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インドの猿がやってきた [民藝・手仕事・古道具]


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先日、青山の西洋民芸の店グランピエへ行きました。建物の雰囲気といい、お店の方々といい、わが家ではとても気に入っているお店です。いつ行っても欲しいものがありますが、今回気に入ったのがこのインドの猿。どこか洗練されている、例えばムナーリがデザインしたような感じも受けたので、本当にインドなのか?という感じがしないでもないですが、この愛嬌と動きのあるフォルムがとても気に入りました。少々大きい(長さ40センチくらい)ですが、気に入ったので買うことにしました。大きさの割に値段はそんなに高くは無かったです。家に帰って来て、このニコッと楽しそうにしている表情を見るとなんだか楽しくなります。そういうものに囲まれて暮らすのは楽しいものです。

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今年の目標 [コラム]


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今年は年明けからとても悲しい出来事もありました。そしてもう2月になって日々はどんどん過ぎています。年が明けてから、今年の目標をいくつか決めています。個展を開催すること、ホームページを自分で作ること、布の染色の方法を学ぶこと。また一年はあっと言う間に終わってしまうから、今年は時間をうまく使ってなんとかこの3つのことを実現したいと思っています。写真は、1月に行った「骨董市で見つけたもの」という展示会で買い物をしたらプレゼントでいただいたネパールのカレンダー。神様のものが多かったなか、動物シリーズを目ざとく見つけていただいてきました。鮮やかな色なのですが、どこか優しいネパールの絵は好きなテイストです。鳥の絵はやはりどこの国でも魅力的に見えます。

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雑誌 &プレミアムのイラストと記事掲載 [コラム]


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ブログのアップが頻繁ではなくなっていますが、最近いろいろ提出もあり、少し忙しい日々でした。2月20日発売のマガジンハウスの雑誌「&Premium」=アンドプレミアムでは、インテリア特集。12月に取材を受けた民芸品と「棚」について、というか「棚とそこに飾るもの」という内容の小特集のところにぼくの記事が載ることになりました。加えて、つい先日依頼があり、全体の特集の入口のタイトルページ(用語では扉ページという)のイラストも描きました。見開き2ページのイラストです。いろいろ考えた結果、あんな風にしました。編集の方には好評だったので、ホッとしたところです。またお知らせするつもりですが、よろしければご覧ください。


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新しい仕事 [コラム]


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いろいろと新しい仕事など動いています。ひとつは広告代理店からのちょっと面白い仕事で、ぼくの布のデザインからあるものが作られるというもの。もうひとつも別件の布のデザインですが、これは試しにやってみましょうという感じでしょうか。そして新たな仕事は、楽しいけれどちょっと時間がなく大変な、これからエイヤッとがんばらねばならない仕事。何しろ時間がないからさあ!がんばって乗り切りなさい。民芸品からそう言われている気がします。どうしても良いのを作りたいけれど、まだ今ひとつまとまっていません。できる時は降ってくる感じなのにな。いつ発表できるかな。

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世田谷ボロ市で買ったもの [民藝・手仕事・古道具]


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先日、世田谷ボロ市へ行ってきました。今回はじっくりとジロジロといろいろ見まわして堪能しました。毎年行っているのでどういうお店がどこに出ているか、どこのエリアが面白いかなど、知り尽くして来ているわが家。もちろん、最初は代官餅を食べてからスタート、今年はなかなか良いものが買えました。
まずは「お鷹ぽっぽ」などでも有名な山形の「笹野一刀彫」のにわとり。程よく古びていて形、大きさとも気に入りました。工芸喜頓の近くのエリア、上町周辺に出ていた民藝の陶器なども扱うテントにありました。300円。

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もうひとつは、どこの国か分からないのですが(多分スペインかイタリアあたりのヨーロッパ?)、クジャクの陶器のオブジェクトです。これもなかなかエレガントなシルエット。あたたかい風合いながら、洗練された感じもありますね。あまり見かけない感じのもので、気に入ったので買うことにしました。500円。

工芸喜頓で店主の石原さんとも話したのですが、こうした自分たちが気に入るものというのは、ボロ市や骨董市でも、本当にごくわずかしか見つからないものです。雑多なものに囲まれた状態で見たとき、いつもフラットな眼で見ていないと、埋もれてしまって見逃したりもします。そんな中から、自分たちが気に入ったものを、ヒョイと抜き取る。そう、中古レコード屋で良いブツをサッと掘り出すのとも似ています。モノを買うのは楽しいですね。

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インスタグラムアカウント [コラム]


