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北と南の話/畦地梅太郎 [本と古本]


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先日、栃木県の益子へ行った帰り、鹿沼市にある「川上澄生美術館」へ寄りました。ちょうど開催中の企画展が「山の版画家・畦地梅太郎と川上澄生」。尾崎喜八/深田久彌/串田孫一/畦地梅太郎/内田耕作の共著による「山のABC」という本を持っているので、その中で畦地さんの絵の作品も見たことがあって良いなあと思ってたのでうれしい展示でした。実際の原画(版画)をみていてやはりとても好きな絵でした。それから少し忘れていたのですが、先日、吉祥寺の古本屋さんで偶然にこの本を見たのですが、値付けが高くて買いませんでした。最近思い出していろいろ探すと半額よりも安く買えました。ぼくは初版などにはこだわらないから見られればそれで満足だから。扉ごとに入ってる絵もとても好きですが、文章も気取りがなくて読んでいて楽しい。山へ登る人によって書かれたこうした本は、なんだか良い空気が流れているのか、串田孫一さんの作品もぼくはとても好きです。自分は山登りをするわけではないのですがね。そういえば、串田さんの本も結構持っているのでまた紹介してみます。
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鳥の考え [コラム]


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「今年がもう終わっていくという。最近の時間が過ぎるのが早いこと。でも鳥には鳥の時間があるし、人間には人間の時間がある。鳥には鳥の歩幅があると思うけど、でも飛び跳ねてるから歩幅って言うワケ?どうなの?ちょっと、聞いてますか?それはそうと、三重県の伊勢神宮に行ったとき、お守りなんかを売ってるカウンターに「にわとり」が普通にこっちを向いて静かに座ってたときには、ああ、この鳥はいまどういう気持ちなのか?と考えずにはいられなかったよ。鳥の気持ちなんてわからないって思ってるだろうけれど、それは大きな間違いだよ。鳥の目をみてごらん。何かの足しになるかもしれないから。」と、この鳥が言いました。聞きたく無いけれど、聞こえてました。やだなあ!

Q こういうのは一体どういうつもりなんですか?
A それは残念だけど言えない。
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