの中にでてくるカットや、色使いやカタチが、目に飛び込んで来てそのときに「こういう作品ができるな」ということに瞬間に結びつくのです。それは、見たモノそのものというより、それをアレンジしたものや、それをヒントにして思いつく別モノ、まさに作品に「影響する」アイデアという感じか。ぼくにとって、古本屋へ行くことは気分転換でもありながら、大事な発想のキッカケでもあるんです。
古本屋をいろいろ見て今回は民藝の本を２冊買って、ディスクユニオンでCDを買って、近江屋洋菓子店の楽しい喫茶室で一服して肉の入ったスープを飲みながら買った古本をじっくり見て、スマトラカレー共栄堂でスパイシーな黒い色をしたチキンカレーを食べて帰ってきました。これはこれで楽しい、ひとりの休日のひとつのパターンです。