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最近はinstagram:インスタグラム(PCではwebstagramで見られます)での更新が手軽なので多くなっています。i-phoneなどのスマートフォンを使って日常生活を切り取る感じのインスタ。なかなかその人の趣味や生活具合が見える楽しいSNSじゃないでしょうか。頻繁に使う人はもうかなり減っていると思われるツイッターなんかよりもビジュアルで楽しめるのでぼくは気に入っています。とはいえ、長い文章をスマートフォンで書くこと厳しいので、ブログとはまた違った手軽な媒体ですが。インスタを通じていろいろとぼくの活動も広がっており、なかなか重要な媒体になってきています。

ここには書かないこともいろいろ更新していますので、よろしければぼくのインスタグラムご覧ください。フォロー歓迎です。

◎YUYA インスタグラム
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恵比寿さまと大黒さま [民藝・手仕事・古道具]


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最近たまに骨董市などへ行くようになって、今日もたまたま行こうかということになり出かけました。東京では頻繁に骨董市が開かれていて、行ってみると何に出会えるかわからない楽しみがあります。二つ買い物をしました。ひとつは、恵比寿さまと大黒さまの一対になった木彫り。こういうものも本当にいろいろとあるようで、古道具店や民藝など扱うお店でも見かけます。この小さな木彫りは高さ6センチほどで、程よく古びていて、良い質感と良い表情が気に入り、そして値段も安かったので買うことにしました。リビングの日本の郷土玩具の棚のところへ仲間入りしました。

ウィキペディアより
◎恵比寿・・・イザナミ・イザナギの間に生まれた子供を祀ったもので古くは「大漁追福」の漁業の神である。時代と共に福の神として「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす神となった。唯一日本由来の神である。
◎大黒天・・・インドのヒンドゥー教のシヴァ神の化身マハーカーラ神。日本古来の大国主命の習合。大黒柱と現されるように食物・財福を司る神となった。

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もう一つは、インド?のしっかりした布による、ユーモラスな魚が描かれたコースター。木版スタンプによる染めなのかな?日本のものかもと思いましたが、インドとかアジアのものかなと予想しています。魚の位置などもなんだか適当で、それがまたいい味。1枚100円でした。それぞれリバーシブルで、左から裏面は黄色、青になっています。

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鏡開きは、おしるこ [多国籍ごはん]


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きょうは鏡開き。わが家ではだいたい真空パックでできてる鏡餅が飾られますが、それを切っておしるこにして食べるのが定番になっているように思います。家の味はいいなあと思います。このまえけんちん汁を飲んだときも同じことを思いました。そして、今日はそのあと友人の宮良さん(アーガイルデザイン)ご夫婦と鎌倉散策して昼ごはんで美味しいピッツアを食べました。ピザ?古道具そうすけ、もやい工藝などにも行き、楽しい休日を過ごしました。

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富士山 [コラム]


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もう1月も半ば。少し前から毎日更新ではなくなっていますが、今年は少しのんびり書いていこうと思います。これは先日静岡へ小旅行したときに、日本平というところで買った「ほさか」というメーカーの栗せんべいです。富士山だなあという絵に、わざわざ富士山と書いてある微笑ましい一品です。銘菓などを含め、こういう素朴な食べものにはなんとも惹かれます。

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日登美美術館のバーナードリーチ・コレクション [民藝・手仕事・古道具]


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年末に妻の実家へ帰省したときに、同じ滋賀県にあり、豊富なバーナードリーチのコレクションを展示している「日登美美術館」へ初めて行ってみました。日登美ワイナリーと一緒にあります。実際のところ、美術館を見ていたのはぼくたちくらいで、あとはワイナリーのお店でパンやワイン、食材などを見ている人がほとんど。こんなに素敵なリーチコレクションがいっぱいあるのに、もったいないですよ。写真を撮ったので少しご覧ください。素晴らしかったです。バーナードリーチというイギリス人の作品は、器も素晴らしいし、そこに描かれた絵がまた素晴らしくとても惹かれます。紙に描かれた絵としての作品もあり、それがまた素朴であり、同時に洗練もされていて多国籍感が広がっています。そう、どこの国でもあり、どこの国でもない感じ。多分たくさんの世界の民芸品から影響を受けて生み出された作品なのでしょう。何をどう思って作られたのか想像しながら見ると楽しい。(続きもお読みください)

そういえば、この日登美美術館へ行ってみようと思ったのは、鳥取の延興寺窯の山下清志さん・裕代さんの個展を見に行ったとき、山下さんから「滋賀のリーチコレクションがある日登美美術館は良かった」というお話をお聞きしたからです。山下さんに感謝。

