SSブログ

藤本一馬「SUN DANCE」 [音楽]

album_72.jpg
いま話題のギタリスト、藤本一馬さんの初のソロアルバム「SUN DANCE」。サン・ダンスというのは、ネイティブ・アメリカンの太陽を崇める儀式で、それにインスパイアされて作られた曲も入ったのがこのアルバム。アーシーでフォーキーな曲もあるかと思えば、繊細でとても気持ちのよい洗練されたグルーヴ感もある。藤本一馬というアーティストの引き出しの豊富さ。藤本一馬さんといえば、POPユニット、オレンジ・ペコーで有名ですが、まったくちがった魅力のこのアルバムは聴いてみないとわかりませんので必聴。すでに、ぼくにとっては愛聴盤になっています。

そして、このアルバムをテーマにしたライヴが、10月10日、めぐろパーシモンホールというところであるので、ぼくはこのライヴをぜひとも聴きにいこうと思っている。音楽好きな仲間たちにも会えそう。
◎めぐろパーシモンホール/10月10日 藤本一馬「SUN DANCE」
http://www.persimmon.or.jp/hosting-performance/1888.php

藤本一馬さんもライヴに出演した、bar buenos airesを主宰する音楽文筆家、
友人の吉本宏さんによる美しい文章をここに引用させていただきます。

■ ■ ■ ■ ■

人々はその昔から、歓びを表わすために生き生きと音楽を奏で、
哀しみを癒すために静かに歌を歌った。
藤本一馬が、ネイティヴ・アメリカンの ”太陽に祈りを捧げる儀式” である
「サン・ダンス」にインスパイアされて生まれた楽曲は、
ざわめく心の喧騒を鎮め、平穏を呼びもどし、
音楽による ”魂の交歓” を体感させてくれる。
それは偉大なる自然への讃歌であり、
心の躍動への前奏曲であり、亡骸への鎮魂歌でもある。
彼の音楽からは広大な大地や風を感じ、その自由な旋律に包まれていると、
人は大自然の中にただ生かされているのだということに気づかされる。
人々が立ち止まって、自分と向き合うことを考え始めたいま、
彼の音楽がひとりでも多くの人のもとに届けられることを祈っている。

吉本 宏
音楽文筆家/bar buenos aires
nice!(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 3

トラックバック 0

作品165_AIKOちゃんの絵本当の顔 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。