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障子の継ぎはぎの花 [作品]


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きょうは休日だけど、一日中家のことを片付けました。ひとつ目は、破れた障子の継ぎはぎ(この呼び方で良いのか?)。よく、破れたところを花のカタチとかに切った紙で貼ってあるのを昔見かけたから、やっぱり花かなと思って描いていたら、途中で雲が良いんじゃないかと思いつつ、やはり花になりました。だからこういう雲みたいな花なんだ。雲のような同じ形をした2枚を少しずらして両面から貼り合わせたので、こんな表情になっています。同じ形を切ってずらすことは、動きを出すために切り絵でよくやってる手法。この場合は良いんだか悪いんだかわかりませんがやらずにいられません。

あと、もうひとつはこのブログを描いているMACのパソコンを置いている机の上のほうに、棚をつくりました。簡単な棚なんだけど、ペンキを塗ったりしたもんだから、これが意外と時間がかかってしまった。何の棚ですかって?聞かれてないのに答えますが、それは郷土玩具の棚であります。当然ですから。それで、棚が出来たもんだから、早速自分の机とかに置いていた郷土玩具を試しに入れてみたんですよ。試しに。そうしたら、もうそれだけで結構いっぱいになってしまい「ああこれでいっぱい入るな」という計画でつくったにも関わらず、そのことには残念だ。すぐにいっぱいで入らなくなるよ。買わなければ良いのだけど、多分無理だから。

そして、それらが終わったら中目黒SM-gの器の個展へ。今回は益子の作家さん二人の「原泰弘・岡田崇人」さんの個展です。とても素敵な器が並んでいましたが、珍しく今回は何も買って帰りませんでした。好きな感じだったのですが!宇野さんから、11月20日に発売の雑誌nidで、鳥取民藝のトラベルブックのポップが本屋さんに出る?とかで、そのポップにも、冊子の表紙のぼくの絵が使われるとか!すごいじゃないですか!ということで、また明日も生きていきます。皆さま地震に用心しましょう本当に。
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モノを選ぶ楽しみについて [民藝・手仕事・古道具]


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先日買ったという火鉢はこれ。こういう雰囲気の火鉢ってなかなか無い。火鉢と言っても、灰を入れて炭を入れるわけではなく、睡蓮鉢のように水を入れて金魚を飼おうと思っています。純和風ではないこの感じが気に入っています。でも、古道具屋さんはあまり分かってないので安く買えて良かった。以前、下北沢でこんな風な火鉢を見たことがあって、そのときは何万という値段が付いていたこともあったから。モノの価値というのは、本当に見る人によって大きな差があるなあと思います。
最近、自分は特にいろいろなモノ選びをしているように思います。良いものもどうしようもないものも、雑多なカオスから好きなものを選び出すことはとても楽しい事です。捨ててあるものでも、ぼくにとっては宝物の場合だってあるし、高いものでも自分にとってはゴミでしかない場合だってある。そう、絵を描くのは間違いなく感性の世界だと思うけれど、モノを選んでそれによって自分の世界をつくるということ、それもまた感性なのではないかなあと最近特に思います。
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