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のんびりとした時間 [コラム]


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ベランダのバケツに凍った氷

年末から関西へ行っていました。元旦、朝は晴れていたと思ったら大雪が降りだし、なんとか帰ってくることができ、一息ついています。1月に入って東京も寒さが増しています。ベランダのバケツにたまった水が結構な厚さに丸く凍っていました。冬に近づく頃から、夕焼けがとてもきれいな最近。空気が澄んでいるからでしょうか。この正月は、絵のことも考えずに、ゆっくりと頭も休めることができたように思います。そういう時間も必要ですね。

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最近の美しい夕焼け。中央には双子の駒沢給水塔。

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作品_年賀状2015 [作品]


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謹 賀 新 年

今年の年賀状は、年末にさしかかろうという11月下旬頃、時間が少しできたときにサクッとつくりました。最近の方法は、白い紙に線画を描き、それをスキャニングしMACで加工してレイアウトデザイン。なので、切り絵ではありません。データ化して絵を作る時は、切り絵ではないことも多いのですが、切り絵だと思っている方も多いのかもしれません。でも、単にパソコンを使っているというだけで、感覚は切り絵をしているのとまったく同じです。手で描いたものを読み込む方法なので、最初からマウスで描いた絵とは線の自然さとあたたかさが違うはずです。絵の構成ができてデータにしたら印刷所に入稿。最近はいつも決まった印刷所グラフィックに頼んでいます。紙の種類も豊富、仕上がりもきれいで早いです。今回は少し黄色みのあるザラッとした表面の紙を選びました。

モノトーンにピンク色の太陽。それぞれの形は、完全な具象でもなく抽象でもなく、記号化されているけれどもあたたかいもの。太陽に添えた木のような餅のようなものは、なんとなく新年的なイメージを表す形を描いたつもりです。羊のモクモク模様は、民藝の世界、スリップウェアの皿などに描かれているものから発想して生まれました。横向きの羊はよく見かけますが、正面を向かせることで太陽と羊の丸い形で紙面を構成したいなと思いました。一見、どこの国のものかな?という感じになれば良いなあと思いながら、「世界の民芸」を思いながらつくりました。なかなか楽しい年賀状になったように思います。

今年も年賀状の作品紹介からスタートしました。2014年は1年間がとても早かったですが、今年もあっという間かもしれません。ホッとして、かつ楽しい作品をつくっていけるようがんばります。皆様今年もどうぞよろしくお願いいたします!
YUYA

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今年もありがとうございました [民藝・手仕事・古道具]


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12月に入ってから、青山にある「べにや民藝店」でここ何年か買っている注連縄。今年は出雲の亀のものにしました。右の鳥は高千穂のもので、昨年買ったものです。色褪せて茶色くなっていますね。

さて今年もあとわずかでおしまい。特に春からがほんとに早い一年だったなと感じます。個展はしませんでしたが、もみじ市にも出ることができて、たくさんの人にお会いできて、また仕事でも新しい出会いもいろいろとあり、ありがたい一年でした。制作をしていく中で、自分の作品についてもいろいろ考えた一年でもありました。また、来年もいろいろなことに挑戦したいと思います。今年一年、作品を見ていただき、また応援いただき本当にありがとうございました。よいお年をお迎えください。

YUYA

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メリークリスマス! [コラム]


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みなさんメリークリスマス!
ぼくは家での静かなクリスマスを過ごしています。
スペアリブなど食べてケーキなども食べます。
毎年同じコップを使ってジュースなど飲んで、
毎年同じガラスのカップでお茶なども飲みます。
毎年変わらないあたたかなクリスマス。
それが心地良い。

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ジラルドの本を見ながら、一段落の年末。 [コラム]


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昨日は年末に向けて進めていたある仕事も昨日無事提出して終わり(あれでOKかな)、今日は少しホッとした気分の休日でした。今回の仕事はちょっと露出がありそうで、なかなか楽しんでやれた仕事でもありました。初めての「布」を媒体とした作品を考えるという仕事(というより、あるものを作るための布のデザインを考える)だっだのですが、最初に、自分の作品の「このモチーフで」という提示があり始まったデザインでした。

いま「デザイン」と言ったのですが、ぼくの仕事は結構デザインとイラストの間を行ったり来たりすることも多く、なかなか自分でもそれが楽しかったりします。例えば「額に入れて飾る絵」を依頼されたときは、それは完全に作品性のある(イラストというよりも)絵の仕事。でも、何かに使う布のパターンを考えてと言われたときは、パターンデザイン。だけどその前に絵を描くことになるのでイラストとデザイン両方を違う視点で考えながら進めることになります。

今回の布の仕事、自分としてはなかなか基本的で分かりやすいデザインになったと思うので結果よかったかも知れません。あるモチーフを使ったパターンと言っても、そのパターンの組み方によっていくらでも違うデザインができるので、なかなか奥が深いものです。色の部分では、予め微妙に色合いを変えたパターンを用意し、出力センターで紙に印刷してみて、実際の色味を比べて決めました。でも、色校正でまた違ってくるかも。この案件もそのうちお知らせできるようになるんでしょうか。そのときにまた!

