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花の形をした松ぼっくり [美術・デザイン探訪]


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先日拾った、花のような形をした松ぼっくりです。ぼくは知らなかったのですが、ヒマラヤスギの実のようです。松ではないから松ぼっくりではないのか。本当に花びらのように開いた美しいバラのような形をしています。貝殻といい、こうした木の実といい、自然物というのはとても面白いなと思います。作った美しさとは違う普遍的な造形だなあと思う。何かの意味をもってこの形になったのだろうなと思うのです。
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太陽の干し柿 [コラム]


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山梨の干し柿が作られている恵林寺へ寄りました。ほうとうなども食べたのですが、印象的だったのは大きな柿でつくられる干し柿をたくさん吊るした家が見られた風景。オレンジ色の太陽のつぶてのようです。知人の家で手作りの干し柿をいただきましたが、とても甘くおいしい。干し柿はこんなにおいしかったのかと食べ物として見直しました。
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本について [コラム]


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ぼくは本が好きだけれど、本当の本好きの人のように活字を読むのが好きというタイプでは無い。だから、持っている本はデザイン書やイラスト集、挿絵が楽しい本や絵本、写真がいっぱい入ったものなどが多いように思います。最近はこうした民藝の本などもいろいろと買うようになり、このジャンルは本としても工芸品のような趣がある装丁のものが多いなと感じています。やはり画一的な単行本になったものより、こうした昔出た雰囲気があり味のある本が欲しくなります。内容は同じでも、装丁によって読む時の気分が違ってくるように思います。本は、自分にとって資料的な意味が大きくて、何かを調べるという感覚かもしれません。くり返し見ることが多いようなものを手元に置いておきたいから買います。
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調和から生まれるもの [コラム]


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違う土地や国で作られた、違う作り手のものが調和する。それによってうまれる新しい空気。それがぼくはとても好きです。まったく別々に手に入れた古道具同士が調和すること。吉本さんが選曲したときの音楽のように、ジャンルが違うけれどなぜか響き合うこと。国も持ってる要素もまったく違うのに隣に並べたくなるモノとか。そういうところを意識したいなあと思って、最近は絵を考えたりしています。今までは割と、何々風という感じで考えていたかもしれないけれど、きっとそういう問題なのではないし、その考えはもう消してもいいのかもしれない。きっと、それを飛び越えたところで自分の中から出てきて出来あがるものが、多分良いものなんだろうと思う。先日、ブラジルのピアノマン、アンドレ・メマーリの演奏を聴いていてそう思いました。
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紅蜥蜴の担々麺 [喫茶・ショップ]


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最近にしては珍しく食べモノなどのせてみますから。たびたび行っているお店「紅蜥蜴」。世田谷の桜新町と駒沢の間にあります。ここは青菜だけの炒め物にしても、何を頼んでもとても美味しいけれど、一番は担々麺です。担々麺って結構どこの中華のお店にもあるけれど、ぼくは今まで自分が食べたすべて中で一番気に入ってます。担々麺というと、赤い感じのか、茶色い辛いのか・・・ですが、ここのはそもそもそこから違う。ちなう。このスープの味は多分真似できないでしょう。スヴァらしいハーモニー。スヴァらしいスパイス。劇馬。とても狭い店ですが日本ではない雰囲気があります。一度食べてみる価値あり。
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