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うずら車/宮崎の郷土玩具 [民藝・手仕事・古道具]


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これは最近手に入れた郷土玩具で「うずら車」というもの。同じ九州の「きじ馬」とも雰囲気が良く似ていて、やっぱり車がついてる。このうずら車は、背の高さ7センチほどで、手のひらにちょうど乗るくらいの大きさです。顔のところの模様の感じ、全体の簡素な形。とても素朴で愛らしい。これは一体、どういう生き物なのかと思いますが、やっぱり鳥の「うずら」なんだろうか。そう思うのだけど、「木の葉猿」の猿といい、全然本物には似ていなくて違うところが、また良いなあと思います。
そういえば、以前、藤富先生に言われた言葉を思い出す。ぼくの作品の良さついて「実際にあるものを忠実に描いたのではなくて、自分の架空の植物や動物だから良いんだよ。」と言われたことがあって、あまり自分では考えたことが無かったけれど、それは確かにそうかも知れないなと思った。
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