写真は先日安く買えた、大好きなデザイナー、アレキサンダー・ジラルドの大型本。この人はフォークアートの蒐集家としても有名で、さまざまな民芸品のモチーフや色彩から影響を受けたテキスタイルパターンなどの美しいデザインをたくさん作り出した人です。先日わが家が「&プレミアム」の取材を受けた時もインタビューの中でお伝えしたのですが、民芸品など純粋に人を優しい気持ちにし、生活を楽しくする素朴なるモノたちからもらえるパワーやアイデアを得て、それを自分のフィルターに通した上で再構成して自分の作品をつくるという感覚は、ぼくも最近とても意識している部分です。今年は特に、一年間そういうことを考えながら作品をつくってきたように思います。集めているだけではなく、それらから吸収したことを作品にする。それは、多分自分にしかできない感覚かもしれないと思って取り組みたいと思います。

とても素敵なつくり手の方々、さまざまな民芸品、これから始めたい布を染めるという分野。今年もいろいろな出会いがたくさんあった良い年だったように思います。もうすぐクリスマスの休日に思ったこと。ではまた!

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鈴木稔の仕事/中目黒SML [民藝・手仕事・古道具]


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益子の作陶家、鈴木稔さんの個展が中目黒SMLで始まっています。初日に早速おじゃましてきました。初日だったのでレセプションでフードとワインのサービスもあり(ぼくは酒は飲ませんが)おいしいスープなど少し頂きました。もちろん稔さんも在廊されてて、お話できて嬉しいです。ふと食べているときの稔さん、スプーンもってるのが左手。アッと思いつつぼくも食べていると、稔さんから「左利きなんですか?」と言われました。そうなんですよ、と左利き仲間ここにも発見。

鈴木稔さんの器は、とくにお茶を飲むカップなどわが家でも大抵毎日登場するくらい頻度が高いです。手に馴染む感じや程良いリラックス感(とでも言えばいいのか)のある味わいがあるのだけど、どこかエレガントなラインも同時にあるような。洋風のものを食べたりするのによく使われている気がします。いわゆる民藝では無いと思うのですが、民藝の器ともよく合います。

今回は、新しい薪窯で焼かれた器ということでしたが、文様が入った大皿など、見ていて楽しいものが多かったです。秋に稔さんの工房におじゃましたときにも、いろいろと作る時のエピソードなどが聞けましたが、どうやって作るとか、どう考えて作ったものだとかの話を聞くのは、とても楽しいことですね。作り手の苦しみを少し共感できるという部分もあります。でも、苦しんだ上でこうした美しいものが出来上がるんだなあと思うと、また見え方も違ってくるように思います。鈴木稔さんの個展、12月28日まで。

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今回選んだ器

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雑誌、&Premiumの取材 [コラム]


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今日は日曜日。朝から、先日依頼があったマガジンハウスのライフスタイル誌、&Premium(アンドプレミアム)の取材がありました。インスタグラムなどから、ぼくの民芸品コレクションに興味を持ってくださったそうです。郷土玩具や世界の民芸の1個1個について、エピソードなどを聞かれると、ああ、これを買ったときは、こんなことがあったな、とか、いろいろと思い出しました。自分の最近の作品と民芸品が、どう関わってるのかということも話題になったりしました。女性三人でテキパキと取材が進んで行く様子をみせていただき、さすがプロの仕事です。楽しい取材の時間でした。2月20日発売予定だそうですが、どんな紙面になるのか楽しみです。

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鳥の民芸品 [民藝・手仕事・古道具]


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世界の民芸品には、鳥のものがとても多いように思います。もともとぼくも鳥のモチーフはとても好きですが、やはり鳥というのは世界中で共通して好かれる・惹かれるモチーフなのでしょうか。また、同じ鳥でもそれぞれに国によって表現が違っているのを比べたりするのも楽しいことです。上の写真は我が家の民芸品から3つ選んで並べた鳥。素朴なものですが、横から見る姿もなかなか美しいです。

