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世界の民芸と新しい出会い1 [民藝・手仕事・古道具]


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ぼくたちは数年前から、「民藝」や「世界の民芸」周辺のことにとても興味があり、いろいろ見てまわっていますが、また昨日はうれしい出会いがありました。世界の民芸・工芸品を豊富にお持ちのご夫婦を初めて訪ねました。世界の民芸品があふれるスペースにおじゃまし、いろいろ楽しいお話をしていただき、やはり感じた事。それは、民芸周辺の人々はどんな人も受け入れる優しさがあるなあということです。

二年前に訪れた鳥取の山根窯(石原さん)の暮らしぶり、豊かな感性の部屋に衝撃を受けたことから始まって、日本だけではなく、少しずつ世界の民芸にも興味が広がって行ったこと。そしてなにより、何も知らないでいきなり訪れたぼくらをとてもあたたかく迎えてくださるという民藝の方々の姿勢にも、いつも感動したのでした。どこの窯や工房を訪れてもそれはいつも同じ、いつもあたたかい。そしてその方々が、お互いどこかでつながっているところ。それは少し音楽の世界にも少し似ているなとも思いました。

いわゆる「世界の民芸」は、エスニック雑貨店や土産物店の感覚とはまた違うモノだとぼくは思っています。それが、今になって感覚として実感としてわかってきたと思っています。それは20代や30代前半では分からなかった感覚でもあり、歳をとって実感できるものかもしれません。もちろん、東京でブームになるような流行として捉えられる感覚とはまったく違う個人的で普遍的なものです。なんだか導かれるような広がりを最近感じていますが、どこへ向かって行くのか自分でもわかりませんが、日々を楽しくしてくれているものであることは確かです。

昨日は、ぼくのお小遣いで買えるものを少しだけいただいてきました。写真はメキシコの「おばさん」モチーフの素朴なる土人形と、例によって笛になっているアルマジロの素焼きの置物。早速、リビングの棚に加わりました。また置くスペースが無くなっていく・・
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