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コラム_創作すること [コラム]

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荒井隆明さんの詩集「廊下譜」のことは装幀のこと挿絵のことを中心に以前記事で紹介させていただきました。先日、その出版を祝っての会があり、ぼくも出席させていただきました。藤富保男先生、荒井さんを含めた出入口協会のみなさまと、そしてピアニストの神武夏子さんも。興味深い話もいろいろ聞けて楽しかったです。ありがとうございました!
藤富先生が「ぼくは風景がきれいだとか、そういうことを詩にするつもりはない」というお話をされ、とてもうなづけました。創作とは、そういう考えのもとに生まれるものかもしれないとぼくも思っていたところがあるのです。


ぼくの絵においても、例えば、きれいな花を見たときにそのまま忠実に絵にすることはなく、自分のなかでもう一度組み立て直し、自分だけのフォルムで花を描くというような。ぼくにとっての絵における創作とはそういうものなのかなあととらえています。同じ写真をとるのでも、何に惹かれて撮ったとか、コンポジションを楽しんでいるとか、その人の創作ゴコロが明確につたわってくるものは見ていて面白い・・・なんてことを、その会の帰り道に思ったのでした。

写真は、詩の冊子「出入口」に載せていただく作品のザンガイを机に置いて遊んでみました。こういう写真も何かに使ったら面白いかなあと最近思っています。
タグ:創作
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ねこじたん

これまた お勉強になりました メモメモ
ザンガイ??? とっても素敵ですよ〜
かわゆく楽しく置いてると思います
by ねこじたん (2010-02-23 20:02) 

YUYA

そう、この顔たちは使わなかったものですよ。
ジューシーに写真に閉じ込めました。
こういう顔を使って、白黒の絵をつくりました。
by YUYA (2010-02-23 23:07) 

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