一番奥の大きい鳥は、エジプトのものだそうです。エジプトの民芸品自体、あまり見かけない珍しいものだと思います。穴を開けられた模様が施され、味わい深い質感と深い色づかい。でもフォルムは美しくシュッとしています。真ん中のものは、どこの国か分からなかったのですが、裏に「ドブロブエ」という購入者メモが残されています。謎ですが、クロアチアのドブロという場所の鳥笛なのかも知れません。そして一番手前は、ペルーのプカラの小さな鳥。プカラの民芸品といえば牛(下の写真のものも、そのひとつ)が有名です。ぼくも3つほど持っていて気に入っています。ペルーではこれの大きなものが屋根に乗せられるそうです(cf/沖縄のシーサー)。素朴な感じに惹かれます。

民芸品を眺めながら暮らすのは、とても楽しいことです。また、民芸品はアイデアや楽しい気分をくれます。最近また棚を増やしたので、少しずつ増えて行くでしょう。金額的には高価なものは無いですが、ぼくたちにとっては毎日がより楽しくなる宝物なのです。

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日本民藝館展 [民藝・手仕事・古道具]


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毎日がすぐに過ぎていきます。今年はすでに真冬のような寒さの12月ですね。14日に、ここ何年か毎年行っている「日本民藝館展」へ行きました。この展示は毎年12月に日本民藝館で開催され、いま活躍中の民藝の作り手によるその年の出展作品が見られます。入選しているものは広い2階の展示室に、その場ですぐ持ち帰れる準入選のものが1階にあり、入選のものは、初日の朝イチでほとんど売れてしまと聞いたこともあるくらいです。ぼくが行ったのは2日目。2階は赤いシールが貼られたものばかり&1階の持ち帰れるものもほとんど無くなってる状態でした。でも2階のものを見ると、今年はこういうものが作られて、評価されたんだという流れも何となく分かって面白い。売店で「レンテン族の豆敷き」を1枚購入して民藝館を出ました。

帰りに東急ハンズで板を買って重い重いと手で持ち帰りました(板は何枚もあるとほんとに重い)。そしてその日の夜までにペンキを塗り、次の日から少しずつ棚をつくり、昨日完成。また民芸品を置く棚を作ったのです。前から年内にしたいと思っていたので、ちょっとでも時間が取れてよかった。またすぐ埋まってしまうであろう棚。棚をつける場所を考えるのもなかなか難しくなってきます。

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パターンデザインのこと [作品]


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ある会社の方からの依頼で仕事をしています。それは、先日始まったテキスタイルデザインの仕事とは別のものですが、やはり布媒体のパターンデザインの仕事です。デザインでもあり作品的でもあると言った方が良いでしょうか。不思議なことですが、偶然に似たようなものが重なるものですが、うまい具合になんとか微妙にズレながら同時進行しています。

今までぼくはパターンデザインの仕事をしたことが無いのですが、ある意味数学的であり、大いにグラフィックデザイン的であり、単体のイラストを描くのとはまったく違った感覚を使う仕事だと感じます。同時に、ぼくが今後向かっていきたいもう一つの「布」という世界にも確かにつながっている仕事なのです。

自分が描いた絵やその破片を使って、また違った見せ方で全体をデザインする。それは自分にとってとても新しい感覚で、やっていてとても楽しいこと。自分が描いた絵でありながら、素材として使うときは、自分でもう一度その絵を客観的に違った視点で見つめることになります。今回、どんな風に完成するのか、どのように発表されるのかなどまだ分かりませんが、良いものができると良いなあと思って取り組んでいます。制作を始めるとついつい夜型になりがちですが、楽しく年末を乗り切りたいです。そうだ、年賀状も書かなければ!

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近江屋洋菓子店 [喫茶・ショップ]


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たまに行きたくなって楽しむ「近江屋洋菓子店」。2カ所あるけれど、ぼくが行くのは神保町からも歩ける神田店。何が「楽しむ」なのか・・・喫茶コーナー(喫茶バー?)を申し込むと、フレッシュなフルーツジュース、コーヒー、紅茶、ココア、そしてスープを何杯でもセルフでおかわりできるというすばらしさ。いつも妻と二人で行き、ケーキを1つずつ頼み、このバーでいろいろなジュースやスープ(今日はボルシチではなく、ビーフと野菜のスープであった)を飲んで、やりたい放題の満足感であります。帰りにピロシキなんかも買うのも忘れずに!ぼくはこういう感じが大好きですが、「何とかパティシエのケーキがどうのこうの」ということにしか興味が無い妻ではなくて、ほんとに良かったと思います。そういう感覚が合うことはとても大事だよなあと思う。近江屋洋菓子店、どうぞお試しを!

