SSブログ

コラム_藤富保男さんと神武夏子さん [音楽]

114_3335 のコピー.JPG
先日、神武(こうたけ)夏子さんと藤富保男さんのコラボ公演を見た。
神武さんは、エリック・サティやフランシス・プーランクをはじめとする「フランス6人組」ピアニストとして知られる、かなり独自のポジションを築いている方。藤富さんは日本を代表するユーモアあふれる愉快な世界的な詩人。
この二人が12月5日に繰り広げたコンサートは「サティとフランス6人組×詩を奏でる」めぐろパーシモンホールにて。サティ「ジムノペディ」、プーランク「インテルメッツォ変イ長調」などをはじめとする神武さんの美しくも力強いフランスの音楽、藤富さんの愉快な詩(というよりお話?)。本当に楽しい公演だった。父と娘のように親しいふたりのやりとりは、こちらも見ていて楽しくなります。
実は今、藤富先生が編集されている「荒井隆明」さんという詩人のかたの本に、僕の絵を装丁に使っていただいているのです。出来上がったら発表します。楽しみです。荒井さんは僕の展示にも来てくださって、絵を気に入ってくださって表紙に!というありがたいお話。その本のためにいつもとはちょっと趣が異なるモノクロの絵も1枚新たにつくりました。現在、楽しいやりとりをして進められているところ。
音楽と詩と絵とデザインと。違うジャンルなのにアートを通じてつながる関係。それはとても愉快なことですね。

◎写真は、ちょっきんきりえ展vol.4にいらしてくださった際の藤富保男さんと神武夏子さん。
nice!(10)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 10

コメント 2

コメントの受付は締め切りました
アヨアン・イゴカー

コラボ公演いいですね。相乗効果が出て、観客もより深い芸術の世界に浸ることができます。
by アヨアン・イゴカー (2009-12-10 09:37) 

YUYA

アヨアン・イゴカーさん
コメントありがとうございます。
そうですね。普段とは違う世界が作り出されていて
興味深かったです。
by YUYA (2009-12-11 22:54) 

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。