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木村三郎さんの工房をいきなり訪ねる [民藝・手仕事・古道具]


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この器は、今回の益子の旅で買ったのでは無く、鎌倉の民藝店で買った益子焼。わが家が以前から気に入って愛用している作陶家の木村三郎さんの丼鉢です。作家というより職人というスタンスで益子で物作りをしている方。その木村さんを、なんと今回の旅で突然に訪ねました。陶器市のエリアからちょっと原っぱを歩くこと20分?木村さんはいらっしゃるか分からないけれど、思い切って(とびこみで)行ってみると工房が開いていて、木村さんご本人がなんといらっしゃったのです。他の方は陶器市に出てしまっていて、とおっしゃってました。ぼくたちが茶色い益子焼の丼を愛用していることを伝え、急だけど来てしまったんですと伝えるとやさしい笑顔で迎えてくださった木村さん。そして「これ、もってく?」と湯飲みを2つ、新聞紙に包んで静かに手渡して下さったのでした。これはまた、とても思い出に残る飛び込み訪問。木村さんにお目にかかれてうれしかったです。しかし、これまたやってるやってる!

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益子参考館、見つける動物モチーフ [民藝・手仕事・古道具]


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今回訪れたのは2度目の「浜田庄司記念益子参考館」。陶器市をまわる前に、大事な場所なのでまず訪れました。昨年は震災後の修復中だった部屋も全部見られてうれしい。浜田庄司作品ももちろんあるのですが、今のぼくの中で特に印象に残ったのが、世界各国の民芸品でした。ここは、浜田庄司が集めた数々の民芸品を見て工芸家や一般の人々にも参考にしてほしい、という願いから開かれた参考館という名の民藝館だそうです。外国のものは動物をモチーフにしたものも多く、印象に残るものが多い。今回、自分が印象に残ったものを載せてみようかと思います。なので、普通で言う「益子参考館の紹介」とはならないかも知れませんが。やはり、二度目に来るとまた前回とは見え方も違います。自分自身が今考えている事や見たいものにもよるのかと思う。(続きをお読みください。)

益子参考館
栃木県芳賀郡益子町益子3388/TEL 0285-72-5300
時間:9:30-17:00
月曜休(祝日除く・月曜祝のとき翌日休)
一般入館料:800円

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