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冬にはガベを敷いて [コラム]


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12月ってだけで何だか落ち着かなくて慌ただしい気分の上に、やることもいっぱいあるイメージ。年賀状はとっとと印刷かけておいて良かった。が、これから書かないとならないですね。最近の年賀状のつくり方は、自分で紙に絵を描いてそれをマックでデザインして完全入稿データを作成、グラフィックという印刷会社へ入稿して印刷。自分でやるのが一番思い通りにできるけれど、紙質を初めてのものにするときは注意が必要。今回、少し黄色の度合いが強い紙を選んだら、赤(マゼンタ)が少し薄くなってしまったりしました。濃いピンクが少し薄くなったという。まあ、いいか、自分のだから。ということにします。でも、なんだか大らかな年賀状が出来たように思います。楽しい年になるように願いを込めました。

写真は、ダイニングで使っているデンマークのチェアに敷いたガベ(っていう織物)。これも世界の民芸と言えるものですね。いつか「倉敷ノッティング」も欲しいなと思っています。冬にこういうものを使うと気分まであたたかになります。

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師走の日々 [コラム]


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今年も駆け抜けるように過ぎたと思っています。このまえ年が明けたかと思ったら、もう師走。今年もいろいろなことがあったなあと振り返っています。個展はやれなかったですが、もみじ市にも出ることができたし、初めてお会いする方々も多くうれしい年でもありました。ソスィテー、布という媒体について目標も見えてきたので、これからがんばってみたいと思っている所です。

また、ここ何年か続いている日本国内の「民藝の旅」も、うつわだけではなく和紙や布など、新たなステージへと移りつつあり、人のつながりも新たな広がりを見せています。世界の民芸などのモノや古書との出会いもわりと多かったように思います。さて来年はどんな年になるのかなと思いつつ、またあっという間に過ぎてしまうので、なるべく目標を達成できるように気合いを入れたいと思います。(なーんて言っておくか)

あと、最近はインスタグラムをわりと頻繁に更新しています。昔の作品も載せ初めているので、良かったらご覧ください。
http://websta.me/n/yuya_chokkin_kirie

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そういえば、マリメッコも [美術・デザイン探訪]


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そういえば静岡でもう一カ所行ったところ。短い時間でしたが、ドロフィーズインテリアというお店へmarimekko(マリメッコ)のファブリックを使った雑貨なども見に行きました。アトリエぬいやの山内武志さんが、「マリメッコが見られて、面白いと思うよ!」とおすすめがあり、お店の名前まで調べてくださったのでした(場所はわかるんだけど、名前が分からなかったらしい。そういうこと、確かにありますね)。都田建設という会社がプロデュースしているお店だそうで、小さなお店が同じ通りにいくつか並んでいるスタイル。マリメッコのファブリックを使った商品をたくさん集めたお店、カーテン?のお店、雑貨を集めたメインのお店、ヴィンテージの北欧食器を展示しているお店など。こうしたプロダクトを見ると、こういうグッズも良いなとアイテムのアイデアの点でもとても勉強になります。

山内さんから教えていただいて、一瞬、型染めとマリメッコ?と思ったけれど、共通点があるように思います。最近、布のデザインの仕事で絵を考えたりもしているので、北欧に限らずにいろいろな外国のファブリックのデザインを集めた本なども見たりしますが、ぼくがグッとくる好きなものは、シンプルで明快で美しいもの。それは山内さんの型染めに通じるものがあるなあと静岡から帰ってからも思い出したりしています。みんな手仕事はつながっているのだと思います。「これが好き」というものをハッキリと持つことはとても大事だと思っているけれど、同時に他のものもたくさん見るという事も、またとても大事だと思っています。そもそも、人の手がつくるものが持つ本質は同じだろうから。それを、どう組み合わせるかということがモノづくりではないかなあと思っています。

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三保の松原/静岡 [コラム]


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静岡の旅の続き、今回でラスト。城北工房のそのすぐ近くの住宅地にあり、以前からネット上でいろいろお話させていただいていたおなじみのお店「うつわ暮らしの道具 テクラ」さんへ。店主の宮入さんご夫婦にもお会いでき、お店に伺えて良かったです。ちょうど、安達健さん、岩田智子さんの器の展示が開催されていて楽しませていただきました。お店は新しくとてもきれいなギャラリーでした。

宮入さんとは、いつかインスタグラム(だったかな?)でつながり、それ以来ぼくの作品や民藝の記事などもいつも見て下さってコメントし合ったりしていました。先日は石川昌浩さん+井上尚之さんの二人展で東京の学芸大学でバッタリ宮入さんにお会いできたところ。今回は奥様にも初めてお会いできて良かったです。おみやげに(ぼくがとても好みの雰囲気の)お菓子までいただいてしまい、楽しみに頂いています。こういうのがさりげなくて一番心がこもったプレゼントだなとぼくは思います。宮入さん、どうもありがとうございます。

その後、三保の松原と日本平へ。三保の松原という場所は、砂浜と松と海。日本の美しい風景がそのまま残る場所です。とても美しかった。いつもタイムテーブルな旅になってしまい、こういう名所を見る時間がないことが多いですが、今回は少しでも時間がとれて良かったです。

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宮入さんにいただいたお菓子。デザインもバッチリ。

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城北工房を訪ねる/静岡市葵区 [民藝・手仕事・古道具]


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うずらのモチーフで、とても好きなデザイン。お父様の作品だそう。

静岡の旅の続き。静岡市葵区に訪ねてみたかった「城北工房」があります。大橋俊之さんが型染めの仕事をされています。この日はお休みのところ、ご対応くださいました。まず部屋へ上げていただきましたが、その部屋が世界の民芸がいろいろと置かれてたとても素敵な部屋でした。玄関からつながる工房を見学させていただくと、タテ長の空間。布は長い寸法のものなので、奥行きのあるスペースが必要なのですね。大橋さんが糊を塗る作業の実演までしてくださいました。お父様の代は、屋号の家紋やのれんを染めたりする仕事をされていたそうですが、今は大橋さんが現代の生活に合ったデザインを考え、布を染めて商品をつくられています。大橋さんはムサビの先輩だということもわかり(工芸工業デザイン科と思われます、ぼくは建築)うれしくなりました。お父様の作品も含め、いろいろ見せていただいたのですが(いろいろ引っぱりだしてスミマセン・・)、いくつかとても気に入って買わせていただきました。部屋に飾られていた下の写真の大きな太陽?のような花のような文様は、お父様の作品だそうで、とても印象に残りました。この作品、少しずつずらして回転させながら染めたものだそうです。布を染めるということは、描くということよりもシンプルでマットな表現になるところが、なんだか切り絵とも共通していて、だから自分も惹かれるのかもしれません。ぼくも自分で何か染めてみたら、大橋さんにまたお会いしに工房へおじゃましたいです。

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最初のうずらとともに買わせていただいた壁掛け。
これは大橋さんのデザインで、とてもモダンなデザインで好きです。

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お父様の作品だという、太陽のような花のような文様。
これはとても印象に残りました。部屋の雰囲気を作り出していました。

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イエラ・マリ展/板橋区立美術館 [美術・デザイン探訪]


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「イエラ・マリ展 - 字のない絵本の世界」を見に久しぶりに板橋区立美術館へ。イエラ・マリはイタリアの絵本作家でありデザイナー。何冊か持っていて知っていて、文字の無い絵本の人というイメージでしたが、それをもう少し深く理解できた気がします。とても静かで独特の空気が流れるこの人の絵本は、子ども向けというより、大人が楽しめるものかもしれません。文字が無いことで、より話の内容も際立っているように思いました。絵について見てみると、繊細で、かなりデザインされた絵だと感じました。計算されつくされたレイアウト、線、調子、色合い。動物など顔の表情も決して笑っていない、媚びていない。けれど、冷たい感じとも違う。とても不思議ですが引き込まれる絵本の世界です。ロビーのところには、イエラ・マリ以外の「文字の無い絵本」が集められていて、これも楽しめました。この中で最近出たものでも良いなあと思うまったく知らなかった絵本作家のものもあり、良い勉強になりました。板橋区立美術館へは以前もブルーノ・ムナーリ展を観に行きました。良い展示をやっていてもう少し近ければ良いなあと。

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アトリエぬいやさんの工房を訪ねる [民藝・手仕事・古道具]


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アトリエぬいやさんのお店で布などを買わせていただいて帰ろうとしたら、山内さんが「工房も見て行く?」と誘ってくださってもちろん「行きます!」と答えたぼくたち。そう、通常はお断りされていると事前に問い合わせたときにお返事をいただいていたので、見せていただけるとは思っていませんでした。工房はお店からは結構離れている別な場所にあります。

工房へおじゃますると、山内さんは型染めの実際の道具や使い方、何を作るために手づくりした道具なのかなど、実際に制作現場で教えて下さいました。なんとなくイメージができるような気がしました。また、制作者としての現実的なアドバイスなどもあり、ためになります。工房の中は宝の山のようで、型染めの道具以外にも楽しいものがたくさんあり、ずっと見ていても飽きません。旅の中でこうした時間を過ごせることはとても貴重です。山内さんありがとうございました。ぼくたちは、ぜひまた伺いたい!と思ったのでした。布を染めるということに、素直に感動しました。

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山内武志さん。

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アトリエぬいやで世界の民芸に出会う [民藝・手仕事・古道具]


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昨日の続きです。浜松の「アトリエぬいや」さんには「世界の民芸」も結構あったのです。(ぼくにとって)良いものが「普通に」置かれていたのです。そのことは大阪のひふみ民藝店の川見さんからもインスタで教えてもらっていたので楽しみにしていましたが、こんな好きなものに出会えるとは。

お店に入ってまず見つけたのが、グレーの牛。「あっ?いた!!!」という感じか。インドかな、メキシコかな?と思って聞いてみると、山内さんも「これはどこの国かなあ?」とおっしゃっていて結局わかりませんが、良い表情と素朴でなんとも良い形。

そして、もうひとつの茶色い牛。これ、お店の2階、分かりづらい場所にひっそりとあって、ぼくも分かっていなかったのですが、妻が見つけて「これ好きでしょ?」と。ぼくはいつも、結構そういうことがあるんですよね!妻に感謝。そして、これもどこの国のものか分からないのです。この感じから、イタリア?スペイン?とかでしょうか?どちらも結構古そうです。きっと、お店にずっと長い間置かれていて、誰も買わなかったものなんでしょう。昔はもっといっぱいあったと、山内さんがおっしゃってました。布は迷いつつ選びましたが、この2つは即決。長さ、13センチほどのちょうど良い大きさ。飾る場所が無いので棚を作らねばなりません。

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アトリエぬいや/静岡県浜松市 [民藝・手仕事・古道具]


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お店の2階

芹沢銈介美術館のあとは、車を走らせて浜松へ。今回も結果としては割とタイムテーブルで時間に余裕の無い旅になってしまいましたが、それもまた我が家の運命。浜松で行きたかったお店は「アトリエぬいや」さん。この日は型染め作家の山内武志さんがちょうどお店にいらっしゃる日と伺っていたのです。お店へ着くと2時半頃だったのですが、そのとき、ちょうど山内さんがいらしてお店を開けて下さったのです。なんというタイミング。遅くなった!と思ったのですが実はちょうど良かったという。

なんと山内さんの愛犬が亡くなったとのことで、いろいろ大変だったところ、ご親切にしていただきました。とてもあたたかい方で、ぼくも事前に型染めのことを聞きたいとメールでもお伝えしていたのでいろいろな角度から、型染めの技法や考えを教えて下さいました。とは言っても、ぼくはまだ実際に型染めをやっていないので、分からない部分もありましたが・・・とてもありがたく楽しい時間でした。売られている布はほとんど山内さんデザインによるもの。バッグやのれん、多数の種類が揃う手ぬぐい。とても潔い大らかなデザインが踊っているような山内さんの布。お人柄がよく出ているなあと感じられ、とても素敵な手仕事でした。いくつも欲しいものがありましたが、我が家が買ったのはテーブルクロスに丁度良い布を2枚、デスクの椅子に敷く椅子敷き用座布団、手ぬぐいです。どれも気に入っています。のれんも今度行ったら買いたいと思いました。

山内さんは芹沢銈介のお弟子さん。昔、パリで芹沢銈介の展覧会が開催されたときも、会場設営などバッチリ仕事されたという方なのでした。そのエピソードなどもお話してくださいました。また、やはりいろいろなものを幅広く見ているからこそ、こうした大らかなデザインができるのだと思いました。山内さんの口から何度も北欧フィンランドの「マリメッコ」という言葉が出てくる事もまったくぼくにとっては意外ではなく、やはり北欧も日本も手仕事の感覚では確かにつながっている。失礼ながら、あんなに気取らない素朴な山内さんのような方がとびきり大胆でカッコいいテキスタイルを生み出している事がなんてカッコいいのだろうと思います。薄っぺらいイマドキ感あふれるようなものとは、明らかに違う深みがあります。とても勉強になりました。

そしてなんと!このアトリエぬいやさん、世界の民芸品も少し扱っていて、まさにぼくが欲しいものが普通に居たのです。そのお話は、次回にしましょう。布と世界の民芸と両方見られるとは最高です。

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これは、我が家が買ったテーブルクロス。楽しい三角形のパターン。

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